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プロバイダへの認証を行いインターネット接続を確立する従来型の通信方式。IDとパスワードで接続する古典方式。
詳しい解説
PPPoEは『Point-to-Point Protocol over Ethernet』の略で、光回線などのブロードバンド接続でプロバイダに認証してインターネット接続を確立する従来型のプロトコルです。長年にわたり日本の家庭向けインターネット接続の標準として使われてきましたが、近年はIPoE方式が主流になりつつあります。
仕組みとしては、ルーターがプロバイダの認証サーバーに接続し、ユーザーID(認証ID)とパスワードを送信して接続を許可してもらいます。認証が通ると『PPPoEセッション』が確立され、プロバイダからグローバルIPアドレスが割り当てられてインターネットに出られる状態になります。電話の発信に似た『セッション確立型』の方式です。
設定はルーター管理画面の『WAN設定』で、接続方式に『PPPoE』を選び、プロバイダから届いた書類に書かれている認証IDとパスワードを入力します。IDは『aaaa@bbbb.ne.jp』のようにメールアドレス形式になっていることが多く、半角英数で正確に入力する必要があります。
トラブルで最も多いのは『PPPoE認証失敗』です。原因はIDパスワードの入力ミス、プロバイダ側の障害、未払いによる契約停止の順に多いです。ルーターのWANランプが点滅している場合は認証失敗のサインなので、まず入力内容の再確認から始めます。
近年問題視されているのは、夜間の速度低下です。PPPoE方式は各プロバイダが設置した『網終端装置』というボトルネックを通るため、利用者が集中する夜間に速度が急落する『PPPoE渋滞』が発生します。これを回避するために、IPoE方式(IPv6+IPv4 over IPv6)への移行が推奨されています。プロバイダによってはIPoE対応の申込が必要なので、契約プランを見直すと体感速度が改善することがあります。
夜8時以降に動画が頻繁に止まるようになった家を想像してください。契約書類を見るとPPPoE方式で接続しています。プロバイダのマイページから『IPoE(v6プラス等)』の無料オプションを申し込むと、数日後からルーターの設定を切り替えるだけで、夜間の渋滞を回避して動画がスムーズに再生されるようになります。これがPPPoE時代から次世代への切り替え効果です。
別の呼び方
PPP over Ethernet
プロバイダ認証接続
従来型光接続
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