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App Tracking Transparency

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iPhone・iOS

読みアップトラッキングトランスパレンシー
英語App Tracking Transparency (ATT)

💡 ひとことで言うと

アプリが広告目的でユーザーを追跡する際、ユーザーに許可を求めるiOSの仕組み。許可・拒否を個別に選べる。

詳しい解説

App Tracking Transparency(ATT、アプリ追跡透明性)は、iOS 14.5から導入されたプライバシー保護機能です。アプリがユーザーの行動を他社アプリやWebサイトをまたいで追跡する前に、『このアプリにあなたの情報を追跡させてもよいですか』という確認ダイアログを表示し、ユーザーが明示的に許可したときのみ追跡を許す仕組みです。

『追跡』の定義は、①他社アプリや他社Webサイトでのユーザー行動を、広告配信や広告効果測定のために結びつけること、②ユーザーデータをデータブローカーに売却すること、と定められています。位置情報取得や認証用途はこの定義に含まれません。

技術的には、iPhone固有の広告識別子(IDFA = Identifier for Advertisers)へのアクセス権限の開放・非開放として実装されています。ATTで『追跡を許可しない』を選ぶと、アプリはIDFAを取得できず、特定個人の行動をクロスアプリでひも付けるのが実質的に不可能になります。

ユーザーメリットは、①広告のしつこい追従が激減、②検索した商品が別アプリで延々と出てくる現象の緩和、③データ売買への不安解消、などです。一方で、広告業界には大きな影響があり、Meta(旧Facebook)はATT導入の影響で年間100億ドル規模の売上減と公表しました。

設定は、①個別アプリで確認が出た時点で許可・拒否、②『設定 → プライバシーとセキュリティ → トラッキング』で全アプリ一覧から個別にON/OFF切り替え、③『アプリからの追跡要求を許可』をOFFにして一括でブロック、の3通りがあります。

関連してiOS 17以降では、『App Privacy Report』でどのアプリがどの権限(位置情報・連絡先・カメラ等)を実際に使ったか、どのドメインに通信したかを確認でき、プライバシー意識の高いユーザーに重宝されています。

📘 具体的な場面

フリマアプリで靴を検索した翌日、SNSを開くと靴の広告ばかり出る現象を見たことがある人は多いでしょう。これは広告識別子でフリマアプリとSNSアプリの行動が紐づいているためです。ATTダイアログで『追跡を許可しない』を選ぶと、こうしたクロスアプリの追従広告が大幅に減り、スマホ体験がすっきりします。

別の呼び方

ATT
追跡の許可
トラッキング許可要求

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