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回復パーティション

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Windows・PC

読みカイフクパーティション
英語Recovery Partition

💡 ひとことで言うと

Windowsを工場出荷時状態に戻すためのリカバリ用領域。HDDやSSDの一部に隠し領域として存在する。

詳しい解説

回復パーティションは、ディスクドライブの中に確保されている『Windows回復環境(WinRE)』や『工場出荷時イメージ』を格納する専用領域のことを指します。通常はエクスプローラーからは見えない隠しパーティションとして存在し、Windowsの起動に重大な問題が発生した際のリカバリ用として機能します。

仕組みとしては、ディスクの末尾または先頭に数百MB〜数GB程度の領域が確保され、その中にWindows PE(Preinstallation Environment)という最小限のOS起動環境や、初期化用のシステムイメージが保存されています。通常起動できないトラブル時でも、この領域からOSを立ち上げて修復作業ができます。

主要な用途は、①スタートアップ修復(起動トラブルの自動修復)、②システムの復元(過去の復元ポイントに戻す)、③このPCを初期状態に戻す(工場出荷時リセット)、④コマンドプロンプト(上級者向けの手動修復)、⑤起動設定の変更(セーフモード起動など)、の5つです。

アクセス方法は、①電源投入時に『F11』『F12』『ESC』などのメーカー固有キーを押す(起動時メニュー表示)、②Windows内から『設定 → システム → 回復 → PCの起動をカスタマイズする』、③電源ボタンの長押しで意図的にシャットダウンを3回繰り返すと自動的に回復モードに入る、の3ルートがあります。

メーカー製PCの多くには、Windows標準の回復パーティションに加えて、製造元独自のリカバリ領域も搭載されています。『Lenovo Rescue System』『Dell SupportAssist OS Recovery』『HP Recovery Manager』などがこれに該当し、工場出荷時のプリインストールアプリまで完全復元できるのが強みです。

トラブルで多いのは『回復パーティションを誤って削除してしまった』『容量が足りないというエラーが出る』『回復ドライブの作成が失敗する』の3つです。削除してしまった場合は、Microsoftの公式サイトからメディア作成ツールをダウンロードして再構築できます。容量不足はSSD交換時にクローン元と違う容量だと発生しやすく、『Partition Assistant』などでパーティションのリサイズが必要です。

SSD換装などの際には、回復パーティションも含めてクローンすることを忘れないのが鉄則です。失われるとリカバリ機能が使えなくなり、修理時にメーカー依存度が上がります。

📘 具体的な場面

PCが起動しなくなり、画面に『Windowsを起動できませんでした』と表示される場面を想像してください。電源を3回強制オフにすると4回目の起動時に『自動修復を準備しています』と回復環境が起動し、『トラブルシューティング → このPCを初期状態に戻す』を選ぶことで、個人ファイルを残したままWindowsを再インストール状態に戻せます。回復パーティションがあるおかげで、大きなトラブルでもPCを修理に出さずに復旧できるのが現代のWindowsの強みです。

別の呼び方

カイフクパーティション
Recovery Partition
リカバリ領域
WinRE

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