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Androidスマホには、2つのアプリを同時に表示できる「画面分割(マルチウィンドウ)」機能が搭載されています。YouTubeを見ながらLINEで返信したり、ブラウザで調べものをしながらメモアプリに書き留めたりと、非常に便利な機能です。
しかし、「画面分割のやり方がわからない」「画面分割しようとしてもできない」「特定のアプリだけ分割表示にならない」といったトラブルに悩んでいる方は少なくありません。
結論から言うと、画面分割ができない原因の多くは「アプリが非対応」「操作方法の間違い」「端末の設定」のいずれかです。この記事では、Androidの画面分割ができない原因を一つひとつ解説し、確実に解決できる対処法をステップ形式でわかりやすくご紹介します。
この記事でわかること
- Androidの画面分割(マルチウィンドウ)の基本的な操作方法
- 3ボタンナビゲーションとジェスチャーナビゲーション別の操作手順
- 画面分割ができない主な原因7つとそれぞれの対処法
- 開発者オプションで非対応アプリを強制的に画面分割する方法
- Samsung・Pixel・AQUOS・Xperiaなどメーカー別の操作の違い
- ピクチャーインピクチャー(PiP)やフローティングウィンドウとの違いと使い分け
- Android 15以降の画面分割に関する新機能と変更点
Androidの画面分割(マルチウィンドウ)とは?基本をおさらい
画面分割(マルチウィンドウ)とは、Androidスマホの画面を上下(縦向き時)または左右(横向き時)に2分割し、それぞれの領域で別々のアプリを同時に操作できる機能です。Android 7.0(Nougat)から標準機能として搭載されました。
画面分割でできること
- 動画を見ながらSNSを操作:YouTubeで動画を再生しながら、下半分でLINEやXを使う
- ブラウザで調べながらメモ:Chromeで情報を見ながら、Googleドキュメントやメモアプリに書き写す
- 地図を見ながらメッセージ:Googleマップでルートを確認しながら、待ち合わせ相手にメッセージを送る
- カレンダーとメールの同時確認:スケジュールを見ながらメールの返信を作成する
画面分割の基本操作(標準Android)
まず、画面分割の基本的な操作方法を確認しましょう。ナビゲーション方式によって手順が異なります。
3ボタンナビゲーションの場合
- 画面下部の四角いボタン(最近使ったアプリ)をタップする
- 最近使ったアプリの一覧が表示される
- 画面分割したいアプリの上部にあるアイコンをタップする
- メニューから「分割画面」または「画面分割」を選択する
- 選択したアプリが画面上半分に固定される
- 下半分に表示したいアプリを一覧から選択する(またはホーム画面から起動する)
ジェスチャーナビゲーションの場合
- 画面下部から上にスワイプして途中で指を止める(最近使ったアプリ一覧を表示)
- 画面分割したいアプリの上部にあるアイコンをタップする
- 「分割画面」を選択する
- もう一つのアプリを選んで2画面表示にする
※ 機種やAndroidバージョンによって、アプリのアイコンを長押しして分割画面のオプションが表示される場合もあります。
Androidで画面分割ができない原因7つ
画面分割がうまくいかない場合、以下の7つの原因が考えられます。まずは自分の状況がどれに当てはまるか確認してみましょう。
| 原因 | 詳細 | 難易度 |
|---|---|---|
| アプリが画面分割に非対応 | ゲーム、カメラ、一部のアプリは分割を制限している | やや難しい |
| 操作方法が間違っている | ナビゲーション方式による操作の違い | 簡単 |
| Androidのバージョンが古い | Android 7.0未満では画面分割が使えない | 簡単 |
| 端末の一時的な不具合 | メモリ不足やシステムの不調 | 簡単 |
| メーカー独自の操作方法 | Samsung、Xperiaなどは標準と操作が異なる | 普通 |
| 省電力モードが有効 | バッテリーセーバーが画面分割を制限する場合がある | 簡単 |
| アプリのキャッシュ・データの問題 | アプリの不具合で画面分割中に落ちる | 普通 |
【対処法1】アプリが画面分割に対応しているか確認する
画面分割ができない最も多い原因は、使おうとしているアプリが画面分割に対応していないことです。アプリの開発者がマルチウィンドウ機能を無効にしている場合、そのアプリでは画面分割を利用できません。
画面分割に対応していないことが多いアプリ
- ゲームアプリ全般:パフォーマンスの問題から、ほとんどのゲームは非対応
- カメラアプリ:純正カメラアプリは分割に対応していないことが多い
- 一部の動画アプリ:Netflixなど一部のストリーミングアプリ
- 金融・銀行系アプリ:セキュリティ上の理由で制限されていることがある
- 一部のSNSアプリ:Instagramなどが画面分割でクラッシュすることがある
確認方法
- 最近使ったアプリ一覧を開く
- 対象アプリの上部アイコンをタップする
- メニューに「分割画面」が表示されない場合、そのアプリは画面分割非対応
もし非対応アプリを画面分割で使いたい場合は、後述する「開発者オプションで強制的に画面分割を有効にする方法」を試してみてください。
【対処法2】ナビゲーション方式に合った操作方法を確認する
Androidでは、3ボタンナビゲーションとジェスチャーナビゲーションで画面分割の操作手順が異なります。自分がどちらの方式を使っているか確認しましょう。
ナビゲーション方式の確認と変更手順
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」をタップ
- 「ジェスチャー」をタップ(機種によっては「ナビゲーション」)
- 「システムナビゲーション」をタップ
- 現在選択されているナビゲーション方式を確認する
3ボタンナビゲーションでの画面分割手順
- 画面下部の「□(四角)」ボタンをタップする
- 最近使ったアプリが一覧表示される
- 分割したいアプリの上部にあるアプリアイコンをタップ
- 表示されたメニューから「分割画面」を選択
- アプリが上半分に固定されるので、下半分に表示したいアプリを選ぶ
ジェスチャーナビゲーションでの画面分割手順
- 画面下部のバー(横線)を上にスワイプして、途中で指を止める
- 最近使ったアプリ一覧が表示される
- 分割したいアプリの上部アイコンをタップ
- 「分割画面」を選択する
- もう一つのアプリを選んで完了
ポイント:ジェスチャーナビゲーションでは、スワイプの速度がポイントです。素早くスワイプするとホーム画面に戻ってしまうので、ゆっくりスワイプして途中で指を止めることがコツです。
【対処法3】Androidのバージョンを確認・アップデートする
画面分割機能はAndroid 7.0(Nougat)以降で利用可能です。それ以前のバージョンでは使用できません。また、最新バージョンにアップデートすることで、画面分割の動作が改善されることがあります。
Androidバージョンの確認方法
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」(または「端末情報」)をタップ
- 「Androidバージョン」の項目を確認する
- バージョンが7.0以上であれば画面分割に対応している
システムアップデートの手順
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」をタップ
- 「システムアップデート」(または「ソフトウェアアップデート」)をタップ
- 「アップデートを確認」をタップ
- 利用可能なアップデートがある場合は、「ダウンロードしてインストール」をタップ
- Wi-Fi接続の状態で、充電しながら行うのが安全
【対処法4】端末を再起動する
Androidのシステムに一時的な不具合が発生していると、画面分割を含むさまざまな機能が正常に動作しないことがあります。特に、長時間スマホを使い続けている場合や、多数のアプリを同時に起動している場合はメモリ不足になりやすいです。
再起動の手順
- スマホの電源ボタンを長押しする(3秒程度)
- 表示されたメニューから「再起動」をタップ
- 端末が自動的に再起動するのを待つ
- 再起動後、画面分割を再度試す
補足:電源メニューが表示されない場合は、電源ボタン+音量ダウンボタンの同時長押しで強制再起動できます(機種によってボタンの組み合わせは異なります)。
メモリを解放する方法
再起動と合わせて、使っていないアプリを閉じてメモリを解放しましょう。画面分割は2つのアプリを同時に動かすため、通常より多くのメモリを消費します。
- 最近使ったアプリ一覧を開く
- 不要なアプリを左右にスワイプして閉じる
- または「すべてクリア」をタップして全アプリを閉じる
- その後、画面分割したいアプリだけを起動し直す
【対処法5】開発者オプションで非対応アプリを強制的に画面分割にする
画面分割に対応していないアプリでも、「開発者オプション」の設定を変更することで強制的に画面分割で表示できる場合があります。これは、アプリ開発者がマルチウィンドウを無効にしている制限を端末側で上書きする方法です。
注意:この方法はアプリの想定外の動作を引き起こす可能性があります。アプリがクラッシュしたり、表示が崩れたりすることがあるので、自己責任で行ってください。特にゲームアプリでは、データが消えるなどの問題が発生する場合があります。
Step 1: 開発者オプションを有効にする
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」(または「端末情報」)をタップ
- 「ビルド番号」の項目を7回連続タップする
- PINやパスワードの入力を求められたら入力する
- 「これでデベロッパーになりました!」というメッセージが表示されれば成功
Step 2: すべてのアプリでマルチウィンドウを強制する
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」をタップ
- 「開発者向けオプション」(または「デベロッパーオプション」)をタップ
- 下にスクロールして「アクティビティをサイズ変更可能にする」を探す(英語表記の場合は「Force activities to be resizable」)
- この項目をONにする
- 端末を再起動する(設定を反映させるために必須)
Step 3: 画面分割を試す
- 再起動が完了したら、先ほど画面分割できなかったアプリを開く
- 最近使ったアプリ一覧からアプリアイコンをタップ
- 「分割画面」が選択可能になっているか確認する
- 画面分割で2つのアプリが同時に表示されれば成功
| 項目 | 設定前 | 設定後 |
|---|---|---|
| 対応アプリのみ画面分割 | 対応アプリのみ可能 | すべてのアプリで可能 |
| 安定性 | 高い | アプリによっては不安定 |
| 再起動の必要性 | 不要 | 設定変更後に必要 |
| 元に戻す方法 | – | 同じ設定をOFFにして再起動 |
【対処法6】メーカー別の画面分割操作を確認する
Androidスマホは、メーカーによって画面分割の操作方法が標準のAndroidと異なる場合があります。自分の端末メーカーに合った操作方法を確認しましょう。
Samsung Galaxy(One UIシリーズ)
Galaxyシリーズは、独自のマルチウィンドウ機能が充実しています。
画面分割の方法
- 画面下部の「|||」(最近使ったアプリ)ボタンをタップ
- 分割したいアプリのアイコンをタップ
- 「分割画面表示で起動」を選択
- もう一つのアプリを選ぶ
ポップアップ表示(フローティングウィンドウ)
Galaxyでは、画面分割だけでなくポップアップ表示(フローティングウィンドウ)も利用可能です。小さなウィンドウとしてアプリを重ねて表示できます。
- 最近使ったアプリ一覧で、アプリのアイコンをタップ
- 「ポップアップ表示で起動」を選択
- ウィンドウのサイズや位置を自由に調整できる
- 最大5つまでポップアップ表示が可能
エッジパネルからの起動
Galaxyにはエッジパネル機能があり、画面端からスワイプしてすばやくアプリペアを起動できます。
- 「設定」→「ディスプレイ」→「エッジパネル」をONにする
- 画面右端に表示されるハンドルを内側にスワイプ
- アプリペア(2つのアプリの組み合わせ)を登録して、ワンタップで画面分割を起動できる
Google Pixel
Pixelシリーズは標準のAndroid操作に最も近い端末です。
- 画面下部から上にスワイプして長押し(最近使ったアプリ一覧を表示)
- 分割したいアプリの上部にあるアプリアイコンをタップ
- 「分割画面」を選択
- もう一方のアプリを選択して完了
AQUOS(Sharp)
AQUOSシリーズの画面分割操作は以下の通りです。
- 画面下部の「□」ボタンをタップ(または上スワイプ長押し)
- 最近使ったアプリの一覧が表示される
- 分割したいアプリのアイコンをタップ
- 「上に分割」を選択
- 下半分に表示するアプリを選ぶ
Xperia(Sony)
Xperiaシリーズには独自の「マルチウィンドウスイッチ」機能があります。
- 最近使ったアプリ一覧を開く
- 画面上部に表示される「マルチウィンドウスイッチ」アイコンをタップ
- 上下の画面それぞれに表示したいアプリを選択
- 左右にスワイプしてアプリを切り替えられる
また、Xperiaの一部モデルではサイドセンスバーを使って、よく使うアプリペアをすばやく起動することもできます。
| メーカー | 独自機能 | 特徴 |
|---|---|---|
| Samsung Galaxy | ポップアップ表示、エッジパネル、アプリペア | フローティング対応、最大5ウィンドウ |
| Google Pixel | 標準Android準拠 | 最もシンプルな操作 |
| AQUOS | AQUOS独自のUI | メニュー名が若干異なる |
| Xperia | マルチウィンドウスイッチ、サイドセンス | ワンタッチでペア起動可能 |
【対処法7】省電力モード(バッテリーセーバー)を無効にする
省電力モード(バッテリーセーバー)が有効になっていると、システムのパフォーマンスを抑えるために画面分割機能が制限されることがあります。
省電力モードを無効にする手順
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーセーバー」(または「省電力モード」)をタップ
- 「今すぐOFFにする」をタップ
または、クイック設定パネル(画面上部から下にスワイプ)から、バッテリーセーバーのアイコンをタップして直接OFF にすることもできます。
【対処法8】画面分割中にアプリが落ちる場合の対処
画面分割自体はできるが、分割中にアプリがクラッシュして落ちてしまうという場合もあります。以下の対処法を試してみてください。
対処法A: アプリのキャッシュをクリアする
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」(または「アプリと通知」)をタップ
- 問題が起きているアプリを選択
- 「ストレージとキャッシュ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
対処法B: アプリを最新バージョンにアップデートする
- Google Playストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「アプリとデバイスの管理」をタップ
- 「利用可能なアップデート」で対象アプリを更新する
対処法C: アプリを再インストールする
キャッシュクリアやアップデートでも改善しない場合は、アプリの再インストールを検討しましょう。
- アプリのアイコンを長押しして「アンインストール」を選択
- Google Playストアから再度インストールする
- 再インストール後、画面分割を試す
注意:アプリを再インストールすると、アプリ内のデータ(ログイン情報、設定など)がリセットされる場合があります。再インストール前に、必要なデータのバックアップを取っておきましょう。
対処法D: セーフモードで確認する
サードパーティ製のアプリが原因で画面分割に不具合が起きている可能性がある場合、セーフモードで確認できます。
- 電源ボタンを長押ししてメニューを表示
- 「電源を切る」を長押しする
- 「セーフモードで再起動」という確認が表示されるので、「OK」をタップ
- セーフモードで起動したら、画面分割を試す
- セーフモードで正常に動作する場合、インストールしたアプリのいずれかが原因
ピクチャーインピクチャー(PiP)との違いと使い分け
Androidには画面分割のほかに、ピクチャーインピクチャー(PiP)という機能もあります。どちらも「複数のアプリを同時に使う」ための機能ですが、使い方や向いている場面が異なります。
| 比較項目 | 画面分割 | ピクチャーインピクチャー(PiP) |
|---|---|---|
| 表示方法 | 画面を上下に2分割 | 小さなウィンドウで重ねて表示 |
| 操作できるアプリ | どちらのアプリも操作可能 | メインアプリのみ操作可能(小窓は表示のみ) |
| 向いている用途 | 両方のアプリを活発に操作する場合 | 動画を「ながら見」する場合 |
| 対応アプリ | 多くのアプリが対応 | 動画再生系アプリが中心 |
| 対応Androidバージョン | Android 7.0以降 | Android 8.0以降 |
| ウィンドウサイズ | 中央の仕切りをドラッグして比率を変更 | 小窓をピンチ操作でサイズ変更 |
ピクチャーインピクチャーの使い方
- 「設定」→「アプリ」→対象アプリ→「ピクチャーインピクチャー」で許可をONにする
- 対応アプリ(YouTube、Googleマップ、Chromeなど)で動画を再生する
- 再生中にホームボタンをタップする(またはホーム画面に戻る操作をする)
- 動画が小さなウィンドウで表示され、他のアプリを操作できる
画面分割ができないアプリでも、PiPに対応していれば小窓表示で使えることがあるので、代替手段として覚えておくと便利です。
フローティングウィンドウ機能について(Galaxy・Xiaomi対応)
一部のメーカーのAndroidスマホには、画面分割やPiPに加えてフローティングウィンドウ(ポップアップ表示)機能が搭載されています。これは、アプリを自由に移動・サイズ変更できるウィンドウとして表示する機能です。
Galaxyのフローティングウィンドウ
- 最近使ったアプリ一覧でアプリアイコンをタップ →「ポップアップ表示で起動」
- ウィンドウの大きさと位置を自由に変更可能
- 最大5つのアプリを同時にポップアップ表示
- ウィンドウ上部のバーから透明度を調整できる
- 最小化してフローティングアイコンとして画面端に配置可能
Xiaomiのフローティングウィンドウ
- 最近使ったアプリ一覧でアプリのカードを下にスワイプ → フローティング表示
- 通知バーからも直接フローティングウィンドウを起動可能
- 画面端のサイドバーからアプリをフローティング起動する機能もある
フローティングウィンドウは画面分割よりも柔軟性が高く、3つ以上のアプリを同時に使いたい場合や、ウィンドウのサイズを細かく調整したい場合に便利です。
Android 15以降の画面分割に関する新機能
Android 15(2024年リリース)以降では、画面分割やマルチウィンドウ機能にいくつかの改良が加えられています。
アプリペア機能
Android 15では「アプリペア」機能が追加されました。よく使う2つのアプリの組み合わせを保存して、ワンタップで画面分割状態を起動できます。
- 2つのアプリを画面分割で表示した状態で、ホーム画面にアプリペアとして保存
- 保存したペアをタップするだけで、毎回同じ組み合わせの画面分割が起動
- 当初はタブレットや折りたたみスマホ向けの機能だったが、Pixel 9シリーズなどのスマートフォンにも対応を拡大
デスクトップウィンドウモード
Android 15では、デスクトップウィンドウモードも改善されました。PCのようにアプリをフリーフォーム(自由なサイズ)のウィンドウで使える機能で、外部モニターに接続した際などに活用できます。
- ウィンドウにタイトルバーが表示され、最大化・分割・フリーフォームの切り替えが可能
- ウィンドウの移動とリサイズが自由にできる
- 特に折りたたみスマホや大画面デバイスで効果を発揮
最近使ったアプリ画面の改善
最近使ったアプリ(リーセント)画面に新しいボタンが追加され、そこから直接画面分割モードに入れるようになりました。従来よりも少ないタップ数で画面分割を開始できます。
画面分割の解除方法
画面分割を終了して通常の表示に戻す方法も確認しておきましょう。
方法1: 仕切り線をドラッグする
- 画面中央の仕切り線(バー)を指で上下いずれかにドラッグする
- 画面の端までドラッグすると、一方のアプリが閉じて全画面に戻る
方法2: ホームボタンを使う
- ホームボタンをタップするとホーム画面に戻る
- 上半分に固定されていたアプリも解除される
方法3: 戻るボタンを使う
- どちらかのアプリで「戻る」ボタンを繰り返しタップし、アプリを閉じる
- 残ったアプリが全画面表示になる
よくある質問(FAQ)
Q1. 画面分割で使えるアプリに制限はありますか?
はい、あります。アプリの開発者がマルチウィンドウ機能を無効にしている場合、そのアプリでは画面分割を利用できません。特にゲームアプリ、カメラアプリ、一部の金融系アプリは非対応のことが多いです。ただし、開発者オプションの「アクティビティをサイズ変更可能にする」を有効にすることで、強制的に画面分割を使えるようにすることは可能です(一部アプリではクラッシュする場合があります)。
Q2. 画面分割中に片方のアプリが落ちるのはなぜですか?
主な原因はメモリ不足です。画面分割は2つのアプリを同時に動作させるため、通常の約2倍のメモリを消費します。RAMが少ない端末(3GB以下)では特に落ちやすくなります。対処法として、不要なアプリを閉じてメモリを解放する、端末を再起動する、問題のアプリのキャッシュをクリアする、などを試してみてください。
Q3. 画面分割の比率(上下のサイズ)は変更できますか?
はい、変更可能です。画面の中央にある仕切り線(バー)を上下にドラッグすることで、2つのアプリの表示比率を自由に変更できます。ただし、一部の端末では比率の変更に制限がある場合があります。
Q4. 画面分割は横向きでも使えますか?
はい、横向き(ランドスケープモード)でも画面分割は使えます。横向きの場合、画面は左右に分割されます。動画を見ながら他の作業をしたい場合は、横向きの画面分割が特に便利です。ただし、自動回転の設定がONになっている必要があります。
Q5. 開発者オプションを有効にすると端末に悪影響はありますか?
開発者オプションを有効にすること自体に悪影響はありません。問題が起きるのは、開発者オプション内の特定の設定を変更した場合です。「アクティビティをサイズ変更可能にする」をONにしても、アプリが不安定になる程度で端末本体への悪影響はありません。不要になったら設定をOFFにして再起動すれば元に戻ります。
Q6. 同じアプリを2つ画面分割で表示できますか?
基本的に、同じアプリを2つ同時に画面分割で表示することはできません。ただし、ChromeやSamsung Internet Browserなど一部のブラウザアプリでは、異なるタブを別ウィンドウで開くことで、実質的に2画面でブラウジングできる場合があります。
Q7. ピクチャーインピクチャー(PiP)と画面分割はどちらがおすすめですか?
用途によって使い分けるのがおすすめです。2つのアプリを両方しっかり操作したい場合は画面分割が便利です。YouTubeやGoogleマップの動画を「ながら見」しながら他のアプリをメインで使いたい場合は、PiPが適しています。PiPは小窓の中では基本的に再生・停止程度しか操作できないため、テキスト入力などの作業が必要な場合は画面分割を選びましょう。
Q8. タブレットでも画面分割のやり方は同じですか?
基本的な操作方法はスマートフォンと同じですが、タブレットの方が画面サイズが大きいため、より快適に画面分割を使えます。Android 12L以降では、タブレット向けにタスクバーが追加され、そこからドラッグ&ドロップで画面分割を開始できるようになっています。
Q9. 画面分割中はバッテリーの減りが早くなりますか?
はい、通常よりもバッテリー消費が増えます。2つのアプリを同時に動作させるため、CPUやメモリの使用量が増加し、結果としてバッテリー消費が早くなります。長時間画面分割を使用する場合は、充電しながら使うことをおすすめします。
Q10. 3つ以上のアプリを同時に表示する方法はありますか?
標準の画面分割機能では2つまでですが、いくつかの方法で3つ以上のアプリを同時に使うことが可能です。Galaxyシリーズでは画面分割(2アプリ)+ポップアップ表示(最大5アプリ)を組み合わせて複数アプリを同時表示できます。また、画面分割+PiP(小窓表示)を組み合わせることで、3つのアプリを同時に利用できます。
まとめ
Androidの画面分割(マルチウィンドウ)ができない場合の主な原因と対処法をまとめます。
| 原因 | 対処法 | 効果 |
|---|---|---|
| アプリが非対応 | 開発者オプションで強制有効化 | 高い(ただし不安定な場合あり) |
| 操作方法の間違い | ナビゲーション方式を確認して正しい手順で操作 | 確実に解決 |
| Androidバージョンが古い | システムアップデートを実行 | 確実に解決 |
| 一時的な不具合 | 端末を再起動、メモリを解放 | 高い |
| メーカー独自の操作方法 | メーカー別の手順を確認 | 確実に解決 |
| 省電力モードが有効 | バッテリーセーバーをOFFにする | 高い |
| アプリが画面分割中に落ちる | キャッシュクリア、アプリ更新、再インストール | 普通〜高い |
まず試すべき3ステップ:
- 端末を再起動する(最も簡単で効果的な基本対処)
- 操作方法を再確認する(ナビゲーション方式に合った手順を確認)
- 開発者オプションで「アクティビティをサイズ変更可能にする」をONにする(非対応アプリへの対処)
画面分割機能は作業効率を大幅に向上させてくれる便利な機能です。この記事で紹介した対処法を順番に試して、ぜひマルチウィンドウを活用してみてください。
それでも解決しない場合は、端末メーカーのサポートに問い合わせるか、端末の初期化(出荷時の状態に戻す)を検討してみてください。初期化を行う場合は、必ず事前にデータのバックアップを取ってから実施しましょう。
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