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【2026年最新】Windowsで「このデバイスにアクセスできません」エラーの原因と解決法【完全ガイド】
Windowsを使っていると、外付けHDDやUSBメモリ、ネットワーク上の共有フォルダなどを開こうとした際に突然「このデバイスにアクセスできません」というエラーが表示されて、ファイルにたどり着けなくなることがあります。
このエラーは実に多くの原因が絡み合っており、「なぜ昨日まで使えていたのに急に使えなくなったのか」と途方に暮れてしまう方も少なくありません。この記事では、エラーの主な原因を体系的に整理し、外付けHDD・USBメモリ、ネットワークドライブ、権限の問題、BitLocker暗号化まで、ケース別に丁寧な手順で解決策を解説します。
この記事でわかること
- 「このデバイスにアクセスできません」エラーが出る主な原因の一覧
- 外付けHDD・USBメモリでアクセスできない場合の具体的な対処手順
- ドライブ文字の重複確認・変更方法
- chkdskコマンドを使ったファイルシステムのエラー修復方法
- デバイスマネージャーでのドライバー確認と更新方法
- ネットワークドライブ・共有フォルダにアクセスできない場合の対処法
- アクセス権限・セキュリティポリシーの問題と解決策
- BitLocker暗号化が原因の場合の解除・回復方法
「このデバイスにアクセスできません」が出る主な原因一覧
| 原因カテゴリ | 具体的な原因 | 主な対処法 |
|---|---|---|
| 接続・物理的問題 | USBポートの接触不良、ケーブル断線、電力不足(大容量HDD) | ポート・ケーブル交換、セルフパワーHUB使用 |
| ドライブ文字の問題 | 同じドライブ文字が複数に割り当てられている、またはドライブ文字が未割り当て | ディスクの管理でドライブ文字を変更・割り当て |
| ファイルシステム障害 | 突然の電源断や不正な取り外しによるファイルシステムの破損、不良セクタ | chkdskコマンドで修復 |
| ドライバーの問題 | USBドライバーや記憶域コントローラーのドライバーが破損・古い | デバイスマネージャーで更新・再インストール |
| アクセス権限の問題 | ユーザーアカウントにフォルダやドライブへのアクセス権限がない(エラーコード0x80070005) | セキュリティタブでアクセス許可を変更 |
| セキュリティソフト | ウイルス対策ソフトやファイアウォールがアクセスをブロック | ソフトウェアを一時的に無効化して確認 |
| ネットワーク設定 | 共有フォルダの認証情報の期限切れ、SMBプロトコルの設定問題 | 資格情報マネージャーの更新、SMB設定の確認 |
| BitLocker暗号化 | ドライブがBitLockerで暗号化されており、回復キーが求められる | 回復キーを入力して解除 |
重要:以下の作業を行う前に、もし一部でもファイルが読み取れる状態であれば、まず別のドライブにコピーしておくことを強くお勧めします。
外付けHDD・USBメモリでのアクセスエラー対処法
STEP 0:まず基本確認から
- 別のUSBポート(できればPC本体背面のポート)に挿し直してみる
- 別のUSBケーブルに交換してみる(外付けHDDの場合)
- PCを再起動してから再度試してみる
- 別のPCで同じデバイスを認識できるか試してみる
- 大容量の外付けHDDは、ACアダプターで電源供給しているか確認
STEP 1:ドライブ文字の重複確認・変更
Windowsは外付けデバイスを接続すると自動的に「C:」「D:」などのドライブ文字を割り当てます。すでに他のドライブが同じ文字を使っていると競合が起きてアクセスできなくなります。
- Windowsキー + X を押してメニューを表示し、「ディスクの管理」をクリックします
- 画面下部の一覧から、外付けHDDやUSBメモリを見つけます
- 対象のドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選びます
- 「変更」ボタンをクリックし、別の未使用ドライブ文字(例:E: F: G:など)を選んで「OK」
- 変更後、エクスプローラーを開いて新しいドライブ文字でアクセスできるか確認します
STEP 2:ファイルシステムのエラーチェック(chkdsk)
外付けHDDやUSBメモリを正しく取り外さなかった場合、ファイルシステムが破損してアクセスできなくなることがあります。Windows標準搭載の「chkdsk」コマンドで修復を試みましょう。
- スタートメニューの検索欄に「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリック→「管理者として実行」で開きます
- エクスプローラーまたはディスクの管理で対象のドライブ文字を確認します(例:E:)
- コマンドプロンプトに
chkdsk E: /fと入力してEnterを押します(E:の部分は実際のドライブ文字に変更) - 「ボリュームが別のプロセスによって使用されているため…」と表示された場合は Y を押してスケジュール設定します
- 修復が完了したら、外付けHDDに再度アクセスできるか確認します
- /f で改善しない場合は
chkdsk E: /f /rで不良セクタも確認します(時間がかかります)
STEP 3:デバイスマネージャーでドライバーを確認・更新する
- Windowsキー + X を押して「デバイスマネージャー」を開きます
- 「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」または「ディスクドライブ」の項目を展開します
- 問題のあるデバイス(黄色の「!」マーク付き)があれば右クリックして「ドライバーの更新」を選択します
- 「ドライバーを自動的に検索」を選んで更新を試みます
- 更新後にPCを再起動して、外付けHDDに再度アクセスできるか確認します
ネットワークドライブ・共有フォルダにアクセスできない場合
資格情報マネージャーで認証情報を更新する
ネットワーク共有フォルダへの接続パスワードが変更されると、古い認証情報が残ったままになりアクセスできなくなります。
- スタートメニューの検索欄に「資格情報マネージャー」と入力して開きます
- 「Windows 資格情報」タブをクリックします
- アクセスできない共有フォルダのサーバー名に関連するエントリを探します
- エントリの横にある「▼」をクリックして展開し、「削除」をクリックして古い認証情報を削除します
- エクスプローラーから共有フォルダに再接続し、新しいユーザー名とパスワードを入力します
SMBの設定を確認する
Windows 10バージョン1709以降ではSMB 1.0が既定で無効になっています。古いNAS(ネットワークストレージ)やWindows XP/Vista/7の共有フォルダにアクセスする場合に問題が発生することがあります。
- 「コントロールパネル」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます
- 「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」を展開します
- 「SMB 1.0/CIFSクライアント」にチェックを入れて「OK」をクリックします
- PCを再起動して共有フォルダへのアクセスを再試行します
- 注意:SMB 1.0はセキュリティ上の問題があるため、古い機器をSMB 2.0/3.0対応版にアップデートすることを検討してください
アクセス権限の問題を解決する
「アクセスが拒否されました」(エラーコード0x80070005)が表示される場合、ユーザーアカウントにそのフォルダやドライブへのアクセス権限がない可能性があります。
セキュリティタブでアクセス許可を変更する手順
- アクセスできないフォルダまたはドライブを右クリックして「プロパティ」を選びます
- 「セキュリティ」タブをクリックします
- 「グループ名またはユーザー名」の欄に自分のアカウント名が表示されているか確認します
- 自分のアカウントを選択し、下部の「アクセス許可」欄で「フルコントロール」の「許可」にチェックが入っているか確認します
- 変更が必要な場合は「編集」ボタンをクリックして許可を変更します
- 「詳細設定」ボタンから所有者を自分のアカウントに変更することで解決するケースもあります
BitLocker暗号化が原因の場合の対処法
外付けHDDがBitLockerで暗号化されている場合、接続先のPCで回復キーの入力を求められます。
BitLockerの回復キーを確認する方法
- Microsoftアカウントにサインインし、https://account.microsoft.com/devices/recoverykey にアクセスします
- 該当するデバイスのBitLocker回復キーを確認します
- 外付けHDDのロック解除画面で回復キーを入力します
- 解除後、「BitLockerドライブ暗号化」の設定からBitLockerをオフにすることを検討します
よくある質問(FAQ)
Q1. 「このデバイスにアクセスできません」は外付けHDDの故障ですか?
故障とは限りません。多くの場合はドライブ文字の競合、ファイルシステムの軽い破損、ドライバーの問題などソフトウェア的な原因で解決できます。まずはchkdskコマンドを試してみてください。ただし、PCが認識しない(デバイスマネージャーにも表示されない)場合や異音がする場合は物理的な故障の可能性があります。
Q2. chkdskを実行したらデータが消えることはありますか?
chkdsk /f(修復オプション)を実行すると、ファイルシステムの論理エラーを修復します。このプロセスで一部の破損したファイルが「FOUND.000」などのフォルダに移動されることがありますが、正常なファイルが削除されることは通常ありません。ただし、念のため実行前に読み取れるファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
Q3. ドライブ文字を変更してもエクスプローラーに表示されません
「ディスクの管理」でドライブの状態が「未割り当て」になっている場合は、ドライブ文字の割り当て前にパーティションが存在しない可能性があります。この場合、新しいボリュームを作成する必要がありますが、データが消える可能性があります。データが重要な場合は、「AOMEI Partition Assistant」などのパーティション管理ツールやデータ復旧ソフト(Recuva、EaseUS Data Recovery Wizardなど)を試すことをお勧めします。
Q4. ネットワーク共有フォルダに急にアクセスできなくなりました
最も多い原因は「資格情報の期限切れ」です。資格情報マネージャーで古い認証情報を削除して再接続してください。次に多い原因は「IPアドレスの変更」です。共有フォルダを提供しているPC(サーバー側)のIPアドレスが変わっていないか確認し、IPアドレスが変わっていれば再マップが必要です。
Q5. 「アクセスが拒否されました(0x80070005)」が消えません
このエラーは権限の問題です。フォルダのプロパティ→「セキュリティ」タブで、「詳細設定」→「所有者」で自分のアカウントに所有者を変更してから、アクセス許可を付与してください。それでも解決しない場合は、管理者アカウントでログインして同じ操作を行ってください。
Q6. 外付けHDDをWindows 11 PCに接続したら認識しなくなった
Windows 11への更新後にUSBドライバーが変更されることがあります。「デバイスマネージャー」→「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」でドライバーを更新してください。また、Windows 11では「USB選択的サスペンド」機能が有効になっていると、一定時間後にUSBデバイスへの電源供給が止まることがあります。「電源管理」→「USB選択的サスペンドの設定」を「無効」にすることで改善することがあります。
Q7. BitLockerで暗号化された外付けHDDの回復キーを紛失しました
残念ながら、BitLockerの回復キーなしにデータにアクセスする方法は原則としてありません。これはBitLockerが高いセキュリティを提供するための設計です。まず①Microsoftアカウント(account.microsoft.com)で回復キーを確認する、②最初にBitLockerを設定した際にUSBメモリや印刷した紙に保存していないか確認する、③Azure AD(職場や学校のアカウント)に登録されている場合は管理者に問い合わせる、という手順を試してください。
まとめ
「このデバイスにアクセスできません」エラーは原因が多岐にわたりますが、以下の順番で確認することで効率的に解決できます。
| 優先度 | 対処法 | 対象となるケース |
|---|---|---|
| ★★★ | 別のUSBポートに挿し直す・PCを再起動する | 接触不良・一時的な認識エラー全般 |
| ★★★ | ディスクの管理でドライブ文字を確認・変更する | エクスプローラーに表示されない |
| ★★★ | chkdsk /f で修復する | 突然アクセスできなくなった場合 |
| ★★☆ | デバイスマネージャーでドライバーを更新する | 「!」マーク付きデバイス |
| ★★☆ | 資格情報マネージャーで認証情報を更新する | ネットワークドライブが開けない |
| ★★☆ | セキュリティタブでアクセス許可を変更する | 「アクセスが拒否されました」エラー |
| ★☆☆ | SMB 1.0を有効にする | 古いNASやPCの共有フォルダにアクセスできない |
| ★☆☆ | BitLockerの回復キーを入力する | 暗号化ドライブへのアクセス |
まずは「別のUSBポートに挿し直す」「PCを再起動する」「ドライブ文字を確認する」という基本3ステップから試してみましょう。外付けHDDへのアクセスエラーのほとんどはこれだけで解決します。
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