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原則として読み出し専用のメモリ。電源を切っても内容が消えず、機器の起動用プログラム等を保存する。
詳しい解説
ROMは『Read Only Memory(読み出し専用メモリ)』の略で、書き込まれた内容を原則そのままで保持し続けるメモリの総称です。RAMが『電源を切ると消える作業用メモリ』であるのに対し、ROMは『電源を切っても残る記憶領域』として機能します。コンピューターの起動プログラム、ゲームカセット、家電の制御プログラムなど、変更されない情報を格納するために使われてきました。
厳密な意味でのROMは工場出荷時に内容が焼き付けられて後から書き換えできないものを指しますが、現代では『書き換え可能なROM』が一般化しており、EEPROMやフラッシュメモリもROMの一種として扱われます。スマホの『ROM 128GB』という表記はこのフラッシュメモリ容量を指しており、厳密にはストレージ容量と同義で使われています。日本のスマホ業界で定着した独自の呼び方で、海外では『Storage』と表記されるのが一般的です。
身近な用途は次のとおりです。①BIOS/UEFI: パソコン起動時の初期化プログラム、②ファームウェア: ルーター・プリンタ・テレビ等の制御プログラム、③スマホ内蔵ストレージ: iPhoneの『256GB』『512GB』等、④ゲーム機のソフト媒体: ファミコン・ゲームボーイ時代のカセットはまさにROM、⑤エミュレーターで使う『ROMファイル』: 往年のゲームのデータをイメージ化したもの。
トラブルとしては、BIOSアップデート中の電源断によるROM破損で起動不可になるケースが最も深刻です。これは『文鎮化(ブリック)』と呼ばれ、メーカー修理でしか直らないことが多いため、BIOSやファームウェア更新は絶対に作業を中断してはならないとされています。
スマホユーザーの間では『内部ROM容量がいっぱい』=ストレージ不足を意味し、写真・アプリ・キャッシュを整理して空き容量を確保する対応が求められます。
スマホを買うとき『RAM 8GB / ROM 256GB』という表記を見かけます。これは『作業用メモリが8GB、データ保存用のストレージが256GB』という意味です。混同しやすいですが、RAMは増えるとアプリの同時起動数が増え、ROMは増えると写真や動画をたくさん保存できる、と覚えれば整理できます。海外サイトでは『ROM』ではなく『Storage』と書かれていることが多い点にも注意が必要です。
別の呼び方
読み出し専用メモリ
内部ストレージ
フラッシュメモリ
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