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メモリ不足時に補助として使われるWindowsの仮想メモリファイル。Cドライブのpagefile.sysが実体。
詳しい解説
ページファイルは、Windowsの仮想メモリ機能の実体となるシステムファイルです。Cドライブ直下に『pagefile.sys』という名前で配置されており、物理メモリ(RAM)が不足した際に、あまり使われていないメモリの内容を一時的にこのファイルへ退避させることで、より多くのアプリ・データを同時に扱えるようにする仕組みです。
仕組みとしては、①物理メモリが一杯になる、②Windowsが使用頻度の低いメモリ領域(ページ)を特定、③該当ページをページファイルに書き出し(ページアウト)、④空いた物理メモリを新しいデータに割り当て、⑤退避したデータが必要になったら読み戻し(ページイン)、という流れです。この仕組みにより物理RAMの数倍の『仮想メモリ空間』を使えます。
デフォルトではWindowsがサイズを自動管理しています。『システム管理サイズ』が選択されている場合、搭載RAMや使用状況に応じて動的に調整されます。手動設定も可能で、『システムのプロパティ → 詳細設定 → パフォーマンス → 設定 → 詳細設定 → 仮想メモリ → 変更』から変更できます。
一般ユーザーは自動設定のまま使うのが無難です。手動設定のメリットは、①SSDを別パーティションに分けた場合にページファイルを別ディスクに移動してI/O分散、②メモリ制約の厳しい環境で最大サイズを指定、などのケースに限られます。サイズは『RAMの1.5〜2倍』が一般的な指針とされていましたが、大容量RAM時代の現在ではRAMと同程度でも十分なことが多いです。
注意点として、ページファイルはSSDに高頻度アクセスを発生させるため、容量削減目的で無効化したいと考える人もいます。ただし、Windowsは一部のクラッシュダンプ機能や特定アプリがページファイルの存在を前提としているため、完全無効化は動作不安定を招くことが多く非推奨です。
クリーンな削除・移動は、一時的に別ドライブへ設定変更→再起動→旧ファイル削除の順で行います。
16GBメモリのPCで多数のChromeタブとPhotoshopを同時に開いて作業していると、物理メモリが一杯になり動作がカクつきます。このときWindowsは使用頻度の低いデータをページファイルに退避し、Photoshopに必要なRAMを確保します。完全にフリーズせず作業を継続できるのは、ページファイルがバックアップメモリとして機能しているおかげです。ただし頻繁にページアウト/インが発生するとSSDアクセスが増えて動作が遅くなるため、快適さを求めるなら物理RAM増設が根本解決になります。
別の呼び方
スワップファイル
仮想メモリファイル
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