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WPA2の後継となる最新のWi-Fi暗号化規格。パスワードが短くても解読されにくい強化された保護を持つ。
詳しい解説
WPA3は、2018年にWi-Fi Allianceが発表した最新のWi-Fi暗号化規格です。長年使われてきたWPA2で見つかった脆弱性を改善し、家庭でも企業でもより強固な通信保護を実現します。
大きな進化点は『SAE(Simultaneous Authentication of Equals)』という新しい認証方式の採用です。これにより、たとえ弱いパスワード(短い・単純な文字列)を使っていても、オフラインでの総当たり攻撃が実質的に不可能になりました。WPA2時代はパスワードを事前にキャプチャされると、あとから時間をかけて解読される懸念がありましたが、WPA3ではこの攻撃手法が通用しません。
さらに『個別データ暗号化』機能により、公共Wi-Fi(カフェ・空港など)で同じネットワークに繋がっている他のユーザーからも通信内容が守られます。従来はパスワードが共通なら他人の通信を覗ける余地がありましたが、WPA3ではユーザーごとに独立した暗号キーが使われるため、この問題が解消されています。
使うためにはルーターとクライアント機器の両方がWPA3対応している必要があります。iPhone 11以降、Android 10以降、Windows 10/11の最新版などは対応済みですが、古い機器は対応していないため、多くのルーターは『WPA2/WPA3 混合モード』を搭載し、段階的な移行を可能にしています。
設定はルーター管理画面の『暗号化モード』で選ぶだけです。対応機器が揃っているなら『WPA3-Personal』、古い機器も混在するなら『WPA2/WPA3 混合』を選ぶのが実用的な判断になります。
新築の家で最新のWi-Fi 6ルーターを購入したとします。管理画面で暗号化方式に『WPA3-Personal』を選ぶと、スマホ・ノートパソコン・スマートスピーカーすべての通信がより強固に保護されます。ただしゲーム機や古いタブレットがつながらない場合は、混合モードに切り替えれば旧機器も対応機器と共存しつつ、それぞれ最適な保護レベルで通信できます。
別の呼び方
WPA3-Personal
最新Wi-Fi暗号化
SAE認証
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