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【2026年最新】Officeが急にライセンス認証を求めてくる原因と対処法【完全ガイド】

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昨日まで普通に使えていた Word や Excel を開いたら、「ライセンスのない製品」「製品のライセンスが付与されていません」と出て編集できない。あるいは Office そのものがスタートメニューから消えている。心当たりがないのに急に起きるこの症状は、原因が6つほどに絞れます。順番に確かめれば、ほとんどは買い直さずに戻せます。

結論(先に読む)

  • 2026年9月24日ごろから急に出た Office 2019/2016 の人 → Microsoft の更新プログラム(KB5002907)の既知の問題です。Microsoft は、ライセンスなしに見える場合は購入した製品の再ライセンス認証、削除されている場合は再インストールを案内し、この更新プログラムの配信を一時停止しています。買い直しは不要です。
  • それ以外の人 → Word を開き「ファイル」→「アカウント」で製品の種類を確認。Microsoft 365 ならサインイン・契約・台数、買い切り版なら紐づけたアカウントでの再認証か修復の順に試します。
  • やってはいけないこと → 原因を確かめる前のアンインストール、格安のプロダクトキー、別アカウントでの買い足し。
Officeで製品のライセンスが付与されていませんと突然表示された時に警告状態から確認手順へ進む図解
突然のライセンス警告は、サインイン状態、契約、修復の順に確認すると切り分けやすくなります。
📑 この記事の目次(タップで開く)
  1. まず30秒:画面に何が出ていますか?
  2. 2026年9月24日から急に出た人へ:Microsoft の更新プログラムが原因です
  3. 9月の件ではない人:急に認証を求められる6つの原因
  4. あなたの Office はどれ? 「ファイル」→「アカウント」で確かめる
  5. Microsoft 365(サブスクリプション)の直し方
  6. Office 2024/2021/2019/2016(買い切り版)の直し方
  7. 会社・学校の Office は、自分では直せないことが多い
  8. やってはいけないこと(余計に困る順)
  9. よくある質問
  10. まとめ

まず30秒:画面に何が出ていますか?

表示されている文言で、状態と最初の一手が決まります。Office が「消えた」場合も、実際にはアプリが残っていて表示だけ消えているケースが多いので、設定のアプリ一覧まで確認してから判断してください。

画面の状態 何が起きているか 最初にやること
タイトルバーに「ライセンスのない製品」、黄色いバナーにライセンス認証を求める表示。アプリ自体は開く A:ライセンスだけ外れた ライセンスを登録した Microsoft アカウントでサインイン。一度も登録していないプロダクトキーがあるなら入力
「サインインして Office を設定する」「プロダクト キーを入力」のウィザードが毎回出る A:ライセンスだけ外れた(初回認証が済んでいない場合も) 同上。新しいパソコンなら購入時の登録方法を確認(後述のプレインストール版)
スタートメニューやタスクバーから Word/Excel が消えた。ただし「設定」→「アプリ」の一覧には Microsoft Office が残っている B:表示から消えたが本体は残っている 「設定」→「アプリ」→ Microsoft Office →「変更」→ クイック修復
「設定」→「アプリ」の一覧にも Microsoft Office が無い C:アンインストールされた Microsoft アカウントの「サービスとサブスクリプション」から再インストール
「サブスクリプションの有効期限が切れました」「更新してください」 D:Microsoft 365 の契約 account.microsoft.com で有効期限と支払い方法を確認
「アカウントに問題があります」「このライセンスを確認できませんでした」「現在接続できません」 E:アカウント側の認証エラー サインアウト→正しい種類のアカウント(個人用/職場・学校)でサインイン。直らなければ Microsoft 365 ライセンス認証のトラブルシューティング ツール
Officeのライセンス認証エラーで確認する順番を示す図解
表示内容、アカウントと契約、公式案内を順に照合し、解決しない時は相談します。

2026年9月24日から急に出た人へ:Microsoft の更新プログラムが原因です

2026年9月24日(日本時間)の連休明けから、「Office 2019 が急にサインインを求める」「Excel と Word が使えず Outlook のアイコンも消えた」という報告が Microsoft Q&A に集まり、同じ症状だという票が100件を超えました。この更新プログラムの本来の対象は Microsoft 365 Apps(Word や Excel などのアプリ本体を指す Microsoft の呼び方)ですが、不具合の報告は買い切り版の Office 2019・Office 2016(Office Home & Business Premium を含む報告もあります)に集中しています。

2026年9月24日以降のOfficeライセンス認証トラブルの状態A/B/Cの見分け方と戻し方の図解

Microsoft 公式ページに書かれていること

Microsoft のサポートページ「KB5002907: 古い Microsoft 365 Apps インストールに対するオプションの更新プログラム」には、次のとおり記載されています。

  • 目的:「Windows Update を使用して、対象の Microsoft 365 Apps を Windows PC にインストールして、最新の状態にします。」「このオプションの更新プログラムは、90 日以上経過しており、最新チャネルまたは月次エンタープライズ チャネルを使用している、Microsoft 365 Apps がインストールされている Windows PC でのみ利用可能です。」
  • 既知の問題:「Microsoft は、この更新プログラムをインストールした後、Office 2016 または Office 2019 を実行している一部のデバイスで予期しない結果が発生するという報告を受け取りました。」
  • 何が起きたか:「この更新プログラムによって適用された修復アクションの一環として、一部のデバイスは Microsoft 365 Apps または Office の機能バージョンがないままになりました。」
  • 症状:「場合によっては、製品がライセンスなしのように見える場合があります。」「まれに、製品が削除されている場合があります。」
  • 対処:ライセンスなしに見える場合は購入した製品を再度ライセンス認証する。削除されている場合は「Office 2021、Office 2019、または Office 2016 をダウンロードしてインストールまたは再インストールします」。解決しなければ Microsoft サポートへ。
  • 配信:「その他のデバイスが影響を受けないようにするために、この更新プログラムのロールアウトを一時停止しました。」

公式ページから読み取れるのは、Microsoft 365 Apps を直すための更新プログラムが Office 2016/2019 の入ったパソコンで「修復」を実行した結果、認証が外れたように見えたり、まれにアプリそのものが無くなったりした、ということです。あなたのパソコンが壊れたわけでも、ライセンスが取り消されたわけでもありません。

自分がこの件に当たっているかは、「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」で9月24日前後に入った更新プログラムを見ると見当が付きます。Microsoft Q&A の回答では「クイック実行更新サポート」という表示名で入っていたと報告されています(利用者からの情報です)。

戻し方(Microsoft の案内に沿った順番)

  1. 状態 A(ライセンスだけ外れた):Word を開き、出てきたウィザードでOffice を最初に設定したときの Microsoft アカウントでサインインします。「このプロダクト キーは既に使用されています」と出たら、それはキーが既にどれかのアカウントに登録済みという意味なので、キーを入れ直すのではなく、登録したアカウントでサインインします。一度も登録していないキー(購入時のメールやカードのキー)があるときだけ、キー入力の画面から入れます。
  2. 状態 B(表示から消えたが本体は残っている):「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で Microsoft Office(Office Home & Business 2019 など)を探し、「…」→「変更」→「クイック修復」。終わったら再起動して Word を開き、必要なら 1 の手順で認証します。
  3. 状態 C(アンインストールされた):ブラウザーで account.microsoft.com にサインインし、Office 2019/2016 を登録したアカウントの「サービスとサブスクリプション」(画面によっては「Office アプリ」「購入した製品」と表示されます)から「インストール」でダウンロードして入れ直します。プロダクトキーをもう一度入れる必要はありません。登録が無い場合だけ、購入時のプロダクトキーを office.com/setup で登録してからインストールします。
  4. どれでも戻らない:Microsoft サポート(support.microsoft.com)へ。購入証明かプロダクトキーを手元に用意してください。

この件で気をつけること

  • 更新プログラムを先に消さない。Microsoft が案内している戻し方は上の再認証と再インストールで、更新プログラムの削除は含まれていません。
  • 「2段階認証を設定していないアカウントで起きた」という販売店の観察がありますが、Microsoft が既知の問題として示したのは更新プログラムです。2段階認証は設定しておくに越したことはありませんが、それで直るわけではありません。
  • Office 2016 と Office 2019 のサポートは 2025年10月14日に終了済みです。認証して使い続けることはできますが、セキュリティ更新は提供されません。Office 2021 も 2026年10月13日(米国時間)にサポートが終了しました(Microsoft のライフサイクルページの廃止日時は 10/14/2026 6:59:59 AM 太平洋時間)。今回を機に、Office 2024 か Microsoft 365 への移行を具体的に計画してください。Outlook のメール接続についてはOffice 2021 サポート終了と Outlook の接続にまとめています。

9月の件ではない人:急に認証を求められる6つの原因

Microsoft のサポートページ「Office のライセンスのない製品というエラーとライセンス認証のエラー」は、確認する順番を「正しいアカウントでサインイン → Office のコピーが複数ないか → サブスクリプションの状態 → ライセンス認証のトラブルシューティング」と定めています。原因別に見分け方と対処を整理します。

Officeライセンス認証エラーの原因をサインイン切れ期限切れ支払い不備端末上限組織ライセンス変更に分けた図解
原因は、アカウント、契約、支払い、端末、組織管理、Office本体の状態に分けて確認します。
原因 こんな人に起きる 対処
サインインが切れた・別のアカウントで入っている パスワードを変えた。個人用と職場・学校用の両方のアカウントを持っている。長く使っていなかった サインアウト→Office を買ったアカウントでサインイン
Microsoft 365 の契約が切れた・支払いが通らなかった 年払いの更新月。カードの有効期限切れ account.microsoft.com の「サービスとサブスクリプション」で更新・支払い方法を直す
同時にサインインできる台数を超えた 家族や複数のパソコンで同じアカウントを使っている 家庭向け Microsoft 365 は同時サインイン 5 台まで。使っていないパソコンをサインアウトして空きを作る
パソコンを替えた・初期化した・新しいパソコンに付いてきた Office の初回認証をしていない 買い替え直後。プレインストール版 登録したアカウントでサインイン。初回なら購入時期に応じた登録方法(後述)
会社や学校のライセンスが変わった 退職・卒業・部署異動。会社の契約変更 自分では直せない。管理者に連絡(後述)
Office が複数入っている・本体が壊れている 試用版と購入版が同居。Windows の大型更新のあと 使っていない版をアンインストール→再起動→サインイン。直らなければオンライン修復

あなたの Office はどれ? 「ファイル」→「アカウント」で確かめる

対処が分かれるので、先に製品の種類を確認します。Word か Excel を開いて「ファイル」→「アカウント」を開き、「製品情報」を見てください。

Microsoft 365のサブスクリプション型とOffice永続ライセンスの違いを契約更新と購入記録で見分ける図解
サブスク型か買い切り型かで、確認する場所と優先すべき対処法が変わります。
製品情報の表示 種類 認証のしくみ
Microsoft 365 Personal/Family、Microsoft 365 Apps サブスクリプション Microsoft アカウントのサインインと契約状態で決まる。Microsoft 365 Basic にはパソコン用の Word/Excel アプリは含まれない(Web とスマホのみ)
Office Home & Business 2024/2021/2019/2016、Office Personal、Professional 買い切り(永続ライセンス) 最初に登録した Microsoft アカウントで認証する。プロダクトキーの登録は一度だけ。契約更新は無い
新しいパソコンに最初から入っていた Office(プレインストール版) 買い切り(パソコン付属) 初回に Microsoft アカウントでサインインして登録する。2020年以前はプロダクトキーカード、2021年以降の個人向けは「デジタル ストア パッケージ」(後述)
Microsoft 365 Apps for business/enterprise、会社名の付いた製品 組織のライセンス 職場・学校アカウント。管理者がライセンスを割り当てる
Officeアプリのアカウント画面で認証済み期限注意認証が必要の状態を確認する図解
Officeアプリ内の製品情報を見れば、認証済み、期限注意、再認証が必要な状態を判断できます。

同じ画面の「製品情報」に「製品はライセンス認証されています」と出ていれば認証は済んでいます。「サインイン」や「修正」のボタンが出ていれば、そこから先の手順に進んでください。

Microsoft 365(サブスクリプション)の直し方

1. サインアウトして、正しい種類のアカウントでサインインし直す

Officeのライセンス認証エラーでMicrosoftアカウントをサインアウトして再サインインし認証を回復する図解
まずはOffice内のアカウント状態を確認し、サインアウトから再サインインまでを試します。
  1. Word などを開き、右上の名前(またはアイコン)→「サインアウト」。
  2. いったん Office を閉じて開き直し、「サインイン」。
  3. Microsoft 365 を買ったときのアカウントで入ります。会社や学校の Office なら職場または学校アカウント、自分で買ったものなら個人用の Microsoft アカウントです。種類を間違えると「ライセンスのない製品」のままになります。

どのアカウントに Office が紐づいているか分からないときは、ブラウザーで account.microsoft.com にサインインし、「サービスとサブスクリプション」に Microsoft 365 が表示されるかで判断できます。表示されないアカウントは別人です。Microsoft アカウント自体がロックされてサインインできない場合はMicrosoft アカウントがロックされた時の対処法を参照してください。

2. 契約と支払いを確認する

Microsoft 365の有効期限と支払い情報を確認し更新後にOfficeライセンス認証を回復する図解
サブスクリプション型では、有効期限と支払い情報の更新状態を必ず確認します。

account.microsoft.com →「サービスとサブスクリプション」で、Microsoft 365 の有効期限と「定期請求」の状態を見ます。期限が切れていれば「更新」、カードの期限切れや残高不足なら支払い方法を直します。更新が反映されたら、Office でサインアウト→サインインをもう一度行います。

3. 使っていないパソコンをサインアウトして台数を空ける

Microsoft 365の利用端末が多すぎる時に古い端末をサインアウトして現在のPCで認証を回復する図解
台数上限が疑われる場合は、使っていない端末を解除してから現在の端末で再サインインします。

家庭向けの Microsoft 365(Personal/Family)は、Microsoft のインストール案内に「すべてのデバイスに Microsoft 365 をインストールし、同時に 5 台でサインインすることができます」とあります。インストールの台数ではなく、同時にサインインしている台数が上限です。上限に達している場合は、account.microsoft.com にサインインして使っていないパソコンをサインアウトし、いま使うパソコンでサインインし直します。職場・学校の Microsoft 365 Apps は別の決まりで、Microsoft の資料では「1 つのライセンスで、最大 5 台のデバイスにMicrosoft 365 Appsをインストールできます」とあり、myaccount.microsoft.com のデバイス一覧から未使用のデバイスを削除します。

4. Office のコピーが複数入っていないか確認する

「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で「office」と検索し、試用版や古い版が一緒に入っていれば、使っていない方をアンインストールして再起動します。Microsoft のページでも、複数のコピーがある場合は不要な版を削除して再起動し、再度サインインするよう案内されています。

5. ライセンス認証のトラブルシューティング ツールを実行する

Windows 10 以降なら、Microsoft の「Microsoft 365 ライセンス認証のトラブルシューティング ツール」(Get Help アプリ)が使えます。Microsoft のサポートページ「Office のライセンスのない製品というエラーとライセンス認証のエラー」の手順 4 から起動でき、Microsoft 365 をインストールしたのと同じパソコンで実行する必要があります。結果とあわせて次に試すことが表示されます。

6. Office を修復する

Officeの修復インストールで文書データを残したままアプリ本体の破損を直す図解
Office本体の不具合が疑われる場合は、文書を残したまま修復インストールを試します。
  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」→ Microsoft 365 または Microsoft Office →「…」→「変更」。
  2. まず「クイック修復」。直らなければ「オンライン修復」(インターネット接続が必要で、時間がかかります)。
  3. 修復しても Word や Excel で作ったファイルは消えません。消えるのは Office のプログラム側だけです。

7. 自分のパソコンに、もう使っていない職場・学校アカウントが残っている場合

Officeの古いアカウント情報をサインアウトして削除し再追加してライセンス認証を回復する図解
古いアカウント情報が残っている時は、いったん外して再追加すると認証が戻る場合があります。

個人で買ったパソコンに、以前の勤務先や学校のアカウントが残っていると、認証が噛み合わないことがあります。Office でサインアウトしたあと、Windows の「設定」→「アカウント」→「職場または学校にアクセスする」で、もう在籍していない勤務先・学校のアカウントだけを「切断」し、再起動してからサインインし直します。

会社や学校が管理しているパソコンでは、この切断を絶対に行わないでください。 Microsoft の資料には、この操作で「現在の Windows セッションのシングル Sign-On (SSO) 動作も削除されます」「デバイスは管理ツールから登録解除され、クラウドから登録解除されます」とあります。社内システムに入れなくなり、情報システム部門での再登録が必要になります。迷ったら管理者に確認してから操作してください。

Office 2024/2021/2019/2016(買い切り版)の直し方

1. 最初に登録した Microsoft アカウントでサインインする

Office永続ライセンスで購入記録とプロダクトキーを安全に確認して再認証する図解
買い切り型では、購入記録やプロダクトキーの保管場所を確認して再認証へ進みます。

買い切り版は、初回のセットアップでプロダクトキーを Microsoft アカウントに登録しています。ウィザードが出たら、そのアカウントでサインインしてください。どのアカウントか分からないときは、心当たりのあるアカウントで account.microsoft.com の「サービスとサブスクリプション」を開き、Office 2019 などが並んでいるアカウントが正解です。

2. プロダクトキーを入れ直す

  • キーを入れるのは、一度も登録していないキーがあるときだけです。登録済みのキーは、登録したアカウントでサインインすれば使えます。
  • キーの場所:パッケージ版はカード、ダウンロード版は購入時のメールか注文履歴、2020年以前のプレインストール版はパソコンに同梱のプロダクトキーカード。
  • 登録は office.com/setup でサインインして行います。Microsoft のページには「この手順を行う必要があるのは 1 回だけです」とあり、再インストールのために「Office.com/setup にアクセスする必要はありません」と書かれています。

3. Microsoft が案内する「自分で修正できること」

Microsoft のサポートページでは、Office 2024/2021/2019/2016 のライセンス認証エラーで、次を順に確認するよう案内しています。

  • 日付・時刻・タイムゾーン:画面右下の日付または時刻を選び →「日付と時刻の設定」→「時刻を自動的に設定する」をオン(表示があれば「タイム ゾーンを自動的に設定する」も)。時計がずれていると認証サーバーとの通信が失敗します。
  • 管理者として実行:スタートで Word と入力 → 右クリック →「管理者として実行」で開いてから認証を試す。
  • Office の更新:「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」。
  • 通信のじゃまをしていないか:ウイルス対策ソフトやファイアウォール、プロキシの設定。会社のネットワークなら IT 部門に確認。

4. 修復、それでも駄目なら再インストール

  1. 「設定」→「アプリ」→ Microsoft Office →「変更」→「クイック修復」→ 直らなければ「オンライン修復」。
  2. 再インストールは、Office を登録した Microsoft アカウントで account.microsoft.com にサインインし、「サービスとサブスクリプション」(画面によっては「Office アプリ」「購入した製品」と表示されます)から該当の Office の「インストール」を選びます。プロダクトキーをもう一度入れる必要はありません。同じパソコンに入れ直すときは、先に今の Office をアンインストールします。
  3. 消えた Office の見分け方と戻し方の詳細はWordやExcelが消えた時の対処法にまとめています。

5. プレインストール版(パソコンに最初から入っていた Office)の登録方法は購入時期で違う

NEC、富士通、マウスコンピューターなどのパソコンに付いてきた Office Home & Business 2021/2024 で「ライセンス認証できない」「カードが見当たらない」という相談は、登録方法を取り違えていることが多いです。Microsoft の案内「新しい Office プレインストール PC に含まれる Office をセットアップする (個人向け)」をもとに分けると次のとおりです。

  • 2020年以前に買った個人向けパソコン(キーカード同梱):Word を開き、同梱のプロダクトキーカードのキーを入力してから、Microsoft アカウントでサインインして登録します。
  • 2021年以降に買った個人向けパソコン(Office Home & Business 2021/2024 などが付属):プロダクトキーカードは付属せず、代わりに「デジタル ストア パッケージ」です。Microsoft Store アプリの「ライブラリ」→「デバイスに含まれる」で、そのパソコンに付属する Office を確認できます。登録は、Word を開いて Microsoft アカウントでサインインし、画面の案内で引き換えるだけです。この型のパソコンでカードが無いのは紛失ではありません(移行期の製品でカードが付いている場合は、上の手順で登録します)。
  • 企業向けのプレインストール:2022年以降はデジタル版で、個人用の Microsoft アカウントは不要です(キーカードの同梱は 2023 年まで)。会社の手順に従ってください。

一度登録した Office は、その Microsoft アカウントの「サービスとサブスクリプション」に表示され、再インストールはそこからキー無しでできます。Microsoft のページには、プレインストール版の使用権は Microsoft アカウントに属すると書かれています。別のパソコンに移せるかどうかは製品の使用条件によるので、移す前にライセンス条項を確認してください。また、プレインストールの Microsoft 365 は「Microsoft 365 Personal の 1 か月間の試用版としてアクティブ化できます」という扱いで、試用版のまま期限が来ると「ライセンスのない製品」になります。自分が使っているのが試用版なのか付属の買い切り版なのかは、「ファイル」→「アカウント」の製品情報で確認してください。

会社・学校の Office は、自分では直せないことが多い

職場または学校アカウントで使う Office(Microsoft 365 Apps for business など)は、管理者がユーザーにライセンスを割り当てて初めて認証できます。Microsoft の資料には、ライセンスが割り当てられていない場合は管理者に連絡すること、Microsoft 365 Business Basic にはインストールする Office アプリが含まれないことが書かれています。退職・卒業・異動のあとに認証が外れるのは、この割り当てが外れたためです。

自分で試せるのは「サインアウト→職場・学校アカウントでサインイン」と「修復」までです。それで直らなければ、情報システム部門か学校の窓口に「ライセンスの割り当て」を確認してもらってください。

やってはいけないこと(余計に困る順)

  • 原因を確かめる前にアンインストールする:買い切り版でプロダクトキーも登録アカウントも分からないまま消すと、再インストールできずに詰みます。先に account.microsoft.com で製品が登録されているかを確認してください。
  • 格安のプロダクトキーや非公式のインストーラーを使う:認証が通っても、後から無効化されたりマルウェアを抱えたりします。Microsoft 以外から出所の分からないキーを買わないでください。
  • 別のアカウントで新しく買う:手元のライセンスが生きているのに二重払いになります。買い足す前に「サービスとサブスクリプション」を確認。
  • サポート窓口を名乗る電話番号に電話する:「ライセンスが無効です。この番号へ」と表示するのは詐欺サイトの手口です。Microsoft への問い合わせは support.microsoft.com から始めてください。

よくある質問

Q. 黄色いバナーは出ているが、まだ編集できます。放っておいて大丈夫ですか?

「サブスクリプションの有効期限が近づいています」などの予告段階です。期限を過ぎると編集機能が止まるので、その前に契約の更新か再サインインを済ませてください。

Q. 修復や再インストールをすると、作ったファイルは消えますか?

消えません。修復も再インストールも Office のプログラム本体を入れ直すもので、文書ファイルや Outlook のデータファイル(.pst)には触れません。心配なら、作業前に「ドキュメント」フォルダーを外付けドライブや OneDrive にコピーしておくと安心です。

Q. 「このプロダクト キーは既に使用されています」と出ます

そのキーは既にどれかの Microsoft アカウントに登録済みという意味で、キーが無効になったわけではありません。登録したアカウントでサインインすれば使えます。どのアカウントか分からない場合は、心当たりのアカウントで account.microsoft.com の「サービスとサブスクリプション」を順に確認してください。

Q. Office 2016 や 2019 はもう使えないのですか?

使えます。サポートが 2025年10月14日に終了したのでセキュリティ更新は来ませんが、ライセンス認証は引き続きできます。今回の9月の件も、再認証か再インストールで戻ります。ただし、メール(Outlook)や OneDrive など Microsoft のサービスへの接続はサポート対象外になっていくため、移行の計画は立てておくべきです。

Q. プロダクトキーのカードをなくしました。再インストールできますか?

一度 Microsoft アカウントに登録した Office なら、カードが無くても account.microsoft.com の「サービスとサブスクリプション」から再インストールできます。Microsoft のページにも、再インストールのために Office.com/setup にアクセスする必要はないと書かれています。登録した覚えのあるアカウントで確認してください。

Q. 認証できないまま放置すると、ファイルはどうなりますか?

「ライセンスのない製品」の状態では、Microsoft のページにあるとおり、編集機能をはじめ多くの機能が無効になります。作ったファイルそのものが消えることはなく、認証を戻せばまた編集できます。急ぎで中身を確認したいときは、Web 版の Word や Excel(microsoft365.com)で開く方法もあります。

Q. Mac の Office でも同じですか?

Microsoft 365 のサインインや契約の確認は同じです。Mac で「ライセンスのない製品」が直らないときは、Microsoft が案内する「Mac で Office のライセンス ファイルを削除する方法」の手順を実行してから、もう一度サインインします。このツールは Mac 上の Office のライセンスをすべて削除するので、買い切り版の人は、登録した Microsoft アカウントを先に確認してから実行してください。

Q. エラーコードが表示されています

コードが出ている場合は、コード別の記事に原因と手順をまとめています。0x4004F00C、エラーコード 29・44・772、起動そのものができない0xc0000142、インストールが止まる30015-4を参照してください。Microsoft 365 固有の認証エラーはMicrosoft 365 のライセンス認証ができない時の対処法にあります。

まとめ

Officeライセンス認証エラーをサインイン契約更新端末整理修復プロダクトキー管理者相談に分けて解決するまとめ図解
ライセンスの種類と症状に応じて、サインイン、契約更新、端末整理、修復、再認証、管理者相談を選びます。
  • 2026年9月24日以降に急に出た Office 2019/2016 の症状は、Microsoft の更新プログラム KB5002907 の既知の問題。再認証(登録したアカウントでサインイン、未登録のキーがあれば入力)か再インストールで戻る。買い直し不要。
  • それ以外は「ファイル」→「アカウント」で種類を確認。Microsoft 365 はサインイン→契約→台数→複数コピーの確認→トラブルシューティング ツール→修復、買い切り版は登録アカウントでサインイン→未登録キーの入力→日付時刻など→修復→再インストール。
  • 会社・学校の Office は管理者のライセンス割り当てが前提。自分で直せるのはサインインと修復まで。会社管理のパソコンで職場アカウントを「切断」しない。
  • 原因を確かめる前のアンインストール、格安キー、別アカウントでの買い足し、画面に出た電話番号への連絡はしない。
  • Office 2016/2019 は 2025年10月14日、Office 2021 は 2026年10月13日(米国時間)でサポート終了済み。認証はできるが、移行の計画を。

参考にした一次情報:Microsoft「KB5002907: 古い Microsoft 365 Apps インストールに対するオプションの更新プログラム」、Microsoft「Office のライセンスのない製品というエラーとライセンス認証のエラー」、Microsoft「Office for Windows のライセンス認証を行う」、Microsoft「Microsoft 365 または Office をダウンロードしてインストールまたは再インストールする」、Microsoft「新しい Office プレインストール PC に含まれる Office をセットアップする (個人向け)」、Microsoft「このプロダクト キーは既に使用されています」、Microsoft Learn「Microsoft 365 Apps for enterprise のアクティブ化状態をリセットする」、Microsoft Learn「Microsoft 365 Apps アクティブ化エラー アカウントに問題がある」(旧版)、Microsoft Lifecycle「Office 2021」、Microsoft「Office 2021 のサポート終了」、Microsoft Q&A(2026年9月24日のスレッド)。確認日:2026年10月15日。

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