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【2026年最新版】AndroidのデュアルSIM・eSIM設定完全ガイド
AndroidスマートフォンでもeSIM(電子SIM)の普及が急速に進んでいます。2026年現在、Pixel・Galaxy・Xperiaなどの主要機種はeSIMに標準対応しており、物理SIMカードの差し替えなしに回線を追加・切り替えできるようになりました。
仕事用とプライベート用の番号を1台で管理したい、海外旅行中に現地の格安データSIMを使いたい——そんなニーズに応えるのがデュアルSIM機能です。本記事ではAndroidのeSIM対応状況から設定手順、活用シーンまで詳しく解説します。

- AndroidのeSIM対応機種(Pixel・Galaxy・Xperia等)
- eSIM追加方法(QRコード・キャリアアプリ)
- デュアルSIM管理(データ通話の回線設定)
- eSIMと物理SIMの切り替え手順
- 海外旅行での海外eSIM活用方法
- トラブル解決と注意点
AndroidのeSIM基礎知識
eSIMとは
eSIM(Embedded SIM)はスマートフォンの基板に組み込まれた電子SIMです。物理的なSIMカードの代わりに、通信キャリアのプロファイルをデータとしてダウンロードして使用します。
| 比較項目 | 物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 契約手続き | 店頭またはカード郵送 | オンラインのみで完結 |
| 有効化時間 | カード到着後すぐ | 数分〜数時間 |
| 複数プラン保存 | 不可(カード1枚のみ) | 複数保存・切り替え可能 |
| 海外利用 | 現地SIMに差し替え | 渡航前にDLして即利用 |
AndroidのデュアルSIM構成パターン
Androidのデュアル構成は機種によって異なります。
- eSIM + 物理SIM:SIMトレイが1つあり、eSIMも利用できる(多くのミッドレンジ機種)
- eSIM × 2:物理SIMスロットなし、eSIM2回線のみ(Pixel 9シリーズなど最新フラグシップ)
- 物理SIM × 2:eSIM非対応でSIMトレイが2基(一部の廉価機種)
eSIM対応機種(2026年現在)
Google Pixel
| 機種 | eSIM対応 | デュアルSIM構成 |
|---|---|---|
| Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL | ◎ | eSIM×2(物理SIMなし) |
| Pixel 8 / 8 Pro | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Pixel 7 / 7 Pro | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Pixel 6 / 6 Pro | ◎ | eSIM + 物理SIM |
Samsung Galaxy
| 機種 | eSIM対応 | デュアルSIM構成 |
|---|---|---|
| Galaxy S25シリーズ | ◎ | eSIM + 物理SIM(またはeSIM×2) |
| Galaxy S24シリーズ | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Galaxy Z Fold / Flip 6 | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Galaxy A54 / A55 | △(国内版のみ対応) | eSIM + 物理SIM |
Sony Xperia
| 機種 | eSIM対応 | デュアルSIM構成 |
|---|---|---|
| Xperia 1 VII / 5 VII | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Xperia 1 VI / 5 VI | ◎ | eSIM + 物理SIM |
| Xperia 10 VI | ◎ | eSIM + 物理SIM |
※ eSIM対応の有無は販売キャリアや販売時期によって異なる場合があります。購入前に必ず確認してください。
eSIMの追加手順(Android共通)
QRコードを使ったeSIM追加(最もよく使う方法)
- キャリアで手続き完了後、QRコードを入手する
- Androidの「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「SIM」をタップ
- 「SIMを追加」または「+」ボタンをタップ
- 「QRコードをスキャン」を選択
- キャリアから受け取ったQRコードをカメラで読み取る
- 「ダウンロード」をタップしてプロファイルを取得
- 有効化の確認画面で「有効にする」をタップ
注意点:QRコードは原則1回しか使用できません。別のデバイスで読み取ってしまったり、失効した場合はキャリアに再発行を依頼してください。

キャリアアプリからのeSIM追加
QRコードなしにアプリ内で完結する方法もあります。
楽天モバイル
- 「my楽天モバイル」アプリを開く
- 「SIM/回線管理」→「SIM管理」→「eSIM」を選択
- 「eSIMをインストール」をタップして有効化
ドコモ(ahamo)
- 「My docomo」アプリまたはahamoのウェブサイトにアクセス
- 「eSIMに変更する」を選択して手続き
- 発行されたQRコードをAndroidで読み取り
ソフトバンク(LINEMO)
- 「My SoftBank」アプリまたはLINEMOサイトにアクセス
- 「SIM変更」→「eSIMへ変更」を選択
- 発行されたeSIM有効化コードを使用
au(UQ mobile)
- 「My au」アプリを開く
- 「SIM管理」→「eSIMを利用する」を選択
- 手続き後のQRコードを読み取り
デュアルSIMの管理設定
データ通信回線の設定
デュアルSIMを利用する場合、データ通信用の回線を1つ選択する必要があります。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 「データ用SIM」をタップ
- 使用する回線を選択
ヒント:容量が大きく料金が安いデータ専用SIMをデータ通信に設定し、通話はメインキャリアの回線を使うという組み合わせが人気です。
通話用SIMの設定
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 「通話用SIM」をタップ
- 通話に使いたい回線を選択、または「発信時に毎回確認する」を選択
SMSの設定
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 「SMS用SIM」をタップ
- SMSの送受信に使用する回線を選択
回線ごとの名前設定
2つの回線を区別しやすくするため、名前(ニックネーム)を設定できます。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 名前を変更したいSIMをタップ
- 「SIM名」をタップして変更(例:「仕事」「プライベート」)
| 設定項目 | 場所(設定アプリ内) |
|---|---|
| データ用SIM | ネットワークとインターネット → SIM → データ用SIM |
| 通話用SIM | ネットワークとインターネット → SIM → 通話用SIM |
| SMS用SIM | ネットワークとインターネット → SIM → SMS用SIM |
| SIM名の変更 | ネットワークとインターネット → SIM → 各SIM → SIM名 |
eSIMの有効化・無効化(切り替え)
eSIMを一時的に無効化する方法
eSIMを削除せずに一時停止したい場合は、無効化を使います。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 無効にしたいeSIMをタップ
- 「SIMを使用する」スイッチをオフにする
再度有効化したいときは、同じ手順でスイッチをオンにするだけです。プロファイルは保持されています。
eSIMの削除方法
不要になったeSIMプロファイルを完全に削除する場合は以下の手順です。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 削除したいeSIMをタップ
- 「削除」または「このSIMを削除」をタップ
- 確認画面で削除を実行
警告:削除したeSIMプロファイルは復元できません。再利用するにはキャリアへの再発行申請が必要になります。

海外旅行での海外eSIM活用
海外eSIMのメリット
海外旅行時に海外eSIMを活用すると、以下のメリットがあります。
- 現地SIMへの差し替えが不要(物理SIMカードのやり取りなし)
- 日本の番号・回線を維持したまま現地データ通信が可能
- 国際ローミング料金よりはるかに安価
- 渡航前にアプリでeSIMを購入・インストール可能
- 空港到着直後からデータ通信が利用できる
海外eSIMサービスの比較
| サービス名 | 対応地域 | 特徴 |
|---|---|---|
| Airalo | 200以上の国・地域 | 世界最大のeSIMマーケット、格安プランが豊富 |
| HolaFly | 100以上の国 | 無制限データプランが人気 |
| esimdb | 世界各国 | 複数サービスの比較が可能 |
| 楽天モバイル(海外ローミング) | 90以上の国・地域 | 楽天回線のまま海外利用、2GB/月無料 |
海外eSIMの設定手順
- 渡航前にAiraloなどのアプリでプランを購入
- 購入完了後、QRコードまたはアプリ内でeSIMをインストール
- 現地到着後、「設定」→「SIM」でデータ通信を海外eSIMに切り替え
- 日本の回線は通話受信用に有効のまま維持
- 帰国後、海外eSIMを削除または無効化して日本回線のみに戻す
機種別の設定画面の違い
Androidはメーカーによってメニュー名や設定画面の場所が異なります。代表的な機種での確認方法を紹介します。
Google Pixel
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」
Samsung Galaxy(One UI)
「設定」→「接続」→「SIMマネージャー」
Sony Xperia
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」
SHARP AQUOS
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
よくあるトラブルと解決策
eSIMのQRコードが読み取れない
- カメラのレンズが汚れていないか確認
- QRコードを画面から読み取る場合は明るさを最大にする
- QRコードから適切な距離を保つ(近すぎてもピントが合わない)
- 手動でアクティベーションコードを入力する方法も試す
eSIM追加後に圏外になる
- 端末を再起動する
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」でeSIMが有効になっているか確認
- 「機内モード」を一度オンにしてからオフにして接続をリセット
- APNの設定が正しいか確認(キャリアのサポートページを参照)
デュアルSIM利用時にデータ通信が遅い
- 「設定」→「SIM」でデータ通信用の回線設定を確認
- 電波が弱い場合は場所を変えてみる
- 両回線を同時に有効にしているとバッテリー消費が増える場合があります
eSIMが認識されなくなった
- 端末を再起動する
- キャリアに問い合わせてeSIMの状態を確認してもらう
- 「設定」→「SIM」でeSIMが一覧に表示されているか確認
FAQ
Q. AndroidでeSIMは何件まで保存できますか?
機種によって異なりますが、多くのAndroid端末では5〜15件のeSIMプロファイルを保存できます。ただし、同時にアクティブにできるのは通常2回線(一部機種では1回線)です。
Q. eSIMを使うとAndroid端末の保証は無効になりますか?
eSIMはメーカーが想定した正規の機能であるため、eSIM利用によって端末の保証が無効になることはありません。ただし、SIMロック解除が必要な場合があります。
Q. デュアルSIMにするとバッテリーの減りは早くなりますか?
2回線を常時受信状態にするため、シングルSIM使用時と比べてバッテリー消費がやや増加します。目安として5〜15%程度の増加とされています。使わない回線は一時無効化することで消費を抑えられます。
Q. 機種変更する際にeSIMはどうなりますか?
eSIMプロファイルは端末固有のものです。機種変更する場合はキャリアでeSIMの再発行手続きが必要です。一部のキャリアはeSIM転送に対応していますが、基本的には再発行が必要と考えておきましょう。
Q. SIMロックがかかっている端末ではeSIMは使えませんか?
SIMロックがかかっている端末では、ロックをかけているキャリアのeSIMしか使用できません。異なるキャリアのeSIMを追加したい場合は、SIMロック解除(総務省の指針により2021年10月以降購入の端末は原則解除済み)が必要です。
まとめ
AndroidのデュアルSIM・eSIM機能は、2026年現在さらに使いやすくなっています。
重要なポイントのおさらい
- Pixel・Galaxy・Xperiaなど主要機種はeSIMに対応
- eSIMの追加は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」から
- キャリアから受け取ったQRコードをスキャンして有効化
- データ通信・通話・SMSで使用する回線をそれぞれ設定できる
- 海外旅行時は海外eSIMを追加して日本回線と併用するのがおすすめ
- 不要なeSIMは一時無効化でプロファイルを保持したまま停止可能
デュアルSIMを活用することで、仕事とプライベートの使い分けや海外旅行のコスト削減など、さまざまなシーンで快適なスマートフォン利用が実現できます。本記事を参考に、ぜひ設定してみてください。
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