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パソコンやルーターの時計を正確に合わせるための時刻配信サーバー。正しい時刻が通信の基盤になる。
詳しい解説
NTPサーバーは『Network Time Protocol Server』の略で、ネットワーク経由で正確な時刻情報を提供するサーバーのことを指します。パソコン・スマホ・ルーター・IoT機器などは、NTPサーバーに定期的に問い合わせて内蔵時計を同期しており、これにより世界中の端末の時計が数ミリ秒〜数十ミリ秒の精度で揃っています。
仕組みとしては、端末側のNTPクライアントがNTPサーバーに時刻を問い合わせ、往復時間を考慮して補正した正確な時刻を取得します。国際原子時計やGPSをベースにした『Stratum 0』が最上位で、これに繋がる『Stratum 1』以下の階層構造で世界中に時刻が配信されます。日本ではNICT(情報通信研究機構)が提供する『ntp.nict.jp』が有名です。
設定面では、Windowsは『time.windows.com』、Macは『time.apple.com』がデフォルトのNTPサーバーです。ルーター管理画面にも『NTPサーバー設定』があり、プロバイダ推奨のサーバーや『ntp.nict.jp』を指定するのが一般的です。自動同期がオンになっていれば、ユーザーが意識することはほとんどありません。
トラブルで多いのは『時計がずれてSSL証明書エラーが出る』『LINEやメッセージアプリで時刻順がおかしくなる』『オンラインゲームで同期エラーが発生する』です。時刻がずれるとHTTPS通信の証明書検証が失敗するため、Webサイトへのアクセスができなくなることもあります。
対策としては、Windowsなら『設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻 → 今すぐ同期』をクリック、Macなら『システム設定 → 一般 → 日付と時刻』で自動同期を有効にします。ルーターの時計もNTP同期設定を見直すと、ログのタイムスタンプが正確になり、ネットワークトラブルの原因追跡が楽になります。
パソコンを久しぶりに起動したら時計が3年前になっていて、ブラウザを開くと『この接続は安全ではありません』のエラーで何も見られない場面を想像してください。これはSSL証明書の有効期限チェックが時刻ずれで失敗しているためです。『設定 → 時刻と言語 → 今すぐ同期』で最新のNTPサーバーに合わせると、証明書エラーが消えて通常通りWeb閲覧ができるようになります。正しい時刻が通信の前提になっていることがよく分かる一例です。
別の呼び方
時刻同期サーバー
Network Time Protocol
NTP
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