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新しいAndroidスマートフォンに買い替えたのに、eSIMの転送がうまくいかない。画面に従って操作しても「転送に失敗しました」「このデバイスではサポートされていません」と表示されてしまう。そんなトラブルに悩んでいませんか?
Android 16ではeSIMのデバイス間転送(eSIM Transfer)機能が強化されましたが、キャリアの対応状況やデバイスの相性によって転送に失敗するケースが多発しています。
この記事では、Android 16でeSIM転送が失敗する原因と、確実にeSIMを新端末に移行するための対処法を詳しく解説します。
この記事でわかること
- eSIM転送の仕組みと対応条件
- 転送が失敗する主な原因6つ
- Android 16でのeSIM転送の正しい手順
- キャリア別の対応状況と注意点
- 転送できない場合の代替手段(再発行方法)
- eSIMとnano SIMの使い分け

eSIM転送とは?基本を理解しよう
eSIM転送は、旧端末のeSIMプロファイルを新端末に直接移行する機能です。従来はeSIMを移行するたびにキャリアのWebサイトや店頭で再発行手続きが必要でしたが、eSIM転送機能を使えばスマートフォン間でワイヤレスに移行できます。
eSIM転送の仕組み
| ステップ | 処理内容 |
|---|---|
| 1. 検出 | 新旧端末がBluetoothまたはWi-Fi Directで接続 |
| 2. 認証 | キャリアのサーバーに転送リクエストを送信・認証 |
| 3. 無効化 | 旧端末のeSIMプロファイルを無効化 |
| 4. ダウンロード | 新端末にeSIMプロファイルをダウンロード・インストール |
| 5. アクティベーション | 新端末でeSIMを有効化して通信開始 |
この流れのどこかで問題が発生すると、転送が失敗します。特にステップ2の認証でキャリア側の制約により失敗するケースが多くなっています。
eSIM転送の前提条件
- 旧端末と新端末の両方がeSIM転送に対応していること
- キャリアがeSIM転送をサポートしていること
- 両端末がAndroid 14以降を搭載していること(Android 16推奨)
- 両端末がインターネットに接続できる状態であること
- 旧端末のeSIMがアクティブな状態であること
eSIM転送が失敗する6つの原因
| 番号 | 原因 | エラー例 |
|---|---|---|
| 1 | キャリアがeSIM転送に非対応 | 「お使いのキャリアではサポートされていません」 |
| 2 | 端末がeSIM転送に非対応 | 「このデバイスでは利用できません」 |
| 3 | ネットワーク接続の問題 | 「サーバーに接続できません」 |
| 4 | Bluetoothの接続エラー | 「デバイスを検出できません」 |
| 5 | 旧端末のeSIMが既に無効化されている | 「転送元のeSIMが見つかりません」 |
| 6 | Android OSバージョンの非互換 | 「転送が中断されました」 |

対処法1:キャリアのeSIM転送対応状況を確認する
日本国内の主要キャリアのeSIM転送対応状況は以下の通りです(2026年4月時点)。
| キャリア | eSIM転送 | 備考 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 一部対応 | 対応端末が限定的。非対応端末はMy docomoから再発行 |
| au / UQ mobile | 一部対応 | Galaxy・Pixelの一部機種で対応。My auから再発行も可能 |
| ソフトバンク / Y!mobile | 一部対応 | 対応端末同士のみ。My SoftBankから再発行可能 |
| 楽天モバイル | 対応 | my 楽天モバイルアプリからも再発行可能 |
| povo 2.0 | 一部対応 | povo2.0アプリから再発行も可能 |
| LINEMO | 一部対応 | My Menuから再発行可能 |
| ahamo | 一部対応 | ahamoアプリから再発行可能 |
| IIJmio | 非対応 | 会員ページから再発行(手数料あり) |
| mineo | 非対応 | マイページから再発行 |
重要:「一部対応」のキャリアでは、端末の組み合わせによってeSIM転送が使えない場合があります。キャリアのWebサイトで最新の対応機種リストを確認してください。
対処法2:端末の対応状況を確認する
eSIM転送には、旧端末と新端末の両方が対応している必要があります。
eSIM転送に対応している主な端末(Android)
| メーカー | 対応端末(主なもの) |
|---|---|
| Pixel 7以降(Pixel 7 / 7 Pro / 7a / 8 / 8 Pro / 8a / 9 / 9 Pro / 9 Pro Fold) | |
| Samsung | Galaxy S23以降 / Galaxy Z Flip5以降 / Galaxy Z Fold5以降 |
| Sony | Xperia 1 V以降 / Xperia 5 V以降 / Xperia 10 V以降 |
| SHARP | AQUOS sense8以降 / AQUOS R8以降 |
対応確認方法
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- eSIMの項目が表示されるか確認
- 「eSIMを追加」をタップした時に「別のデバイスから転送」オプションが表示されるか確認
- 表示されない場合、その端末はeSIM転送に非対応
対処法3:正しいeSIM転送手順で実行する
eSIM転送の手順は複数のステップがあり、順番を間違えると失敗します。以下の正しい手順に従ってください。
事前準備
- 旧端末と新端末の両方を充電しておく(50%以上推奨)
- 両端末を安定したWi-Fiネットワークに接続
- 両端末のBluetoothをオンにする
- 旧端末でeSIMがアクティブ(有効)な状態であることを確認
転送手順(Android 16)
- 新端末で「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 「eSIMを追加」をタップ
- 「別のデバイスから転送」を選択
- 画面の指示に従い、旧端末の認証コードを入力するかQRコードをスキャン
- 旧端末に転送確認のダイアログが表示されたら「転送」をタップ
- キャリアの認証が完了するまで数分間待つ(この間に端末を操作しない)
- 転送完了の通知が表示されたら、新端末で通信できることを確認
注意:転送処理中(ステップ6)は絶対にアプリの切り替えや画面のロックをしないでください。転送が中断される原因になります。
対処法4:ネットワーク接続を安定させる
eSIM転送にはキャリアのサーバーとの通信が必要です。ネットワーク接続が不安定だと転送が中断されます。
確認ポイント
- Wi-Fiの電波強度を確認(弱い場合はルーターに近づく)
- 公共Wi-Fi(カフェ、駅など)ではなく自宅の安定したWi-Fiを使用
- VPNを使用している場合は一時的にオフにする
- Wi-Fiルーターを再起動してから再試行
モバイルデータでの転送
Wi-Fiが使えない場合、旧端末のモバイルデータ通信を使って転送することもできます。ただし、転送中にeSIMが一時的に無効化されるタイミングがあるため、Wi-Fi経由が推奨です。
対処法5:Bluetoothの接続問題を解消する
eSIM転送では、端末の検出にBluetoothが使われます。
トラブルシューティング
- 両端末のBluetoothを一度オフにして、10秒後に再度オンにする
- 端末同士を30cm以内に近づける
- 他のBluetooth接続(イヤホン・スマートウォッチ等)を一時的に切断
- 「設定」→「接続済みのデバイス」で不要なペアリング情報を削除
対処法6:eSIMの再発行で移行する(転送できない場合の代替手段)
eSIM転送がどうしてもうまくいかない場合、キャリアの管理画面からeSIMを再発行する方法が最も確実です。
キャリア別の再発行手順
NTTドコモ / ahamo
- My docomo(ahamo の場合はahamoアプリ)にログイン
- 「SIMカード」→「eSIM再発行」を選択
- 本人確認を完了
- QRコードが表示されたら、新端末でスキャン
- プロファイルのダウンロード・インストールが完了したら通信確認
au / UQ mobile / povo
- My au(UQ mobile はMy UQ mobile、povoはpovoアプリ)にログイン
- 「SIM関連手続き」→「eSIM再発行」を選択
- eKYC(オンライン本人確認)を実施
- QRコードをスキャンしてインストール
ソフトバンク / Y!mobile / LINEMO
- My SoftBank(Y!mobile はMy Y!mobile、LINEMOはMy Menu)にログイン
- 「SIMカード」→「eSIM交換」を選択
- 表示されるQRコードを新端末でスキャン
楽天モバイル
- my 楽天モバイルアプリを開く
- 「契約プラン」→「SIM交換」→「eSIM」を選択
- 「再発行する」をタップ
- QRコードを新端末でスキャンするか、新端末でmy楽天モバイルアプリから直接インストール

再発行時の注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 大手キャリアは無料〜440円。MVNOは220〜440円程度 |
| 所要時間 | 即日〜1時間程度(eKYC完了後) |
| 旧端末のeSIM | 再発行すると旧端末のeSIMは自動的に無効化される |
| Wi-Fi必須 | 新端末にeSIMをインストールするためWi-Fi接続が必要 |
eSIM転送後に通信できない場合の対処法
eSIM転送自体は成功したのに通信できない場合、以下を確認してください。
確認手順
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で転送したeSIMが有効(オン)になっているか確認
- モバイルデータのトグルがオンか確認
- APN設定が正しいか確認(キャリアのWebサイトで最新のAPN情報を取得)
- 端末を再起動
- 機内モードをオン→10秒→オフで接続をリフレッシュ
APN設定の確認方法
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→ 転送したeSIMを選択
- 「アクセスポイント名」をタップ
- キャリアのAPN情報と一致しているか確認
- 一致しない場合は手動でAPNを追加
eSIMとnano SIMの使い分け
eSIM転送に不安がある場合、nano SIMカードとの併用も検討してください。
| 比較項目 | eSIM | nano SIMカード |
|---|---|---|
| 端末間移行 | eSIM転送またはオンライン再発行 | SIMカードを差し替えるだけ |
| 複数回線利用 | eSIM+物理SIMでデュアルSIM | SIMスロットが2つ必要 |
| 紛失リスク | なし(端末内蔵) | 小さいので紛失しやすい |
| 即時利用 | QRスキャンで数分 | 差し替え即利用 |
| 海外利用 | 現地eSIMをオンライン購入・即利用 | 現地でSIMカード購入が必要 |
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よくある質問(FAQ)
Q1. eSIM転送中に旧端末の電源が切れたらどうなりますか?
転送処理が中断されます。旧端末のeSIMは無効化されていない状態のまま残る場合が多いので、充電してから再度転送を試みてください。旧端末でeSIMが消えてしまった場合は、キャリアに連絡して再発行してもらいましょう。
Q2. iPhoneからAndroidにeSIMを転送できますか?
原則としてできません。iPhoneのeSIM転送はiPhone間のみ、AndroidのeSIM転送はAndroid間のみ対応しています。異なるOS間で移行する場合は、キャリアの管理画面からeSIMを再発行する必要があります。
Q3. eSIMの再発行に手数料はかかりますか?
キャリアによって異なります。NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアは無料で再発行できることが多いです。MVNO(格安SIM)では220〜440円の手数料がかかる場合があります。最新の料金はキャリアのWebサイトで確認してください。
Q4. デュアルSIM(eSIM+物理SIM)の場合、eSIMだけ転送できますか?
はい、eSIMだけを転送できます。物理SIMカードは旧端末から取り出して新端末に差し替えてください。デュアルSIMの設定は新端末で再設定が必要です。
Q5. eSIMを転送した後、旧端末はどうなりますか?
転送が成功すると、旧端末のeSIMプロファイルは自動的に無効化されます。旧端末ではそのキャリアの回線が使えなくなりますが、Wi-Fiには接続できます。初期化して売却やリサイクルに出すことができます。
Q6. 海外で購入したeSIMも転送できますか?
eSIM転送に対応しているかは、そのeSIMのキャリア(プロバイダー)次第です。多くの旅行用eSIMプロバイダーはデバイス間転送に対応していないため、新しいeSIMを購入する方が確実です。
Q7. eSIM転送に失敗して、旧端末でも新端末でも使えなくなりました。どうすればいいですか?
稀にですが、転送の途中でeSIMが「宙に浮いた」状態になることがあります。この場合はキャリアのサポートセンターに電話して状況を説明し、eSIMの再発行を依頼してください。本人確認書類が必要になる場合があります。
Q8. eSIM転送にかかる時間はどのくらいですか?
通常は5〜15分程度です。ただし、キャリアのサーバーが混雑している時間帯(昼休みや夕方)は時間がかかる場合があります。転送開始後は端末を操作せず、辛抱強く待ってください。
まとめ
Android 16でeSIM転送が失敗する場合の対処法をまとめます。
| 優先度 | 対処法 | 補足 |
|---|---|---|
| 1 | キャリアの対応を確認 | 非対応なら再発行一択 |
| 2 | 端末の対応を確認 | 旧端末と新端末の両方が必要 |
| 3 | 正しい手順で再実行 | 処理中の操作を避ける |
| 4 | Wi-FiとBluetoothを安定させる | 自宅のWi-Fi推奨 |
| 5 | キャリアの管理画面から再発行 | 最も確実な方法 |
eSIM転送が使えない場合でも、キャリアの管理画面(My docomo、My au等)からeSIMを再発行すれば確実に新端末に移行できます。無理にeSIM転送に固執せず、再発行という選択肢も積極的に活用してください。
どうしても解決しない場合は、キャリアのショップに直接持ち込んで対面でサポートを受けることをおすすめします。
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