※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
ハードウェアに組み込まれた基本制御ソフト。ルーターやプリンタ等の機器本体を動かす土台のプログラム。
詳しい解説
ファームウェアは、ハードウェア機器を動かすために内部のROM・フラッシュメモリに書き込まれている基本制御プログラムです。『Firm(固い)+ Software』を合わせた造語で、ハードウェアに近い位置で動作する、比較的書き換えが少ないソフトウェアを指します。OSのように汎用的ではなく、その機器専用に作り込まれているのが特徴です。
身近な例として、Wi-Fiルーター・プリンタ・テレビ・エアコン・スマートスピーカー・ネットワークカメラ・SSD・マザーボードBIOS/UEFIなど、ほぼすべてのデジタル機器にファームウェアが入っています。パソコンのBIOS/UEFIは『マザーボードのファームウェア』と位置づけられ、起動時にCPUやメモリを初期化してOSをロードする役割を担っています。
ファームウェアの更新は、セキュリティ脆弱性の修正・機能追加・バグ修正・対応機器の拡張などを目的に、メーカーから定期的に配布されます。ルーターの更新はKRACK攻撃・VPNFilter等の深刻な脆弱性を防ぐために必須とされ、放置されたルーターは乗っ取り・踏み台化のリスクが高まります。
更新方法は機器によって異なりますが、多くの場合『管理画面にログイン→ファームウェア更新ボタンを押す→数分待つ→自動再起動』という流れです。最新機種では、更新を自動で行う設定(オートアップデート)が用意されており、有効化しておくのが推奨です。
最大の注意点は『更新中の電源切断・ケーブル抜き』です。書き込み中に中断するとファームウェアが破損し、機器が完全に起動不能(ブリック状態)になることがあります。メーカー修理でも直らず買い替えになるケースもあるため、更新中は絶対に機器に触れないことが鉄則です。更新前にバックアップを取れる機器では、事前に設定のエクスポートも推奨されます。
自宅のWi-Fiルーターを買ってから5年間、一度も更新していなかったとします。ある日ニュースで『過去に出荷されたWi-Fiルーターに深刻な脆弱性発覚』と報じられたら、メーカー公式サイトで自分の機種を検索し、管理画面にログインして最新ファームウェアに更新すべきです。更新は通常3〜5分で終わり、終わったらWi-Fiが自動再起動します。この間に電源を切ると文鎮化するので絶対に放置します。
別の呼び方
組み込みソフト
内蔵プログラム
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!