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【2026年最新版】Pixel Watch 3の脈拍消失検知(Loss of Pulse Detection)が起動しない対処法【完全ガイド】
Pixel Watch 3に搭載された「Loss of Pulse Detection(脈拍消失検知/LoP検知)」は、心停止を疑う状況をスマートウォッチが自動検知し、緊急通報サービスへ自動発信するという画期的な救命機能です。しかし「設定画面に項目が表示されない」「オンにしたのに起動メッセージが出ない」「米国で買ったのに日本で動かない」など、地域・OSバージョン・アカウント設定に依存した起動失敗が多発しています。
本記事ではPixel Watch 3のLoP検知機能について、提供地域の最新ステータス、Personal Safety設定、緊急SOSとの連携、装着検出センサーのキャリブレーション方法までを徹底的に解説します。

この記事でわかること
- LoP検知の仕組みと作動条件
- EU・米国・日本での提供状況の違い
- 機能を有効化するための正しい手順
- 起動しない時にチェックすべき7つのポイント
- 装着検出センサーの精度を高める装着方法
- 緊急SOS連携と通報先のカスタマイズ
Loss of Pulse Detectionの基礎解説
機能の概要
LoP検知は、Pixel Watch 3の光学式心拍センサーと加速度センサーを組み合わせ、ユーザーの脈拍が突然消失した場合(心停止の可能性)に自動で異変を検知する機能です。検知後はバイブレーションとアラーム音で本人に通知し、30秒間反応がなければ自動で緊急通報(日本では119)へ発信します。
作動の流れ
- 光学式心拍センサーが脈拍を継続的にモニタリング
- 脈拍が検出できない状態が一定時間継続
- 加速度センサーでユーザーの動きの有無を判定
- 「動いていない+脈なし」と判定された場合に警告
- 30秒のカウントダウン後、自動通報
地域別の提供状況(2026年4月時点)
- EU圏(フランス・ドイツ・イタリア・スペイン等14か国):CEマーキング医療機器認証を取得済み。2024年10月から提供中。
- 米国:FDA「De Novo」認可を2025年に取得し、2026年初頭から段階的に提供開始。
- 日本:厚生労働省の医療機器認証申請中。2026年内の提供を目指しているがまだ正式提供ではない。
- カナダ・オーストラリア・英国:2025年中に順次提供開始。
このため「設定画面に項目がない」場合、その多くは技術的な問題ではなく、お住まいの地域・Googleアカウントのリージョン設定に基づく非対応であるケースが大半です。

詳細な対処法
対処法1:Wear OSとPixel Watch本体ファームウェアを最新化
LoP検知は、Wear OS 5.1以降、Pixel Watch本体ファームウェアWXBR.241101.026以降で有効化されます。
- Pixel WatchのSettings→System→System update
- 「最新です」と表示されるまで更新を繰り返す
- ペアリングしたAndroidスマホでもWear OSアプリを最新化
- 充電中に1時間以上放置(背景アップデートのため)
対処法2:Personal Safetyアプリで機能を有効化
LoP検知は単体機能ではなく、Googleの「Personal Safety」アプリ経由で有効化します。
- スマホで「Personal Safety」アプリを開く(Pixel端末にプリインストール、他Androidは Play ストアから入手)
- 「Pixel Watch」→「Loss of Pulse Detection」を選択
- 「Set up」をタップ
- 同意画面で「I agree」
- 緊急連絡先と通報先電話番号を確認
- テスト通報をシミュレーション(実際には発信されません)
対処法3:Googleアカウントの地域設定を確認
LoP検知は、Googleアカウントの「住所/地域」が対応国に設定されていないとアクティベートできません。日本アカウントのまま海外モデルを使っても表示されません。
- myaccount.google.comにアクセス
- 「個人情報」→「住所」
- 提供対応国(例:France)に変更
- Pixel Watchを再起動
ただしアカウント地域変更はGoogle Pay・Play ストアの利用にも影響します。サブアカウントを作成して切り替える方法が安全です。
対処法4:装着検出センサーのキャリブレーション
LoP検知は脈拍を継続的に検出している必要があるため、装着が緩いと「常に脈なし」と誤検知してしまい、機能そのものを安全のため停止します。
- バンドはきつすぎず緩すぎず、指1本分の余裕
- 手首の骨(尺骨頭)から指1本分上の位置で装着
- タトゥー部位は避ける(光学センサーが脈拍を検出できない)
- 毛深い場合は装着位置を調整
- 金属アレルギー対策のシリコンバンドが推奨
対処法5:省電力モード・Bedtimeモードを解除
バッテリーセーバーやBedtimeモード(おやすみモード)が有効だと、心拍センサーのサンプリングレートが下がり、LoP検知が一時的に停止します。
- Settings→Battery→Battery Saver→Off
- Settings→Notifications→Bedtime mode→Off
- 常時オン心拍計(Continuous Heart Rate)→On
対処法6:緊急SOS設定の確認
LoP検知が発火しても、緊急SOS機能がオフだと自動通報できません。両方をペアで有効化する必要があります。
- Pixel Watch本体のSettings→Safety & emergency
- 「Emergency SOS」をオン
- カウントダウン秒数を30秒に設定(推奨)
- 緊急連絡先を最低1人登録
- 「Auto-call emergency services」をオン
対処法7:工場出荷時リセット(最終手段)
上記すべてを試しても起動しない場合、Pixel Watchの設定が破損している可能性があります。
- Pixel Watchを充電器に接続
- Settings→System→Reset
- 「Factory reset」を実行
- 再ペアリング後、LoP検知を最初に有効化

地域別の機能提供状況
| 地域 | 認証ステータス | 提供開始時期 | 通報先 |
|---|---|---|---|
| EU14か国 | CE取得済み | 2024年10月 | 112 |
| 米国 | FDA De Novo | 2026年初頭 | 911 |
| 英国 | UKCA取得済み | 2025年 | 999 |
| 日本 | 申請中 | 2026年内予定 | 119 |
| カナダ | Health Canada承認 | 2025年 | 911 |
装着精度を上げるチェックリスト
| 項目 | 推奨 | 非推奨 |
|---|---|---|
| 装着位置 | 尺骨頭から指1本分上 | 手首の骨に重ねる位置 |
| バンドの締め具合 | 指1本入る程度 | 緩すぎ または きつすぎ |
| センサー面の清掃 | 毎日柔らかい布で拭き取り | 長期間放置で皮脂蓄積 |
| 装着部位の状態 | 素肌に直接 | タトゥー上 または 衣服越し |
| 就寝時 | つけたまま | 外して充電(夜間検知不可) |
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本で買ったPixel Watch 3でLoP検知は使えますか?
2026年4月現在、日本で正式販売されているPixel Watch 3にはLoP検知機能のメニューは表示されません。日本での薬機法認証完了後、ファームウェアアップデート経由で順次有効化される予定です。
Q2. EU版を日本で使えばLoP検知は機能しますか?
機能自体は動作する可能性がありますが、緊急通報先が現地の緊急番号(112等)に設定されたままで、日本の119へ正しく接続されない可能性があります。また自己責任となり保証対象外です。
Q3. Pixel Watch 2でもLoP検知は使えますか?
使えません。LoP検知はPixel Watch 3の新しい光学センサーと専用機械学習モデルに依存しており、Pixel Watch 2/初代へは提供されません。
Q4. Fitbit Premiumは必要ですか?
不要です。LoP検知はPixel Watchの基本機能として提供され、Fitbit Premiumへの加入は必須ではありません。
Q5. 誤検知で勝手に119へ通報されたらどうすれば?
30秒のカウントダウン中に画面の「キャンセル」をタップすれば通報は中止されます。すでに発信された場合は、通信指令員に「Pixel Watchの誤検知で大丈夫です」と伝えてください。
Q6. バッテリー消費は増えますか?
常時心拍計が必須となるため、約10〜15%のバッテリー消費増が見込まれます。Pixel Watch 3の通常持続時間36時間が30時間程度になります。
Q7. Galaxy Watch・Apple Watchにも同様の機能はありますか?
Apple Watchは「転倒検出」「不整脈通知」を提供していますが、心停止を直接検知するLoP相当機能は2026年4月時点でPixel Watch 3のみです。
まとめ
Pixel Watch 3のLoss of Pulse Detectionは、心停止という最悪の事態から命を救う可能性を持つ、現状もっとも先進的なスマートウォッチ救命機能です。一方で、認証取得状況の地域差、Personal Safetyアプリの設定不備、装着方法の問題など、起動しない要因は多岐にわたります。
EU圏ユーザーは設定の見直しで即時利用可能、米国ユーザーは2026年の段階的提供を待つ形となり、日本ユーザーは厚労省認証の完了を待つ必要があります。提供開始までの間も、装着精度の最適化・Wear OS最新化・緊急SOSの並行設定を進めておけば、認証完了とほぼ同時に機能が使えるようになります。家族や大切な人を守るためにも、本記事のチェックリストを実行し、Pixel Watch 3を「日常的な健康モニタ」から「命を守るデバイス」へ進化させましょう。
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