Home / 用語 / HDD

HDD

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

Bluetooth・周辺機器

読みエイチディーディー
英語Hard Disk Drive

💡 ひとことで言うと

磁気円盤にデータを記録するストレージ。大容量・低価格が特徴で、バックアップや倉庫用途で現役。

詳しい解説

HDDは『Hard Disk Drive』の略で、磁気で記録される円盤(プラッタ)と磁気ヘッドを使ってデータを読み書きするストレージデバイスです。1956年のIBM 305 RAMACを起源とする歴史ある技術で、パソコン用ストレージの主役を数十年にわたって務めてきました。現在はSSDに主役を譲りつつありますが、『大容量・低価格』という強みから、バックアップ・動画保存・NAS・監視カメラ録画など、倉庫用途の領域では今も第一線で活躍しています。

HDDの仕組みは物理的で直感的です。高速回転するプラッタの表面に磁気ヘッドが浮遊し、磁化パターンでデータを読み書きします。回転速度は一般的に5,400rpm(省電力・低速)と7,200rpm(高性能)が主流で、エンタープライズ向けには10,000rpm・15,000rpmの超高速モデルも存在します。プラッタ径は2.5インチ(ノート向け)と3.5インチ(デスクトップ向け)の2種類が一般的です。

SSDと比べた強みは圧倒的な『容量単価の安さ』です。2026年時点で、同価格帯ならSSDの3〜5倍の容量が確保でき、20TB・22TBといった巨大容量モデルも一般販売されています。大量の動画・写真・システムバックアップ・RAWデータアーカイブなど、速度より容量が重要な用途ではHDDの経済性が勝ります。

一方で弱点も明確です。①『低速』: SSDの1/10以下の速度しか出ない。②『可動部品の物理衝撃に弱い』: 動作中の落下・振動でヘッドがプラッタに接触しデータ損失のリスク。③『動作音』: プラッタの回転音・ヘッドのシーク音がある程度聞こえる。④『消費電力』: SSDよりアイドル・動作時とも高い。⑤『発熱』: 高速回転モデルは熱対策も必要。

用途別の選び方は明確です。OS・アプリ起動ドライブ→SSD、写真/動画倉庫・バックアップ→HDD、という棲み分けが現在の定番です。デスクトップPCで『NVMe SSD 500GB(システム)+3.5インチHDD 8TB(データ)』のような2台構成にすると、速度と容量のバランスが最適になります。外付けHDDは定期バックアップ用途にも適しており、RAIDケースを組めば耐障害性も上がります。

📘 具体的な場面

家族の写真・動画が4TB溜まってしまい、クラウドストレージの料金がバカにならなくなった場面を想像してください。外付けHDD 8TBを1万円台で購入し、そこに全データをコピーして月額サブスクを解約する、という選択肢が取れます。読み書き速度はSSDより遅いですが『保存しておくだけ』の用途なら十分で、数年分の写真/動画を物理的に手元に置ける安心感も得られます。SSDとHDDの使い分けの王道パターンです。

別の呼び方

エイチディーディー
ハードディスク
磁気ディスク

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

Klipsch Reference Premiereのポートプラグ対処法

【2026年最新版】Klipsch Reference Premiereのポートプラグ対処法【完全ガイド】

Klipsch Referen …