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作業状態をメモリに保持したまま低電力待機する電源モード。短時間の中断時に高速復帰できる。
詳しい解説
スリープモードは、PCを使わないときに作業状態をメモリ(RAM)に保持したまま、他のハードウェアの電源を切って消費電力を大幅に下げる電源管理モードです。終了・再起動とは異なり、開いているアプリやドキュメントはそのままで、マウスやキー操作で数秒以内に元の画面に復帰できます。短い中断に最適です。
仕組みは次のとおりです。①CPU・ディスク・ディスプレイ等の電源をオフ、②RAMに最低限の電力を供給し続けて現在の作業状態を保持、③LEDやキーボード入力だけ反応できる状態を維持、④キー入力や電源ボタン操作で即時に全体電源をオンに戻す、という流れです。消費電力は通常動作の1〜5%程度で、ノートPCのバッテリーでも数日以上持ちます。
スリープへの入り方は複数あります。①スタートメニュー→電源→スリープ、②ノートPCの蓋を閉じる、③一定時間操作がない場合に自動スリープ、④電源ボタンを軽く押す(設定による)、⑤キーボードの『ファンクションキー + Sleepキー』。設定は『設定 → システム → 電源とバッテリー → 画面とスリープ』で変更可能です。
スリープ中にバッテリーが切れるとメモリ内のデータは失われます。これを防ぐためにWindowsには『ハイブリッドスリープ』機能があり、スリープ時にRAMの内容をストレージにも書き出しておくことで、バッテリー切れでも作業状態を保持できます。デスクトップPCでは標準有効、ノートPCではデフォルト無効の機種もあります。
『休止状態』との違いが混同されやすいです。スリープは『メモリに保持、電力を少量使用、復帰高速(数秒)』、休止状態は『ストレージに保存、電力ゼロ、復帰遅め(20〜60秒)』という関係です。短時間ならスリープ、長期間使わないなら休止状態、というのが使い分けの基本になります。
トラブルで多いのは『スリープから復帰しない』『勝手にスリープが解除される』問題です。前者はドライバー不具合やBIOS設定、後者はネットワークアダプタ・マウスの感度設定・タスクスケジューラの自動起動などが原因で、`powercfg /lastwake` コマンドで直近のスリープ解除原因を調べられます。
昼食で1時間席を外す場面を想像してください。Wordでレポートを書いている途中なので、スタートメニューから『スリープ』を選ぶと画面が暗くなり、PCはほぼ電力を使わず待機します。戻ってきてマウスを動かすと2〜3秒でログイン画面が表示され、ログイン後はWordもそのままの状態で残っています。毎回PCを終了して立ち上げ直すより、作業効率が格段に上がります。
別の呼び方
sleep
省電力モード
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