Home / ネットワーク・IT / Wi-fi / DNSエラーが頻発する原因と変更方法【Windows・Mac・iPhone・Android対応ガイド】

DNSエラーが頻発する原因と変更方法【Windows・Mac・iPhone・Android対応ガイド】

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

「このサイトにアクセスできません」「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」——インターネットに繋がっているはずなのに突然ウェブサイトが開けなくなる場合、DNSエラーが原因であることが多いです。この記事ではDNSエラーが頻発する原因と、Windows・Mac・iPhone・AndroidそれぞれのDNS変更手順を解説します。

DNSとは?基礎知識

DNS(Domain Name System)は、ウェブサイトのURLをIPアドレスに変換する「インターネットの電話帳」です。例えば「google.com」を入力すると、DNSサーバーが対応するIPアドレスに変換してアクセスを可能にします。

DNSエラーとは、このDNSサーバーへの問い合わせが失敗した状態のことです。ブラウザには「このサイトにアクセスできません」「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」などのエラーが表示されます。

DNSエラーが頻発する主な原因

原因1:DNSサーバーの障害・過負荷

ISP(インターネットプロバイダー)が提供するDNSサーバーが障害を起こしたり、アクセスが集中して過負荷になると、DNS問い合わせが失敗します。特に夜間の時間帯に頻発する場合はこのケースが多いです。

原因2:DNSキャッシュの破損

パソコンはDNS問い合わせ結果を「DNSキャッシュ」として保存していますが、このキャッシュが古くなったり破損したりするとエラーが発生します。サイト移転直後などに起こりやすい症状です。

原因3:ルーターの不具合

自宅のWi-Fiルーターが中継するDNS問い合わせに問題が発生するケースです。ルーターを長時間起動し続けることでメモリが不足し、DNS解決ができなくなります。ルーター再起動で解決するケースも多いです。

原因4:ファイアウォール・セキュリティソフトの干渉

セキュリティソフトがDNS通信をブロックしてしまうことがあります。特定のサイトへのアクセスを誤検知してDNS問い合わせをブロックするケースがあります。

原因5:DNSサーバーアドレスの設定ミス

手動でDNSサーバーアドレスを設定している場合、アドレスが間違っているとすべてのサイトにアクセスできなくなります。

【解決策1】DNSキャッシュをクリアする

Windowsの場合

  1. スタートメニューで「コマンドプロンプト」を右クリック→「管理者として実行」をクリック
  2. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します:
    ip​config /flushdns
  3. 「DNSリゾルバーキャッシュは正常にフラッシュされました」と表示されれば完了です

Macの場合

  1. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く
  2. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します:
    sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
  3. 管理者パスワードを入力して実行します

iPhoneの場合

機内モードをオン→10秒待つ→オフにすることでDNSキャッシュがクリアされます。または「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「ネットワーク設定をリセット」でも可能です。

Androidの場合

「設定」→「システム」→「リセット」→「ネットワーク設定のリセット」でDNSキャッシュをクリアできます。機種によってメニューの場所が異なる場合があります。

【解決策2】DNSサーバーを変更する

ISPのDNSサーバーが不安定な場合、GoogleやCloudflareの無料パブリックDNSサーバーに変更することで大幅に改善することがあります。

サービス名 プライマリDNS セカンダリDNS 特徴
Google Public DNS 8.8.8.8 8.8.4.4 高速・安定・世界最大規模
Cloudflare DNS 1.1.1.1 1.0.0.1 最速・プライバシー重視
OpenDNS 208.67.222.222 208.67.220.220 フィルタリング機能付き

WindowsでDNSを変更する手順

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く
  2. 「Wi-Fi」または「イーサネット」→接続中のネットワーク名をクリック
  3. 「DNSサーバーの割り当て」の「編集」をクリック
  4. ドロップダウンで「手動」を選択し、IPv4をオンにする
  5. 優先DNSに「8.8.8.8」、代替DNSに「8.8.4.4」を入力
  6. 「保存」をクリックして完了

MacでDNSを変更する手順

  1. 「システム設定」→「ネットワーク」を開く
  2. 接続中のネットワーク(Wi-Fiまたはイーサネット)をクリック→「詳細」
  3. 「DNS」タブをクリック
  4. 左下の「+」をクリックして「8.8.8.8」を入力して追加
  5. 同様に「8.8.4.4」も追加→「OK」→「適用」

iPhoneでDNSを変更する手順

  1. 「設定」→「Wi-Fi」を開く
  2. 接続中のネットワーク名の右にある「ⓘ」をタップ
  3. 「DNSを構成」→「手動」を選択
  4. 「サーバを追加」をタップして「1.1.1.1」を入力
  5. 「保存」をタップして完了

AndroidでDNSを変更する手順(プライベートDNS)

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く
  2. 「プライベートDNS」をタップ
  3. 「プライベートDNSプロバイダのホスト名」を選択
  4. 「one.one.one.one」(Cloudflare)または「dns.google」(Google)を入力
  5. 「保存」をタップ

【解決策3】ルーターを再起動する

ルーターの電源を切り、30秒待ってから再度電源を入れます。ルーターのDNSキャッシュもクリアされるため、多くのケースで問題が解決します。月に1〜2回ルーターを再起動することで、同様のトラブルを予防できます。

【解決策4】セキュリティソフトを一時無効化してテスト

セキュリティソフトをオフにして該当サイトにアクセスできるか確認します。アクセスできる場合は、セキュリティソフトの設定で該当サイトを「例外」または「信頼済み」に追加してください。無効化後は必ず再度有効化することを忘れずに。

よくある質問(FAQ)

Q. DNSエラーは特定のサイトだけに出ます。なぜですか?

A. 特定のサイトのドメインに問題がある場合や、そのサイトのDNS設定が変更された直後に発生することがあります。時間を置いて再アクセスするか、別のDNSサーバーを試してみてください。

Q. DNSサーバーを変更するとセキュリティリスクはありますか?

A. GoogleやCloudflareなどの大手が提供するパブリックDNSは安全に利用できます。ただし、信頼できないサードパーティのDNSに変更すると通信が傍受されるリスクがあるため、有名なサービスのみを利用してください。

Q. スマホだけDNSエラーが出て、PCは問題ありません。

A. スマホ固有のDNSキャッシュの問題か、スマホのネットワーク設定の問題です。機内モードのオン・オフ、またはスマホのネットワーク設定リセットを試してください。

Q. 特定の時間帯(夜間)だけDNSエラーが出ます。

A. ISPのDNSサーバーが混雑する夜間(20〜24時)に起こりやすいです。GoogleやCloudflareのDNSに変更することで解決することが多いです。

Q. フレッツ光でDNSエラーが頻発します。

A. フレッツ光のPPPoE接続ではISPのDNSが不安定になることがあります。IPoE(IPv6接続)への切り替えや、DNSサーバーをGoogle・Cloudflareに変更することを推奨します。

Q. DNSキャッシュをクリアしても改善しません。

A. ルーターのキャッシュも問題の原因となっている可能性があります。ルーター再起動後にDNSキャッシュクリアを試してみてください。それでも改善しない場合はISPへの問い合わせを検討してください。

まとめ:症状別の対処法一覧

症状 推奨解決策
突然すべてのサイトにアクセスできない ルーター再起動 → DNSキャッシュクリア
特定のサイトだけエラー 時間を置いて再アクセス → 別DNSでテスト
夜だけ遅い・エラーが出る ISPのDNSが混雑 → Cloudflare/Google DNSに変更
頻繁にエラーが出る DNSサーバーをCloudflare(1.1.1.1)/Google(8.8.8.8)に変更
変更しても改善しない セキュリティソフト確認 → ISPに問い合わせ

Check Also

固定IPにしたらネットに繋がらない原因と解決法【2026年最新版】

PCやスマホのIPアドレスを固 …