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半導体メモリ(NAND型フラッシュ)を使った高速ストレージ。HDDと置き換わる主流の記憶媒体。
詳しい解説
SSDは『Solid State Drive』の略で、半導体メモリ(NAND型フラッシュメモリ)にデータを記録するストレージデバイスです。従来のHDD(ハードディスクドライブ)と比較して、読み書き速度が桁違いに速く、動作音がなく、衝撃に強いという特徴があります。2010年代後半以降、ノートパソコンの標準装備として急速に普及し、現在ではデスクトップPCもSSD中心の構成が主流となっています。
HDDと比べたSSDの強みは多岐にわたります。①『読み書き速度』: HDDの150MB/s前後に対し、SATA SSDで550MB/s、NVMe SSDで3,500〜14,000MB/sと圧倒的に速い。②『起動時間』: Windows・macOSの起動がHDDの1分から10秒前後に短縮。③『無音動作』: モーターやヘッドがないため動作音ゼロ。④『耐衝撃性』: 可動部品がないため落下・振動に強い。⑤『消費電力』: 動作時・アイドル時ともHDDより低い。
接続規格には主に3つがあります。①『SATA SSD(2.5インチ)』: 従来のHDD互換形状で、SATAケーブル接続。最大約550MB/s。②『M.2 SSD(SATA接続)』: 切手サイズでマザーボード直挿し、速度はSATAと同等。③『M.2 NVMe SSD』: PCI Express経由で超高速転送、Gen4で最大7,000MB/s、Gen5で14,000MB/sを超える世代まで登場しています。
HDDに対する弱点もあります。書き込み回数には寿命があり(TBW: Total Bytes Written)、書き込みを繰り返すほど寿命が減ります。一般用途では数年〜十数年もつため実用上問題にはなりにくいですが、長期保管(電源オフで数年放置)ではデータが揮発する可能性があり、重要データはバックアップすることが推奨されます。また容量あたりの単価はHDDより高く、10TB超のストレージ領域を確保したい場合はHDDとの併用が経済的です。
購入時に注目すべきスペックは『シーケンシャル速度』『ランダム4K速度』『TBW(寿命)』『コントローラーとNANDの世代(TLC/QLC)』です。TLCのほうがQLCより寿命・速度ともに優れる傾向があり、頻繁に書き換えるデータドライブ用途ではTLC推奨です。
10年使ったパソコンが遅くなってきたとき、HDDをSSDに換装するだけで体感速度が劇的に改善する場面を想像してください。OS起動が1分20秒から12秒に短縮、アプリの起動も数倍速、ファイル転送もストレスが消える、という変化が1万円台の500GB SSDで実現できます。買い替えなしで延命できるため、コスパの高いアップグレード手段として今も現役。ノートPCの体感改善度はメモリ増設よりも大きいケースが多く見られます。
別の呼び方
ソリッドステートドライブ
NVMeストレージ
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