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インターネット上に暗号化された仮想の専用通信路を作る技術。社内ネットへのリモート接続や公共Wi-Fiでの通信保護に使う。
詳しい解説
VPNは「Virtual Private Network(仮想専用線)」の略で、インターネットという公共の通信網の上に、暗号化された専用トンネルを作って安全に通信する技術です。物理的に専用線を引く代わりに、ソフトウェア的に『仮想の専用線』を実現するため、コストをかけずに高いセキュリティを確保できます。
主な用途は3つあります。①リモートワーク: 自宅から会社のネットワークに接続し、社内サーバーやファイルサーバーにアクセスする。②拠点間接続: 本社と支社のネットワークを繋ぎ、1つの大きなLANのように扱う。③プライバシー保護: 公共Wi-Fiで通信を暗号化し、通信内容や閲覧履歴を第三者から守る。④地域制限回避: 海外から日本のサービス、または日本から海外コンテンツへのアクセス。
仕組みは『カプセル化』と『暗号化』の組み合わせです。通信データを暗号化して別のパケットの中に入れ、VPNサーバー経由でインターネットに送り出します。第三者から見ると、宛先や通信内容は暗号化されていて読めず、VPNサーバーとの通信しか見えません。主な方式にはIPsec、SSL/TLS、WireGuard、OpenVPNなどがあり、最近はWireGuardが速度・軽さで人気です。
VPNサービスの種類は大きく2つで、①企業VPN(会社が設置する社内ネット用)、②コマーシャルVPN(NordVPN・ExpressVPN・SurfsharkなどMassサービス)があります。後者は年額数千円で数十カ国のサーバーを使え、動画配信の地域制限回避にも使われます。
注意点として、VPNを通すと通信は一旦VPNサーバーを経由するため、レイテンシが増え、速度が落ちる傾向があります。また、無料VPNは運営者が通信ログを記録・販売するリスクがあり、プライバシー保護目的で使うならむしろ逆効果になる場合があります。信頼できる有料サービスを選ぶのが無難です。
カフェの無料Wi-Fiで仕事をする場面を想像してください。通常、このWi-Fiでログイン情報やメール内容は、同じカフェの他の利用者から技術的には見える可能性があります。VPNアプリを起動すると、スマホからVPNサーバーまで暗号化トンネルが張られ、以降の通信はすべてそのトンネル内を通るため、カフェ店員や隣席の誰からも見えない状態で安全に仕事が続けられます。
別の呼び方
仮想専用線
VPN接続
トンネリング
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