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MacでSafariだけクラッシュする…その悩み、原因は意外とシンプルです
「Safariを開くとすぐ落ちる」「特定のサイトを開いた瞬間にクラッシュする」「ChromeやFirefoxは普通に動くのにSafariだけおかしい」――そんな経験はありませんか?
MacでSafariだけがクラッシュする場合、他のブラウザが正常に動いていることから、macOS自体の問題ではなく、Safari固有の問題であることがわかります。原因の大半は拡張機能・キャッシュ・設定ファイルの破損・WebKitのバグ・リソース不足のいずれかに集約されます。
この記事では、クラッシュの原因を体系的に整理し、今すぐ試せる解決手順を順番に解説します。
- MacでSafariだけクラッシュする主な原因
- すぐ試せる基本的な修復手順(再起動〜キャッシュ削除)
- 拡張機能・プラグインによる問題の切り分け方
- 設定ファイル・環境設定のリセット方法
- macOSアップデート・SafariアップデートでSafariを修復する方法
- それでも直らない場合の最終手段
Safariがクラッシュする主な原因
Safariのクラッシュは、以下のいずれかが原因であることがほとんどです。それぞれの特徴を理解しておくと、問題の切り分けがスムーズになります。
① 拡張機能(Safari機能拡張)の競合・破損
Safariにインストールした拡張機能が原因でクラッシュすることは非常に多いです。特に以下のケースで起きやすい:
- macOSをアップデートしたあとに古い拡張機能が非対応になった
- 広告ブロッカーやVPN拡張機能が特定のページと競合する
- 複数の拡張機能が同じリソースにアクセスしようとして競合する
② キャッシュ・Cookieのデータ破損
Safariが長期間使われると、キャッシュやCookieデータが大量に蓄積されます。そのデータの一部が破損すると、ページ読み込み時にSafariがクラッシュすることがあります。特定のサイトを開いた瞬間に落ちる場合は、そのサイト関連のキャッシュが原因の可能性が高いです。
③ 環境設定ファイル(.plist)の破損
Safariの設定は ~/Library/Preferences/com.apple.Safari.plist というファイルに保存されています。このファイルが破損していると、Safari起動時にクラッシュしたり、特定の操作でフリーズしたりします。
④ WebKitのバグ・特定サイトとの非互換
SafariはWebKitというレンダリングエンジンを使用しています。WebKitに既知のバグがある場合、特定のページでクラッシュすることがあります。JavaScriptを多用するサイトや、最新のWeb技術を使ったページで起きやすいです。
⑤ メモリ不足・ストレージ不足
Macの空きRAMが少なくなっているとき、Safariは多くのタブを開いた際にクラッシュしやすくなります。また、ストレージの空き容量が極端に少ない(5GB未満など)場合も、キャッシュ書き込みに失敗してクラッシュする原因になります。
⑥ macOSやSafari自体のバグ
特定のmacOSバージョンやSafariバージョンに既知のバグがある場合、アップデートで修正されることがあります。「アップデート後からクラッシュするようになった」場合もあれば、「古いバージョンのままでバグが残っている」場合もあります。
STEP別:Safariクラッシュの解決手順
以下の手順を順番に試してください。多くの場合、STEP1〜STEP3の段階で解決します。
STEP 1:Macを再起動する
最も基本的な対処法ですが、意外と効果があります。長時間スリープを繰り返しているMacでは、メモリに不整合が起きていることがあります。
- Appleメニュー(左上の🍎)→「再起動」をクリック
- 「再起動時にウインドウを再度開く」のチェックを外してから再起動
- 再起動後にSafariを起動して改善するか確認
ポイント:「再起動時にウインドウを再度開く」をオフにすることで、クラッシュ前の状態が復元されてすぐまたクラッシュするループを防げます。
STEP 2:Safariのキャッシュを削除する
キャッシュの削除は安全で効果的な対処法です。ブックマーク・履歴・パスワードは消えません。
方法A:開発メニューから削除(推奨)
- Safariが起動できる場合は起動する(起動直後にクラッシュする場合は方法Bへ)
- メニューバーの「Safari」→「設定」(またはShift+Command+,)を開く
- 「詳細」タブを開き、「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れる
- メニューバーに「開発」が表示されたら、「開発」→「キャッシュを空にする」をクリック
方法B:Finderから直接削除
- Finderを開いて、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」(Shift+Command+G)
~/Library/Caches/com.apple.Safariと入力してEnter- フォルダ内のファイルをすべて選択(Command+A)してゴミ箱へ移動
- Safariを起動して確認
STEP 3:履歴・Cookieを削除する
キャッシュを削除しても改善しない場合は、Cookieや履歴も削除します。
- Safariのメニューバー「履歴」→「履歴を消去」をクリック
- 「消去する範囲」を「すべての履歴」に設定して「履歴を消去」をクリック
- 次に「Safari」→「設定」→「プライバシー」タブ
- 「Webサイトデータを管理」→「すべてを削除」をクリック
注意:この操作でWebサイトのログイン状態がリセットされます。重要なパスワードはiCloudキーチェーンやパスワード管理アプリに保存しておきましょう。
STEP 4:拡張機能をすべて無効化する
拡張機能が原因かどうかを切り分けるため、すべて無効化して動作を確認します。
- Safariのメニューバー「Safari」→「設定」を開く
- 「機能拡張」タブをクリック
- 左側のリストに表示されている拡張機能をすべてチェックOFFにする
- Safariを再起動して、クラッシュが解消されるか確認
クラッシュが解消された場合、拡張機能が原因です。一つずつ有効にしていき、クラッシュが再発した拡張機能を特定して削除しましょう。
拡張機能を削除する方法
- 「設定」→「機能拡張」で問題の拡張機能を選択
- 「アンインストール」ボタンをクリック
- または、App Storeからインストールした拡張機能の場合はLaunchpadから削除
STEP 5:環境設定ファイル(.plist)を削除する
Safariの設定ファイルを削除することで、設定を初期化できます。設定は自動再生成されるので安全ですが、カスタマイズした設定(ホームページ、検索エンジンなど)はリセットされます。
- Safariをすべて終了する(Command+Q)
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」(Shift+Command+G)
~/Library/Preferences/と入力してEnter- 以下のファイルを探してデスクトップなど別の場所に移動(バックアップとして保持):
com.apple.Safari.plistcom.apple.Safari.Extensions.plistcom.apple.SafariTechnologyPreview.plist(あれば)
- Safariを起動して改善するか確認
改善した場合:移動したファイルはゴミ箱に捨てて構いません。
改善しなかった場合:移動したファイルを元の場所に戻してください(状況が変わらないため)。
STEP 6:Safari関連ライブラリファイルを削除する
より深いレベルでのSafarデータをリセットします。
- Safariをすべて終了する
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」
~/Library/Safari/と入力してEnter- 以下のファイル・フォルダをデスクトップに移動(バックアップ):
Databases(フォルダ)LocalStorage(フォルダ)WebpageIcons.db
- Safariを起動して確認
STEP 7:macOSとSafariをアップデートする
既知のバグが原因でクラッシュしている場合、アップデートで修正されることがあります。
- Appleメニュー→「システム設定」(またはシステム環境設定)
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」をクリック
- アップデートが利用可能な場合は「今すぐアップデート」をクリック
- アップデート完了後にSafariを起動して確認
Safariは単体でアップデートできる?
macOS Monterey(12)以降、SafariはmacOSのシステムアップデートに統合されています。Safariを単独でアップデートするには、App Storeを確認してください。一部のmacOSバージョンではApp StoreにSafariのアップデートが表示されることがあります。
STEP 8:セーフブートでSafariを確認する
セーフブートは起動時に不要なプロセスをスキップして起動するモードです。クラッシュが特定のバックグラウンドアプリによるものかどうかを切り分けられます。
Intel Macの場合
- Macをシャットダウン
- 電源ボタンを押してすぐにShiftキーを押し続ける
- ログイン画面が表示されたらShiftを放す
- ログイン後「セーフブート」と表示されていることを確認
- Safariを起動してクラッシュするか確認
Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)Macの場合
- Macをシャットダウン
- 電源ボタンを長押ししてスタートアップオプションが表示されるまで待つ
- 起動ディスクを選択してから、Shiftキーを押しながら「続ける」をクリック
- 「セーフモードで続ける」を選択
- Safariを起動してクラッシュするか確認
セーフブードでSafariが動く場合、通常起動時に自動起動するアプリがクラッシュの原因です。ログイン項目を確認して、不要なアプリを起動から外しましょう(「システム設定」→「一般」→「ログイン項目」)。
STEP 9:別のユーザーアカウントで確認する
新しいユーザーアカウントを作成してSafariを起動し、クラッシュが起きるかどうかを確認します。
- 「システム設定」→「ユーザとグループ」→「ユーザを追加」
- 新しい標準ユーザーを作成してログイン
- Safariを起動してクラッシュするか確認
新しいユーザーでクラッシュしない場合:元のユーザープロファイルに問題があります。上記のSTEP5〜6を再確認するか、ユーザーデータの移行を検討します。
新しいユーザーでもクラッシュする場合:macOSやハードウェアの問題の可能性があります。次のSTEPへ進んでください。
STEP 10:Safariの診断レポートを確認する
クラッシュの詳細な原因を調べるには、クラッシュレポートを確認します。
- Finderで「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「コンソール」を開く
- 左側のサイドバーで「クラッシュレポート」を選択
- 「Safari」で始まるレポートを探してクリック
- レポート内の「Exception Type」「Crashed Thread」「Application Specific Information」を確認
WebKit関連のエラー(WebProcess、com.apple.WebKitなど)が含まれる場合は、WebKitのバグや特定サイトとの非互換が原因の可能性が高いです。
特定の状況別:Safariクラッシュの対処法
特定のサイトを開いた瞬間にクラッシュする場合
そのサイト固有の問題(重いJavaScript、WebGL、動画など)が原因の可能性があります。
- そのサイトをChromeやFirefoxで開いて、Safariだけの問題か確認する
- SafariのJavaScriptを無効にして開いてみる(「設定」→「セキュリティ」→「JavaScriptを有効にする」をOFF)
- 「開発」→「JavaScriptを無効にする」を使う方が一時的なテストに便利
YouTube・動画サイトでクラッシュする場合
動画再生に関連したWebKit問題や、ハードウェアアクセラレーションの問題が原因のことが多いです。
- 「設定」→「詳細」→「Webサイト越しのトラッキングを防ぐ」の設定を変えてみる
- 「Safari」→「設定」→「Webサイト」→「ハードウェアアクセラレーションを使用」の設定を確認
- Safariのキャッシュを削除(STEP2参照)
複数タブを開くとクラッシュする場合
メモリ不足が原因の可能性が高いです。
- アクティビティモニタで「メモリ」タブを確認し、使用率が90%を超えていないか確認
- 使っていないアプリをすべて終了してからSafariを使う
- Safariのタブを一度すべて閉じて再度開く(タブグループを使って整理する)
- Macのメモリ不足が恒常的な場合はRAM増設を検討(Apple SiliconのMacはオンボードのため不可)
Safari起動直後にクラッシュする場合
環境設定ファイルか、以前のセッションの復元が原因のことが多いです。
- STEP5(.plistファイル削除)を先に試す
- Safariを起動してすぐ(クラッシュする前に)「履歴」→「最近閉じたウインドウ」や前回のセッション復元をキャンセルする
- Terminal(ターミナル)で以下を実行してSafari設定をリセット:
defaults delete com.apple.Safari
よくある質問(FAQ)
Q1:ChromeやFirefoxは動くのにSafariだけ落ちます。Macの問題ではないですか?
A:はい、MacのハードウェアやmacOS自体に問題はほぼないと考えられます。ChromeとFirefoxはそれぞれ独自のレンダリングエンジンを使っているため、WebKitを使うSafari固有の問題(拡張機能・キャッシュ・設定ファイル・WebKitのバグ)が原因です。この記事の手順を試してください。
Q2:Safariを再インストールすることはできますか?
A:SafariはmacOSに組み込まれているため、単独で再インストールすることはできません。macOSの再インストール(データを保持したまま)によってSafariを再インストールする方法があります。「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「macOSを再インストール」から実行できます(データは保持されます)。
Q3:Safari Technology PreviewをインストールしているとクラッシュしやすいですかR?
A:Safari Technology Previewは開発者向けのベータ版のため、通常のSafariより不安定なことがあります。Technology Previewと通常のSafariが干渉する場合があるので、Technology Previewをアンインストールしてみてください(Finderの「アプリケーション」からゴミ箱に移動)。
Q4:クラッシュのたびに「Appleに送信しますか?」と表示されます。送った方がいいですか?
A:送信することで、Appleがバグ修正の参考にできます。個人を特定できる情報は含まれないので、送信することをおすすめします。
Q5:macOSを最新にしたらSafariがクラッシュするようになりました。どうすれば?
A:新しいmacOSバージョンに既知のバグがある場合があります。まずキャッシュ削除と拡張機能の無効化を試してください。それでも解決しない場合は、Appleのフィードバックアシスタントでバグを報告すると次のアップデートで修正される可能性があります。一時的にSafariの代わりにChromeやFirefoxを使うのも手です。
Q6:Safariのクラッシュ後に「予期しない問題が発生しました」と表示されます。これは何ですか?
A:Safariがクラッシュしたときに表示されるエラーダイアログです。「レポートを送信」か「無視」を選べますが、Appleへのフィードバックのためにレポートを送信することをおすすめします。その後、この記事の手順を試してください。
Q7:アドブロッカーを使っているとSafariがクラッシュしやすいですか?
A:一部の広告ブロッカー拡張機能は、コンテンツフィルタリングの処理でSafariと競合することがあります。特にSafariのバージョンアップ後に古い広告ブロッカーが非対応になりクラッシュするケースがあります。一時的に広告ブロッカーを無効にしてSafariを使い、改善するか確認してみてください。
Q8:Macのストレージ残量が少ないとSafariがクラッシュしますか?
A:はい、特にストレージ残量が5GB未満になると、Safariのキャッシュ書き込みに失敗してクラッシュする可能性が高まります。「Apple メニュー」→「このMacについて」→「ストレージ」でディスク使用状況を確認し、不要なファイルを削除して空き容量を増やしてください。一般的に15GB以上の空きがあると安定して動作します。
Q9:SafariのWebプロセス(WebProcess)がクラッシュしているようです。これは何が原因ですか?
A:WebProcessはSafariの各タブを処理するプロセスです。このプロセスのクラッシュは、特定のWebページのJavaScriptやWebGLによるメモリ過多が原因のことが多いです。問題のあるタブを閉じる、キャッシュを削除する、Safariのアップデートを確認するなどの対処を試してください。
Q10:iCloudの同期とSafariのクラッシュは関係していますか?
A:iCloud経由でSafariのブックマーク・タブ・履歴を同期している場合、同期データの不整合がクラッシュの原因になることがあります。「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」でSafariの同期を一時的にオフにして、クラッシュが解消されるか確認してみてください。
まとめ:Safariクラッシュの解決チェックリスト
Safariがクラッシュしたときは、以下の順番で試してください:
| 手順 | 対処法 | 難易度 |
|---|---|---|
| STEP 1 | Macを再起動する(ウインドウ復元なし) | ★☆☆ |
| STEP 2 | Safariキャッシュを削除する | ★☆☆ |
| STEP 3 | 履歴・Cookieを削除する | ★☆☆ |
| STEP 4 | 拡張機能をすべて無効化する | ★☆☆ |
| STEP 5 | 環境設定ファイル(.plist)を削除する | ★★☆ |
| STEP 6 | Safari Libraryファイルを削除する | ★★☆ |
| STEP 7 | macOS・Safariをアップデートする | ★☆☆ |
| STEP 8 | セーフブートで確認する | ★★☆ |
| STEP 9 | 別ユーザーアカウントで確認する | ★★☆ |
| STEP 10 | クラッシュレポートで原因を特定する | ★★★ |
多くの場合、拡張機能の無効化またはキャッシュ削除で解決します。それでも改善しない場合は、環境設定ファイルの削除やmacOSのアップデートを試してみてください。
Safariは軽量で省電力なので、MacユーザーにはiCloudとの連携も含めて使い続けるメリットが多くあります。この記事の手順でぜひ快適なSafarを取り戻してください。
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