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過去に開いたアプリやファイルを記録し複数デバイス間で参照できるWindows機能。タスクビューから過去作業を再開できる。
詳しい解説
アクティビティ履歴は、Windows 10以降に搭載された機能で、PCで開いたアプリ・ファイル・Webサイトの履歴を記録し、後から『Win + Tab』のタスクビューで過去の作業に戻れる仕組みです。Microsoftアカウントと同期すると、複数台のWindows PC間で過去作業の履歴を共有でき、『家のPCで書き始めた文書を会社のPCで続ける』ような使い方も可能になります。
仕組みとしては、Microsoft提供の『タイムライン』機能の基盤技術として実装されており、各アクティビティ(Office文書編集、ブラウザ閲覧、アプリ起動など)を追跡して記録します。これにより、過去7日分の作業が時系列で一覧され、クリックするだけで当該状態を再現できます。
設定は『設定 → プライバシーとセキュリティ → アクティビティ履歴』で、①『このデバイスでアクティビティ履歴を保存する』のオンオフ、②『Microsoftアカウントにアクティビティ履歴を送信する』(デバイス間同期)のオンオフ、③アクティビティ履歴のクリア、を切り替えられます。
Windows 11では『タイムライン』機能が廃止され、アクティビティ履歴はローカル記録のみに縮小されました。Microsoftは『エンドユーザーの利用率が低く、プライバシー懸念も大きかった』と説明しています。代わりに、Cortanaや Microsoft Edgeのコレクション機能、OneDrive上でのファイルバージョン履歴などが、類似機能を提供しています。
プライバシー面では、この機能がオンだと『いつ何を開いたか』の記録がMicrosoftに送信されていたため、過去には懸念の声も上がりました。現在のWindows 11ではローカル記録のみになり、機密性の高い作業環境では完全オフにすることでプライバシーを守れます。
トラブルで多いのは『履歴が表示されない』『一部アプリが記録されない』『他のPCに同期されない』の3つです。前者は機能がオフになっている可能性、記録されないのはアプリ側の対応不足(Electron製アプリやLegacyアプリは未対応が多い)、同期不具合はMicrosoftアカウントの認証状態の問題が多いです。
類似機能として、macOSの『最近使った項目』、Chromeの履歴、Microsoft Edgeのコレクションなどがあります。アクティビティ履歴は『複数アプリにまたがる履歴を一元管理』できる点が独自ですが、Windows 11で縮小されたため、今後の発展性は限定的な立ち位置です。
先週水曜の午後にExcelで作業した見積書を、『確かあの辺りで作業していた』という記憶だけを頼りに探したい場面を想像してください。『Win + Tab』でタスクビューを開き、時系列スクロールで先週水曜にジャンプすると、その日に開いていたExcelファイル名が並びます。クリックすればファイルが開き、記憶だけで作業再開できます。『どこに保存したっけ』問題を時系列で解消できるのが、アクティビティ履歴の実用価値です(ただしWindows 11ではこの機能は限定的)。
別の呼び方
Activity History
タイムライン
履歴機能
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