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同じファイルを複数の端末や人がオフライン状態でそれぞれ編集した結果、どちらを正とするか決められずに衝突する現象。
詳しい解説
同期コンフリクト(競合)は、複数の端末や複数の利用者が同じファイルを別々に編集し、その変更を同時に同期しようとした際に発生する衝突状態のことです。クラウドストレージは本来『最新状態を全端末で共有』することを目的としますが、オフライン編集・通信切断・同時編集が絡むと、どちらが正しい最新版か判別できなくなり、コンフリクトが発生します。
よくある発生パターンは次の通りです。①オフライン状態のノートPCでファイルを編集し、一方デスクトップPCも同じファイルを編集→両方オンライン復帰。②共同編集中のファイルを、回線不安定な2人が同時に別箇所を更新。③古いバージョンを持つ端末が長期間未同期のまま新しい変更と衝突。
クラウドサービスの処理方法は異なります。Dropboxは『〜の競合コピー(Conflicted Copy)』という名前で両方のバージョンを保存し、ユーザーに手動マージを委ねます。OneDriveは『-コピー』や末尾数字を付けて両方残す形式。Google ドライブやGoogleドキュメントは同時編集を前提に設計されており、リアルタイム共同編集中の衝突はほぼ発生せず、内部で自動マージされます。iCloud Driveも『コンフリクトコピー』形式で保存します。
コンフリクト発生時の対処は、①両バージョンを開いて中身を比較、②重要な変更を手動でマージ、③不要なバージョンを削除、の3ステップです。オフィス文書なら『変更履歴の比較』機能や、差分比較ツール(WinMerge・Beyond Compare等)を使うと効率的です。
予防策としては、①作業前に同期が完了していることを確認、②1つのファイルは同時に1人だけが編集する運用、③共同編集はGoogleドキュメントのようなリアルタイム同時編集型ツールを使う、④オフライン作業をする場合は別ファイル名にして後で統合、などが有効です。
特に業務で多い失敗は、『Dropboxの競合コピーを誰も気付かず放置→古いバージョンが最新として使われ続ける』パターンです。共同編集の場合は定期的にコンフリクトファイルの有無を検索し、見つけ次第統合・削除する運用を習慣化すると安全です。
在宅勤務中、同僚と同じExcelをDropbox共有フォルダに置いて作業する場面を想像してください。あなたがWi-Fi不調のまま家で編集、同僚も会社で同時に編集して保存。両方オンラインに戻った瞬間、Dropboxは『売上表.xlsx』と『売上表(田中の競合コピー 2026-04-17).xlsx』の2ファイルを保存します。翌朝どちらか片方だけを最新と勘違いすると、もう一方の変更が失われます。両方を開いて差分を手動で統合する、これが典型的なコンフリクト対応です。
別の呼び方
競合ファイル
同期衝突
Conflicted Copy
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