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iPhoneを使っていて「リンクをタップするたびにSafariが開く」「メールを送ろうとするとApple純正メールアプリが起動してしまう」と感じたことはありませんか?使い慣れたChromeやGmailをデフォルトに設定したいのに、やり方がわからなくて困っている方も多いはずです。
実はiOS 14以降、iPhoneでもデフォルトアプリを変更できるようになりました。それまではSafariやApple純正メールしか使えなかったのですが、アップデートによってサードパーティ製アプリをデフォルトに設定できるようになっています。さらにiOS 18ではさらに多くのカテゴリで変更が可能になり、自分好みのアプリ環境を構築しやすくなりました。
この記事では、iPhoneのデフォルトアプリを変更する手順をカテゴリ別にわかりやすく解説します。
- iOSでデフォルトアプリを変更できる種類と対応バージョン
- デフォルトブラウザをChromeやFirefoxに変更する手順
- デフォルトメールをGmailやOutlookに変更する手順
- デフォルト地図アプリをGoogle マップに変更する手順
- iOS 18で追加された新しいデフォルトアプリ変更機能
- 変更を元に戻す方法・変更できないアプリへの対処法

iPhoneでデフォルトアプリを変更できる種類(iOS 14以降の変更点)
Appleは長らく、SafariやApple純正メールアプリ以外をデフォルトに設定することを許可していませんでした。しかし2020年にリリースされたiOS 14からデフォルトアプリの変更機能が導入され、その後のアップデートで対応範囲が着実に広がっています。
iOS別 デフォルトアプリ変更対応状況
| iOSバージョン | 変更できるアプリ | 主な変更点 |
|---|---|---|
| iOS 13以前 | 変更不可 | Safari・純正メールのみ使用可能 |
| iOS 14 | ブラウザ・メール | 初めてデフォルト変更機能が追加 |
| iOS 16 | ブラウザ・メール・地図 | 地図アプリのデフォルト変更が追加 |
| iOS 17 | ブラウザ・メール・地図・電話・メッセージ | 電話・メッセージアプリが追加 |
| iOS 18 | 上記+キーボード・パスワード管理など | EU規制対応でさらに拡張。日本でも一部適用 |
現在(2026年時点)では、以下のカテゴリでデフォルトアプリの変更が可能です。
- ブラウザ:Safari → Chrome / Firefox / Opera / Edgeなど
- メール:Apple メール → Gmail / Outlook / Yahoo!メールなど
- 地図:Apple マップ → Google マップ / Yahoo!カーナビなど
- 電話:標準電話アプリ → Skype / WhatsAppなど(iOS 17以降)
- メッセージ:iMessage → WhatsApp / LINE / Telegramなど(iOS 17以降)
- パスワード管理:iCloudキーチェーン → 1Password / Bitwardenなど(iOS 18以降)
なお、デフォルトアプリを変更するには、変更先のアプリが事前にインストールされている必要があります。App Storeからダウンロードしてから操作を進めましょう。
デフォルトブラウザを変更する方法(Chrome・Firefox・Operaなど)
リンクをタップしたときに自動的に開くブラウザを、SafariからChromeなど別のアプリに変更する方法を解説します。
事前準備
使いたいブラウザアプリをApp Storeからインストールしておきます。主要なブラウザは以下のとおりです。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge
- Opera
- Brave
デフォルトブラウザを変更する手順(iOS 14以降)
手順は2つの方法で変更できます。「設定」アプリから行う方法と、各ブラウザアプリ内から行う方法です。
方法1:「設定」アプリから変更する
- iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開く
- 画面を下にスクロールし、インストール済みのブラウザアプリ(例:Chrome)をタップする
- 「デフォルトのブラウザApp」をタップする
- 使用したいブラウザにチェックマークが入っていることを確認する
- 設定画面を閉じて完了
方法2:Chromeアプリ内から変更する(iOS 14以降)
- Chromeアプリを開く
- 右下の「…(その他)」または「︙」ボタンをタップ
- 「設定」をタップ
- 「デフォルトのブラウザ」をタップ
- 「デフォルトのブラウザAppを開く」をタップするとiPhoneの設定画面に遷移する
- 「Chrome」を選択して完了
動作確認
メールやメモ帳内のWebリンクをタップして、Chromeが起動することを確認しましょう。Safariが開いてしまう場合は、設定が正しく保存されていない可能性があります。もう一度手順を確認してください。

デフォルトメールアプリを変更する方法(Gmail・Outlookなど)
Webサイトの「メールを送る」ボタンをタップしたときや、メールアドレスのリンクをタップしたときに起動するメールアプリを変更します。
事前準備
使いたいメールアプリをインストールし、アカウントのログインまで完了させておくことが重要です。アプリを入れているだけでログインしていない場合、デフォルトに設定してもメールが送れません。
- Gmail(Googleアカウントでログイン必要)
- Microsoft Outlook(Microsoftアカウントでログイン必要)
- Yahoo!メール
- Spark
- Airmail
デフォルトメールアプリを変更する手順
- 「設定」アプリを開く
- 画面を下にスクロールして変更先のメールアプリ(例:Gmail)を探してタップする
- 「デフォルトのメールApp」をタップする
- 「Gmail」を選択する(チェックマークが付いたら完了)
Gmailをデフォルトに設定する際の注意点
Gmailアプリの場合、アプリ内の設定からもデフォルト変更が可能です。
- Gmailアプリを開く
- 左上のハンバーガーメニュー(三本線)をタップ
- 「設定」→「デフォルトアプリ」をタップ
- 「メール」の項目でGmailを選択
デフォルト地図アプリを変更する方法(Google マップなど)
Webサイトや他のアプリから住所・場所のリンクをタップしたときに起動する地図アプリを変更します。iOS 16から対応しています。
対応している地図アプリ
- Google マップ
- Yahoo!カーナビ
- Waze
- Maps.me
- その他デフォルト地図に対応したアプリ
デフォルト地図アプリを変更する手順
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Google マップ」(または使用したい地図アプリ)を探してタップする
- 「デフォルトの経路アプリ」をタップする
- 「Google マップ」を選択する
設定後の動作について
デフォルト変更後は、Webブラウザで住所をタップしたり、他のアプリから「地図で開く」などを選んだときにGoogle マップが起動するようになります。ただし、Siriでの道案内はApple マップを優先する場合があります。Siriに「Google マップで〇〇まで案内して」と指定することで回避できます。
| アプリ | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| Apple マップ | iPhone標準、Siri連携が強力 | 日常の移動、Siri活用 |
| Google マップ | 情報量が多い、口コミが充実 | お店探し、旅行、詳細な道案内 |
| Yahoo!カーナビ | 国内の渋滞情報が詳細、音声案内が自然 | 車でのドライブ、渋滞回避 |
| Waze | コミュニティ情報、速度取り締まり情報 | 長距離ドライブ |
デフォルト電話・メッセージアプリの変更(iOS 17以降)
iOS 17から、電話アプリとメッセージアプリもデフォルト変更に対応しました。WhatsAppやLineなどのVoIPアプリをメインに使う方に便利な機能です。
デフォルト電話アプリを変更する手順(iOS 17以降)
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールし、デフォルトに設定したい電話アプリ(例:WhatsApp、Skypeなど)を探してタップ
- 「デフォルトの通話App」をタップ
- 使いたいアプリを選択して完了
デフォルトメッセージアプリを変更する手順(iOS 17以降)
- 「設定」アプリを開く
- 変更先のメッセージアプリ(例:WhatsApp、Telegramなど)をタップ
- 「デフォルトのメッセージApp」をタップ
- 使いたいアプリを選択
FaceTimeのデフォルト変更について
FaceTimeのデフォルトアプリ変更は現在(2026年時点)サポートされていません。ZoomやGoogle Meetなどのビデオ通話アプリを使う場合は、各アプリを直接起動する必要があります。

iOS 18での新機能:より多くのアプリ変更が可能に
iOS 18では、EU(欧州連合)のデジタル市場法(DMA)への対応として、AppleはサードパーティアプリをデフォルトとしてiPhoneに設定できる範囲を大幅に拡張しました。この変更の一部は日本を含む世界各国でも適用されています。
iOS 18で新たに変更できるようになった主な機能
| カテゴリ | 変更できる内容 | 対応アプリ例 |
|---|---|---|
| パスワード管理 | iCloudキーチェーン → サードパーティ | 1Password、Bitwarden、Dashlane |
| キーボード | デフォルトキーボードの変更が強化 | Gboard、Swiftkey |
| ナビゲーション | Siriからのナビ先をサードパーティに | Google マップ、Waze |
| AIアシスタント | Siriの代替設定(EU向け) | Google アシスタントなど |
iOS 18でデフォルトアプリを設定する新しいUI
iOS 18では、設定アプリの「デフォルトApp」という専用セクションが追加されました(iOS 18.2以降)。このセクションにアクセスすることで、ブラウザ・メール・地図・電話・メッセージなどのデフォルトをまとめて確認・変更できるようになっています。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「デフォルトApp」をタップ
- 各カテゴリで変更したいアプリを選択
iOS 18.2以前では、引き続き各アプリの設定ページから個別に変更する必要があります。
変更したデフォルトを元に戻す方法
一度変更したデフォルトアプリを、Apple純正アプリ(Safari・Apple メール・Apple マップなど)に戻したい場合の手順です。
ブラウザをSafariに戻す
- 「設定」アプリを開く
- 「Safari」をタップ
- 「デフォルトのブラウザApp」をタップ
- 「Safari」を選択
メールをApple メールに戻す
- 「設定」アプリを開く
- 「メール」をタップ
- 「デフォルトのメールApp」をタップ
- 「メール」を選択
地図をApple マップに戻す
- 「設定」アプリを開く
- 「マップ」をタップ
- 「デフォルトの経路アプリ」をタップ
- 「マップ」を選択
デフォルトアプリが変更できないアプリと対処法
iPhoneにはデフォルト変更に対応していないアプリカテゴリがまだ多く存在します。以下はよくある「変更できない」ケースと、その対処法です。
変更できないアプリカテゴリ(2026年時点)
| カテゴリ | 現状 | 代替の対処法 |
|---|---|---|
| カメラ | 変更不可 | カメラアプリのショートカットをホーム画面に配置 |
| 音楽プレーヤー | 変更不可 | ロック画面ウィジェットに好みのアプリを設定 |
| カレンダー | 変更不可 | Googleカレンダーのウィジェットをホーム画面に |
| App Store | 変更不可(EU向けの代替ストア除く) | 対応なし |
| Siri | 音声アシスタントとしての変更は不可 | ショートカットアプリで代替ワークフローを作成 |
設定アプリに対象アプリが表示されない場合
デフォルト変更の項目が設定に表示されない原因として、以下が考えられます。
- iOSが古い:iOS 16未満では地図変更などが使えない。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」で更新する
- アプリが古い:アプリ自体がデフォルト変更に対応していない旧バージョンの可能性がある。App Storeでアップデートする
- アプリがデフォルト変更未対応:すべてのサードパーティアプリがデフォルト設定に対応しているわけではない。App Storeのアプリ説明文を確認する
「デフォルトのブラウザApp」の項目がない場合
Chromeの設定欄に「デフォルトのブラウザApp」が表示されない場合は、ChromeアプリをApp Storeから最新版にアップデートしてください。また、iOS 14以降であることを確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. デフォルトアプリを変更するとSafariは使えなくなりますか?
A. いいえ、Safariは引き続き使用できます。デフォルトブラウザをChromeに変更しても、Safariアプリを直接タップして起動することは可能です。デフォルト変更は「リンクをタップしたときに自動で開くアプリ」を変えるだけで、既存のアプリを削除するわけではありません。
Q2. iPhoneを再起動するとデフォルトが元に戻ってしまいます。
A. iOS 14・15の一部バージョンで確認されていたバグです。iOS 16以降では修正されています。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からiOSを最新版にアップデートしてください。アップデート後も問題が続く場合は、設定アプリから再度デフォルトを設定し直してみてください。
Q3. デフォルトアプリの変更は全てのiPhoneモデルで使えますか?
A. iOS 14以降であれば対応機種であれば利用できます。iPhone 6s以降のモデルでiOS 14以降が動作します。ただし一部の古いモデルではiOSのアップデートが最新版まで対応していない場合があります。「設定」>「一般」>「情報」でiOSバージョンを確認してください。
Q4. Gmailをデフォルトメールに設定したのに、メールリンクをタップするとApple メールが起動します。
A. 以下を確認してください。
- 「設定」>「Gmail」>「デフォルトのメールApp」でGmailが選択されているか確認する
- Gmailアプリが最新バージョンかApp Storeで確認・更新する
- iPhoneを再起動してから再度確認する
- それでも解決しない場合は、設定でGmailを一度「Apple メール」に戻し、再度Gmailに変更してみる
Q5. Google マップをデフォルト地図にしたのに、Siriに「〇〇まで案内して」と言うとApple マップが起動します。
A. iOS 18.2以前では、Siriの道案内はApple マップを優先する動作になっていました。iOS 18.2以降ではSiriのデフォルトナビゲーションアプリをGoogle マップに変更できるようになりましたが、この機能は段階的に展開されており、すべての地域・デバイスで利用できるとは限りません。
確実にGoogle マップを使いたい場合は、Siriに「Google マップで〇〇まで案内して」と明示的にアプリ名を指定すると、Google マップが起動するようになります。
Q6. iOS 18の「デフォルトApp」セクションが設定に見当たりません。
A. 「デフォルトApp」セクションはiOS 18.2以降に追加された機能です。iOS 18.0・18.1では利用できません。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からiOS 18.2以降にアップデートしてください。アップデート後は「設定」>「一般」>「デフォルトApp」から確認できます。
Q7. 企業・学校支給のiPhoneでデフォルトアプリを変更できますか?
A. MDM(モバイルデバイス管理)が設定されている法人・学校支給のiPhoneでは、管理者がデフォルトアプリの変更を制限している場合があります。設定アプリにデフォルト変更の項目が表示されない場合は、IT管理者に問い合わせてください。
まとめ
iPhoneのデフォルトアプリ変更機能は、iOS 14から段階的に拡充されてきた機能です。2026年現在では、ブラウザ・メール・地図・電話・メッセージ・パスワード管理など、多くのカテゴリでサードパーティアプリをデフォルトに設定できるようになっています。
- ブラウザ:設定 → Chrome(またはお好みのブラウザ)→「デフォルトのブラウザApp」
- メール:設定 → Gmail(またはお好みのメールアプリ)→「デフォルトのメールApp」
- 地図:設定 → Google マップ(またはお好みの地図アプリ)→「デフォルトの経路アプリ」(iOS 16以降)
- 電話・メッセージ:設定 → 対象アプリ →「デフォルトの通話App」/「デフォルトのメッセージApp」(iOS 17以降)
- iOS 18.2以降:設定 → 一般 → 「デフォルトApp」からまとめて変更可能
変更がうまくいかない場合は、まずiOSとアプリを最新版にアップデートすることが解決の近道です。一度変更しても気に入らなければ、いつでも簡単にApple純正アプリに戻せます。ぜひ自分の使いやすいアプリをデフォルトに設定して、iPhoneをさらに使いやすくしてください。
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