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【2026年最新】Macで画面収録に音声が入らない時の解決方法【完全ガイド】

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MacでQuickTime Playerや標準のスクリーンショットアプリを使って画面収録したのに、音声が録れていなかった——この経験をした方は非常に多いです。実はMacの画面収録で音声が入らない問題には、いくつかの明確な原因があり、適切な手順を踏むことで解決できます。

この記事では、macOSのバージョン別の対応状況から、QuickTime Playerの正しい設定方法BlackHoleを使ったシステム音の録音方法、さらにはOBS Studioを使った本格的な画面収録設定まで、詳しく解説します。

この記事でわかること

  • Macで画面収録に音声が入らない主な原因
  • macOSバージョン別の対応状況(Sonoma・Sequoiaの違い)
  • QuickTime Playerで音声付き画面収録を行う正しい手順
  • マイク権限の確認・修正方法
  • BlackHoleで内部システム音を録音する方法
  • OBS Studioの設定方法(Mac版)
  • よくある質問(FAQ)

Macで画面収録に音声が入らない主な原因

原因1: マイクのプライバシー権限が許可されていない

macOSはアプリごとにマイクへのアクセス権限を管理しています。QuickTime PlayerやOBS Studioなどが「マイクへのアクセスを許可されていない」状態だと、録音操作をしても音声トラックが空になります。一度「拒否」したアプリは、手動でオンに戻すまで録音できません。

原因2: QuickTime Playerの音声設定が「なし」になっている

QuickTime Playerで画面収録を開始する際、「録音」ボタンの横にある「▼(オプション)」をクリックして音声入力ソースを選ぶ必要があります。この選択をしないと「マイク:なし」のまま録画が始まってしまいます。録画開始後に設定を変えることはできないため、録画前に必ず確認することが重要です。

原因3: 内部システム音(アプリの音)は録音できないmacOSの仕様

Macは歴史的に「内部システム音声(アプリの再生音・BGM・動画の音など)」をサードパーティアプリから直接録音させる仕組みを標準では持っていませんでした。これはAppleのセキュリティポリシーとDRM保護(著作権保護)の観点から設けられた制限です。

  • QuickTime Playerで「内蔵マイク」を選んでも、外部から入るマイク音しか録れない
  • 「マイク音」と「システム音(アプリの音)」は別の音声ストリームとして扱われる
  • macOS 15 Sequoia以降で標準機能による内部音声録音に対応

原因4: マイクの入力レベルが0(ゼロ)になっている

システム設定の「サウンド」→「入力」タブで、マイクの入力音量スライダーが一番左(0)になっていると、マイク権限があっても音を拾えません。

原因5: macOSアップデート後に権限がリセットされた

macOSをアップデートした直後に、アプリのマイク権限や画面収録権限がリセットされることがあります。アップデート後は必ず権限を再確認してください。

macOSバージョン別の対応状況

macOSバージョン 内部音声の標準録音 推奨方法
macOS 12 Monterey以前 ✕ 非対応 BlackHole必須
macOS 13 Ventura ✕ 非対応 BlackHole推奨
macOS 14 Sonoma △ 一部対応 スクリーンショットアプリで「コンピュータの音声」選択可(限定的)
macOS 15 Sequoia ○ 完全対応 QuickTime・スクリーンショットアプリで「コンピュータの音声」選択可

2026年2月時点のmacOS最新版はSequoia 15.3です。お使いのMacのバージョンを確認してから以下の手順を参照してください。

解決手順①:マイク権限を確認・修正する(最初に確認)

まず最初に確認すべきはマイクの権限設定です。

  1. 画面左上のAppleメニュー()→「システム設定」を開く
  2. 左側メニューで「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  3. 右側の項目から「マイク」をクリック
  4. 使用したいアプリ(QuickTime Player・OBS Studioなど)のトグルをオンにする
  5. 同様に「画面収録」の項目も確認し、使用するアプリが許可されているか確認
  6. アプリを完全に終了してから再起動

注意:権限を変更した後は必ずアプリを再起動してください。権限の変更はアプリ起動中には反映されません。

解決手順②:マイクの入力レベルを確認する

  1. 「システム設定」→「サウンド」→「入力」タブを開く
  2. 使用するマイクを選択(「内蔵マイク」など)
  3. 「入力音量」スライダーが中程度以上になっているか確認(目安:60〜80%)
  4. 「入力レベル」のインジケーターが声に反応して動くか確認

解決手順③:QuickTime Playerで音声付き画面収録を正しく設定する

QuickTime Playerで音声付き画面収録を行う際の正しい手順です。

  1. QuickTime Playerを起動(Finderから「アプリケーション」→「QuickTime Player」)
  2. メニューバーの「ファイル」→「新規画面収録」をクリック(またはControl+Command+N)
  3. 画面に録画コントロールが表示される
  4. 録画ボタン(赤丸)の横にある「▼」または「オプション」をクリック(最重要!)
  5. 「マイク」の欄から使用したいマイクを選択:
    • 内蔵マイク:「内蔵マイク」または「MacBook ProのマイクXXX」
    • 外部マイク:接続している機器名が表示される
    • macOS 15 Sequoia:「コンピュータの音声」という項目も表示される
  6. 「録画」ボタンをクリックして録画開始
  7. 録画停止はメニューバーの停止ボタン(■)またはCommand+Control+Escape

重要:「▼(オプション)」のクリックをせずに録画ボタンをそのまま押してしまうと、音声が「なし」の状態で録画が開始されます。このステップを省略しないようにしてください。

解決手順④:スクリーンショットアプリ(Shift+Command+5)での設定

  1. キーボードショートカット「Shift + Command + 5」を押す
  2. 画面下部にツールバーが表示される
  3. 「画面全体を収録」または「選択部分を収録」アイコンを選択
  4. ツールバー右端の「オプション」をクリック
  5. 「マイク」の項目で音声入力ソースを選択
  6. 「収録」ボタンをクリックして開始

macOS 15 Sequoiaで内部システム音を録音する方法

macOS 15 Sequoia(2024年9月リリース)では、Appleがついに標準機能で内部システム音声の録音に対応しました。

QuickTime Playerでの設定

  1. QuickTime Player → ファイル → 新規画面収録
  2. オプション → マイクの項目で「コンピュータの音声」を選択
  3. 録画開始

「コンピュータの音声」を選択すると、アプリの音声・動画の音・ゲーム音など、システムが再生しているすべての音声が録音されます。

注意:DRM保護されているコンテンツ(Apple TV+・Netflixなど)は内部音声録音がブロックされる場合があります。

macOS 14 Sonoma以前:BlackHoleで内部音声を録音する方法

macOS 13 Ventura以前、またはSequoiaの標準機能が不安定な場合は、「BlackHole」という無料の仮想オーディオドライバーを使う方法が定番です。

BlackHoleとは

Existential Audio社が開発したオープンソースの仮想オーディオドライバーです。Macのシステム音声を「仮想マイク入力」として他のアプリに渡す仕組みで、無料で利用できます。GitHubから入手可能です。

インストール手順

  1. GitHubで「ExistentialAudio/BlackHole」を検索してインストーラをダウンロード
  2. 「BlackHole 2ch」(ステレオ用)をインストール
  3. Macを再起動

複合音声デバイスの作成手順

マイク音とシステム音を同時に録音するために「複合デバイス」を作成します。

  1. 「オーディオMIDI設定」を開く(Finder → アプリケーション → ユーティリティ → オーディオMIDI設定)
  2. 左下の「+」ボタンをクリック → 「複合デバイスを作成」を選択
  3. 新しい複合デバイスに名前をつける(例:「画面録音用」)
  4. 右側のリストで以下の2つにチェックを入れる:
    • 「内蔵マイク」(自分の声を録る)
    • 「BlackHole 2ch」(システム音を受け取る)
  5. 「内蔵マイク」の「ドリフトを修正」にチェックを入れる

システム出力をBlackHoleに設定する

  1. システム設定 → サウンド → 出力 → 「BlackHole 2ch」を選択
  2. QuickTime Playerの録音設定で「マイク:複合デバイス(画面録音用)」を選択

注意:システム出力をBlackHoleにするとスピーカーから音が出なくなります。録音後は出力をスピーカーに戻すことを忘れずに。スピーカーと同時に使いたい場合は、複合デバイスに「内蔵スピーカー」も含めてください。

OBS Studioを使った高品質な画面収録方法

OBS Studioはゲーム実況・配信・画面収録に広く使われる無料のオープンソースソフトウェアです。複数の音声ソースを個別に管理できるため、マイク音とシステム音を別々に録音・ミックスできます。

インストール

OBS公式サイト(obsproject.com)からMac版(Apple Silicon対応版あり)をダウンロード・インストールします。初回起動時にマイクと画面収録の権限を許可してください。

macOS 14 Sonoma / 15 Sequoia での設定

  1. OBS Studioを起動
  2. 「ソース」パネルで「+」→「macOS Screen Capture」を追加
  3. 「プロパティ」で「Capture Audio」にチェックを入れる(内部音声を録音)
  4. 「ソース」→「+」→「音声入力キャプチャ」でマイクを追加
  5. 「設定」→「出力」→「録画」でフォーマットをmkvに設定(安定性向上)

macOS 13 Ventura以前での設定

  1. BlackHoleをインストールしてシステム出力をBlackHoleに設定
  2. 「ソース」→「+」→「音声入力キャプチャ」→「BlackHole 2ch」を追加
  3. 「ソース」→「+」→「音声入力キャプチャ」→「内蔵マイク」を追加

OBSの推奨音声設定

  • 「設定」→「音声」→サンプルレート:48kHz(44.1kHzより互換性高)
  • 音声ビットレート:192kbps以上(高品質は320kbps)
  • 録画フォーマット:mkv(録画中断時のファイル破損防止)

各ツールの比較一覧

ツール 内部音声 マイク音 操作難易度 費用
QuickTime Player(Sequoia) ○ 標準対応 簡単 無料
QuickTime Player(Ventura以前) ✕ 要BlackHole 無料
スクリーンショットアプリ(Sequoia) 簡単 無料
BlackHole + 複合デバイス やや難 無料
OBS Studio(Sonoma以降) ○ 30.0以降 無料
Camtasia / ScreenFlow 有料

よくある質問(FAQ)

Q1. QuickTimeで録画したのに音が入っていない。後から追加できる?

A. 残念ながら録画後に音声を追加する標準機能はありません。再度録画し直す必要があります。録画前に「オプション」でマイクが選択されているか確認することが重要です。

Q2. マイク権限はオンなのに録音できない

A. 以下を順番に確認してください:①「画面収録」の権限も許可されているか(システム設定→プライバシーとセキュリティ→画面収録)、②権限変更後にアプリを再起動したか、③Macを再起動してみる、④別のアプリ(スクリーンショットアプリなど)で試してみる。

Q3. 音声が途切れる・ブツブツ音が入る

A. サンプルレートの不一致が主な原因です。OBS設定とオーディオMIDI設定のサンプルレートを両方「48kHz」に統一してください。CPUの負荷が高い場合は、OBSのエンコーダを「Apple VT H264 Hardware Encoder」に変更してCPU負荷を軽減しましょう。

Q4. macOSをSonomaにアップデートしたら録音できなくなった

A. アップデート後は権限がリセットされることがあります。システム設定→プライバシーとセキュリティ→マイクと画面収録の両方で対象アプリをオンにして、アプリを再起動してください。

Q5. iPhoneの画面をMacに映して録画するとき音声が入らない

A. QuickTime Playerで「新規ムービー収録」→カメラでiPhoneを選択し、マイクも「(iPhoneの名前)」を選択するとiPhoneのマイク音が録音されます。ただし「iPhoneのアプリ音声」はこの方法では録音できません。iPhoneの音声も含めて録画したい場合は、iPhoneの「画面収録」機能(コントロールセンター)を使ってiPhone単体で録画するのが確実です。

Q6. ゲーム音とマイクを同時録音したい

A. macOS 15 Sequoiaなら「コンピュータの音声」を選択するだけです。それ以前のmacOSではOBS Studio + macOS Screen Capture(Captuer Audio有効)の組み合わせが最も確実です。

Q7. DRM保護されているコンテンツ(Netflix等)の音声は録音できる?

A. DRM保護されたコンテンツの内部音声はAppleのセキュリティ機能によりブロックされます。著作権的にも録音は推奨されません。

Q8. Apple SiliconとIntel Macで違いはある?

A. 基本的な手順は同じです。Apple Silicon(M1〜M4)ではmacOS 15 Sequoiaの内部音声録音機能が特に安定して動作します。OBSのハードウェアエンコーダ(Apple VT H264 Hardware Encoder)もApple Siliconで非常に効率的に動作するため、低負荷で高品質録画が可能です。

Q9. BlackHole使用中、スピーカーから音が出なくなった

A. システム出力をBlackHoleに設定するとスピーカーから音が出なくなります。録音後は「システム設定」→「サウンド」→「出力」でスピーカーに戻してください。スピーカーと同時に使いたい場合は、オーディオMIDI設定で「複合デバイス」にBlackHoleとスピーカーの両方を含めてください。

Q10. 録音はできているが再生すると無音

A. 再生アプリの問題の可能性があります。VLCなど別の動画プレイヤーで再生してみてください。また、QuickTimeの音量設定がミュートになっていないかも確認してください。

まとめ

Macで画面収録に音声が入らない問題の対処法をまとめます:

  1. まずマイク権限を確認(システム設定→プライバシーとセキュリティ→マイク)
  2. QuickTimeのオプション(▼)で音声入力ソースを必ず選択
  3. macOS 15 Sequoiaなら「コンピュータの音声」で内部音声も録音可能
  4. macOS 14 Sonoma以前ならBlackHole + 複合デバイスを設定
  5. 高品質・多機能が必要ならOBS Studioを活用

まずはシステム設定のマイク権限確認から始めてください。権限が正しく設定されているだけで解決するケースが非常に多いです。この記事の手順を参考に、Macの画面収録に音声を正しく録音できるよう設定してください。

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