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詳細なパフォーマンス数値をグラフ化して長期間記録できるWindows標準ツール。システム管理者向けの診断機能。
詳しい解説
パフォーマンスモニター(perfmon.exe)は、Windowsの詳細なパフォーマンス指標をグラフ化してリアルタイムおよび長期間記録できる、システム管理者向けの標準ツールです。リソースモニターよりもさらに多くの項目(数千種類のカウンター)を扱え、運用中のサーバーや業務PCの性能分析・トラブル調査に使われます。
起動方法は『Win + R → perfmon』と入力、または『スタートメニュー → Windows 管理ツール → パフォーマンス モニター』です。画面左の『パフォーマンス モニター』ノードをクリックすると、デフォルトで『% Processor Time』がグラフ表示されます。
特徴は『カウンター』という単位でパフォーマンス指標を追加できる点です。『追加(+アイコン)』をクリックすると、Processor・Memory・Logical Disk・Network Interface・プロセス単位・サービス単位など、数千のカウンターが選べます。『Memory\Available MBytes』『PhysicalDisk\% Disk Time』『Network Interface\Bytes Total/sec』などが頻出です。
『データコレクターセット』機能では、複数のカウンターをセットにして長期間記録できます。1時間・1日・1週間単位で.blg形式のログファイルに保存し、後から分析できるため、『夜中にだけ性能が落ちる』『月に1回重くなる』といった断続的な問題の診断に威力を発揮します。
使いどころとしては、①業務サーバーの長期稼働監視、②Webアプリのパフォーマンステスト、③メモリリークの検証、④ディスクI/Oのボトルネック分析、⑤特定プロセスの詳細な挙動分析、などがあります。一般ユーザーが日常で使うことはほぼありませんが、エンジニアや管理者にとって欠かせない診断ツールです。
トラブルで多いのは『カウンターが多すぎて何を見ればいいか分からない』『グラフが読めない』『ログファイルが大きくなりすぎる』の3つです。まずはProcessor・Memory・PhysicalDisk・Networkの主要4カテゴリから始め、必要に応じて深掘りするのが取っつきやすい入り口です。
業務サーバーが月末になると必ず重くなるが、原因が特定できない場面を想像してください。パフォーマンスモニターで『データコレクターセット』を作成し、CPU使用率・メモリ使用量・ディスクI/O・ネットワーク転送量を1週間連続で記録します。翌月末の重い時間帯のログを分析すると、夜中3時にバックアップ処理がディスクI/Oを100%使い切り、業務アプリのデータベース処理と競合していることが判明します。定量データに基づく原因特定が、perfmonの真骨頂です。
別の呼び方
perfmon
Performance Monitor
パフォーマンス監視ツール
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