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【2026年最新版】Macで特定アプリだけ音が出ない・システム効果音だけ聞こえる対処法【完全ガイド】

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【2026年最新版】Macで特定アプリだけ音が出ない・システム効果音だけ聞こえる対処法【完全ガイド】

macOS 26(Tahoe)を利用していると、「YouTubeの動画は音が出ないのにSpotifyは普通に再生できる」「Safariでは無音なのにシステム効果音やSiriの声は聞こえる」といった、特定アプリだけ音が出ない不具合に遭遇することがあります。一見すると不思議な現象ですが、これはmacOSのオーディオサブシステム(CoreAudio)の内部でアプリごとの出力ルーティングが崩れていたり、アプリ単体のサンドボックス権限が剥奪されているなど、いくつかの原因が重なっていることが多いのです。

本記事では、macOS 26で特定アプリだけ音が出ない、あるいはシステム効果音だけ聞こえる場合に、初心者でも安全に試せる基本的な対処法から、Audio MIDI設定やターミナル操作を含む上級者向けの解決策まで、網羅的に解説します。原因の切り分け方から再発防止まで押さえれば、同様のトラブルに自分で冷静に対処できるようになります。

サウンド出力設定確認

この記事でわかること

  • macOSで特定アプリだけ音が出ない仕組みと主な原因
  • システム設定のサウンド出力を見直す基本手順
  • Audio MIDI設定で出力を正常化する方法
  • ターミナルからcoreaudiodを再起動する上級テクニック
  • アプリのサンドボックス権限を確認する方法
  • アプリ別音量を調整する代替アプリの選び方
  • よくある質問とトラブル再発防止のコツ

基礎解説:なぜ特定アプリだけ音が出ないのか

macOSのオーディオ処理は、CoreAudioと呼ばれるシステム全体を統括するサブシステムと、その中核プロセスであるcoreaudiodが担っています。各アプリはCoreAudioに対して「どの出力デバイスへ音を送るか」「どの音量で再生するか」を申請し、CoreAudioがまとめてスピーカーやヘッドホンなどの物理出力へ流し込む設計です。このどこか一箇所でも情報が崩れると、あるアプリだけ無音になるという現象が発生します。

Windowsのように標準で「アプリ別の音量ミキサー」は搭載されていないため、ユーザー側からは個別アプリの出力状態が見えにくいのもMacならではの特徴です。そのため、症状が出てもどこから手を付けてよいかわからず放置されがちなのです。

特定アプリだけ無音になる代表的な原因

  • システム環境設定の出力先が意図しないデバイスに切り替わっている
  • アプリ側で別の出力デバイス(仮想オーディオなど)を選択している
  • coreaudiodの一時的な不具合でルーティングが壊れている
  • アプリのマイク・オーディオ関連のサンドボックス権限が外れている
  • Bluetoothスピーカーとの接続が不安定
  • macOSアップデート後の設定キャッシュ不整合

対処法1:システム設定の「サウンド」から出力先を確認する

まず確認すべきは、macOSが現在どの出力デバイスに音を送っているかです。画面上部のアップルメニューからシステム設定を開き、左サイドバーのサウンドを選択します。出力タブに並ぶデバイスのうち、実際に使用したいもの(内蔵スピーカー、ヘッドホン、HDMIディスプレイなど)を選んでください。

意図せず「AirPlay」や「仮想オーディオデバイス」が選択されていると、特定アプリだけそちらへ音を流してしまうことがあります。さらに、出力音量スライダーの右にあるミュートがオフになっているかも確認しましょう。システム全体のミュートは解除されていても、サイドバーのアクセシビリティオーディオで別の設定が影響する場合もあります。

アプリ側の出力設定も必ずチェック

動画編集ソフトや配信ツール、一部のブラウザはアプリ独自の出力選択画面を持っています。たとえばDiscordなら設定→音声・ビデオ、Zoomなら設定→オーディオに出力先があり、システム設定と食い違うことがあります。「アプリだけ無音」の多くはここのズレで、出力を「システム既定(System Default)」に戻すだけで直るケースがかなりあります。

対処法2:Audio MIDI設定で出力構成を整える

より踏み込んで確認したい場合は、Launchpadその他Audio MIDI設定(Audio MIDI Setup)を起動します。ここではMacが認識している全オーディオデバイスが一覧表示され、サンプルレート・ビット深度・チャンネル数などを個別に確認できます。

ポイントは以下の3つです。

  1. 使用したいデバイスを右クリックし、このサウンド出力装置を使用を選んでいるか
  2. サンプルレートがアプリと揃っているか(不一致だと一部アプリが無音になることがある)
  3. 「マルチ出力装置(Aggregate Device)」を誤って規定にしていないか
Audio MIDI Setup調整

マルチ出力装置の罠

音を複数デバイスに同時出力できる「マルチ出力装置」は便利な一方で、音量調整やアプリとの相性問題を起こしやすい機能です。意図せず規定出力になっていると、特定アプリだけ無音になる原因になり得ます。Audio MIDI設定の左下の「+」ボタンから作成されたデバイスに覚えがない場合は、削除するか通常の内蔵出力に戻しましょう。

対処法3:ターミナルでcoreaudiodを再起動する

設定上は問題がないのにアプリだけ無音な場合、CoreAudioの中核プロセスであるcoreaudiodが一時的に不調になっている可能性があります。これはMac全体を再起動せずとも、ターミナルから再起動させられます。

Launchpadからターミナルを起動し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

sudo killall coreaudiod

管理者パスワードを求められたら入力します。実行するとコアオーディオが数秒で自動再起動し、各アプリの出力ルーティングが初期化されます。この操作はmacOS内部で日常的に行われるリカバリ手順で、データ破損の心配はありません。ただし、音楽ソフトや配信ソフトを使用中に実行すると途中で音が途切れるため、使っていないタイミングで行うのが安全です。

launchctlでより丁寧に再起動する

killallでうまくいかない場合は、launchdサービスとして明示的に停止・起動する方法もあります。

sudo launchctl kickstart -k system/com.apple.audio.coreaudiod

こちらはlaunchdにプロセス再起動を依頼する形式で、killallより安全と言われます。どちらも効果は同等のため、安心できる方を選んでください。

対処法4:アプリのサンドボックス権限を確認する

macOSではアプリごとにサンドボックス(安全隔離)が設けられており、オーディオへのアクセスにもシステム許可が必要な場合があります。特にApp Store外から導入したアプリ、または最近Rosetta 2経由で起動しているアプリでは、アップデート時に権限がリセットされていることがあります。

システム設定プライバシーとセキュリティマイクオートメーションで、該当アプリに許可が与えられているか確認してください。また、アクセシビリティの権限が出力制御に関わるアプリもあります。

アプリの再インストールで権限を作り直す

権限を与え直しても改善しない場合、いったんアプリを削除して再インストールするとサンドボックスが初期化されます。特にZoom、Microsoft Teams、OBS Studioなど配信・会議系アプリで効果が高い方法です。再インストール後は初回起動時にOSが権限要求ダイアログを出すので、忘れず「許可」をクリックしましょう。

対処法5:アプリ別音量ミキサーを実現するサードパーティアプリ

Windowsの「音量ミキサー」のようにMac単体でアプリごとの音量をコントロールしたい場合は、サードパーティの音声制御ツールを導入するのが近道です。代表的な例は以下のとおりです。

  • BackgroundMusic:オープンソース。アプリ別音量、自動ポーズなどが可能
  • SoundSource(Rogue Amoeba):プロ向け。アプリ別に出力デバイスまで振り分け可能
  • eqMac:イコライザー機能中心だがアプリ別制御もサポート

これらを導入すると、本記事で扱っているような「特定アプリだけ無音」問題が起きた際にも、GUI上で即座にアプリの出力状態を把握・修正できるようになります。

coreaudiod再起動とサンドボックス

対処法の比較表

対処法 難易度 効果が出やすいケース 注意点
システム設定でサウンド出力先を確認 出力先がAirPlay等に切り替わっているケース アプリ個別設定も併せて確認
Audio MIDI設定の見直し サンプルレート不一致またはマルチ出力装置使用時 既定出力を意図しないデバイスにしない
coreaudiodの再起動 設定は正常なのにアプリだけ無音 再生中の音は一瞬途切れる
サンドボックス権限の再許可 アップデート直後に症状が出た場合 プライバシー設定の複数項目を確認
サードパーティアプリ導入 アプリ別の細かな音量制御をしたい 有料または常駐が必要

それでも直らない場合の追加チェック

  1. NVRAM/PRAMリセット(Intel Mac):起動時にCommand+Option+P+Rを長押し
  2. SMCリセット(Intel Mac):シャットダウン後に電源+Shift+Control+Option
  3. セーフモードで起動(Apple Silicon/Intel):キャッシュの自動修復に有効
  4. 別のユーザーアカウントで検証:設定ファイル破損かユーザー環境依存かを切り分け
  5. macOSアップデート確認:バグフィックスが配信されていないか

とくにユーザーアカウント切替で症状が消える場合は、ユーザーフォルダ内の~/Library/Preferences/配下にある音声関連plist(com.apple.audio.AudioMIDISetup.plistなど)を退避してリフレッシュすると直ることがあります。

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FAQ:よくある質問

Q1. システム効果音だけ聞こえるのに、YouTubeだけ無音です。

多くの場合はブラウザのタブミュート、もしくはブラウザ単体の出力設定が別デバイスになっています。タブのスピーカーアイコンを右クリックしてこのサイトのミュート解除を確認し、Chrome/Safariのサイト設定から音声許可を有効化してください。

Q2. Bluetoothイヤホン使用時だけアプリごとに音が切り替わりません。

macOS 26ではBluetoothコーデックによって音質と遅延が変化し、一部アプリ(特にゲーム)が受け付けない組み合わせがあります。Audio MIDI設定でサンプルレートを48kHzに固定する、もしくは一度ペアリングを解除して再設定する方法を試してください。

Q3. Logicなど音楽制作アプリだけ音が出ません。

DAW(音楽制作ソフト)は独自のオーディオエンジンを持つため、アプリ内の環境設定でオーディオ入出力を指定する必要があります。内蔵出力に変更し、サンプルレートもシステム設定と合わせてください。

Q4. 一度直っても再発します。

再発の典型パターンはスリープ復帰時、Bluetooth接続変更時、macOSアップデート後の3つです。再発頻度が高い場合は、常駐型のBackgroundMusicを導入しておくと復旧が格段に早くなります。

Q5. ターミナルコマンドは安全ですか?

本記事で紹介したsudo killall coreaudiodlaunchctl kickstartは、アップルが公式ドキュメントでもトラブルシュートの一環として言及している標準的な手順です。データやファイルに影響はなく、万が一失敗してもMacを再起動すれば元の状態に戻ります。

まとめ

Macで特定アプリだけ音が出ない、あるいはシステム効果音だけ聞こえるというトラブルは、一見すると原因不明に感じますが、実際はオーディオルーティング、サンプルレート、サンドボックス権限、coreaudiodの不調のいずれかに原因が絞り込めます。本記事で紹介した順番——①システム設定の見直し→②アプリ側の出力設定→③Audio MIDI設定→④coreaudiod再起動→⑤権限再許可→⑥サードパーティ導入——の順で切り分ければ、ほとんどのケースで解決できます。

また、macOSアップデートやBluetoothコーデック変更のタイミングで再発しやすいトラブルでもあるため、BackgroundMusicやSoundSourceのようなアプリ別音量ミキサーを常備しておくと、予防と復旧の両方で安心です。困ったときはまず落ち着いて、どのレイヤーで音が止まっているのかを見極めるところから始めてみてください。

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