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ネットワークの出入口で通信を検査して、不正な通信や不要な通信を遮断する仕組み。家や会社の『門番』にあたる役割を担う。
詳しい解説
ファイアウォールは、ネットワーク同士の境界(家庭なら『自宅LAN』と『インターネット』の間)に設置し、通過する通信を検査・制御する仕組みです。名前の由来は建物間の延焼を防ぐ『防火壁』で、不要な通信や不正なアクセスを遮断して、内部のネットワークを守る役割を果たします。
動作は主に3層で行われます。①パケットフィルタリング: 送信元/宛先のIPアドレス、ポート番号、プロトコルを見て許可・拒否を判断。②ステートフルインスペクション: 過去の通信の流れを記憶し、『内側から始めた通信への応答は許可、外側からの一方的な通信は拒否』といった賢い判断を行う。③アプリケーション層フィルタリング: 通信内容を見て、特定のアプリやURLをブロックする。
設置場所は3種類あり、①ルーター内蔵型: 家庭用Wi-Fiルーターに標準装備されている。②ソフトウェア型: Windows Defender ファイアウォール、macOSのファイアウォール等、OS内蔵。③ハードウェア型: 企業で使われる専用機器で、FortiGate・Palo Alto等が有名。家庭用途では①と②の組み合わせで通常は十分です。
Windows Defender ファイアウォールはデフォルトで有効になっており、アプリが初めてネットワークを使う時に『このアプリに通信を許可しますか』と確認ダイアログを出します。うっかり『許可しない』を選んだアプリが繋がらない場合は、『設定 → プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護』から見直します。
企業環境ではさらに高度な『次世代ファイアウォール(NGFW)』が使われ、アンチウイルス・侵入検知・アプリケーション制御・Webフィルタリングなどが統合されています。ただしこれらを有効化すると通信の検査処理が増えるため、回線速度に若干の影響が出ます。
自宅で動画配信サーバーを立てようと考えた場面を想像してください。単に設置しただけでは外部からアクセスできません。ルーターのファイアウォールが『外から家に入ってくる通信は原則すべてブロック』という設定になっているためです。特定のポート(例: 8080)だけ許可する設定(ポート開放)を加えて初めて、インターネット越しに自宅サーバーへ接続できるようになります。門番に『この荷物だけ通していい』と指示するイメージです。
別の呼び方
FW
防火壁
パケットフィルタ
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