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スマホの画面割れ・水没時の正しい対処法|焦らず解決できる完全ガイド

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スマホの画面割れ・水没時の正しい対処法|焦らず解決できる完全ガイド

「スマホを落として画面がバキバキに……」「トイレに落としてしまった!」——そんなとき、頭が真っ白になってしまいますよね。でも大丈夫です。正しい対処法を知っていれば、スマホもデータも守れる可能性はぐっと高まります

この記事では、スマホの「画面割れ」と「水没」それぞれについて、やるべきこと・やってはいけないことから、修理の選び方、費用の目安、データのバックアップ方法まで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。焦っているときでもサッと確認できるように構成していますので、ぜひブックマークしておいてくださいね。


【緊急時はまずここ!】事故直後のクイックチェック

ゆっくり読む前に、まずはこの3点だけ確認してください。

① 危険なサインはないか? 本体が異常に熱い・膨らんでいる・焦げ臭い・煙や火花が出ている——このどれかに当てはまる場合は、すぐに触るのをやめて安全を確保してください。充電ケーブルを抜き、可燃物から遠ざけましょう。状況によっては119番への相談も。

② 水に濡れていないか?(水没・水濡れ) 濡れている・濡れた可能性があるなら、完全に乾くまで絶対に充電しないこと。これが鉄則です。

③ 今すぐデータを守れるか? 操作できる状態なら、今すぐバックアップを開始するのが最優先です。バックアップの方法は後の章で詳しく解説します。


危険サインと最優先の安全

スマホには内部にリチウムイオン電池が入っており、誤った取り扱いが火災につながることがあります。消防機関や消費者行政も、充電中・落下衝撃・誤使用が事故の要因になり得ると注意喚起しています。

以下の状態のスマホは、自分でどうにかしようとせず、まず安全を確保することが最優先です。

  • 本体が異常に熱い(持てないほど)、膨らみ、異音(シューッ)、焦げ臭い
  • 煙、火花、液漏れのような痕跡がある
  • 充電中に上記が発生した、または水没直後にうっかり充電してしまった

緊急の安全手順:

  1. 充電ケーブルをコンセント側から抜く
  2. 布団・紙・カーテンなど可燃物から離して換気する
  3. 触るのが危険な場合は無理に移動させない。必要なら119番へ相談する

【画面割れ編】画面が割れたときの正しい対処法

まずやること・やってはいけないこと

画面が割れたら、焦らず**「安全確保→バックアップ→保護→修理判断」**の順で進めていきましょう。

今すぐやること:

  1. ガラス片に触れないように注意する——素手で割れ面をなぞると細かいガラス片で指を切ります。まずはケガの防止が最優先です
  2. 画面が映るか・タッチ操作ができるかを確認する——操作できるうちに、すぐバックアップを取りましょう
  3. 画面が勝手に反応したり(ゴーストタッチ)、異常に熱い場合は電源を切る——無理な操作はしないこと
  4. SIM/SDカードを抜いて安全な場所に保管する——修理の際の紛失・破損防止になります

やってはいけないこと:

  • 割れた画面のまま長期間使い続ける——ひびが広がって突然操作不能になるリスクがあります
  • 接着剤やレジンで自分で直そうとする——二次故障の原因になり、修理業者でも対応できなくなることがあります
  • 割れた部分を無理に剥がす——内部の液晶パネルやタッチセンサーを傷つけてしまいます

判断フロー——どうすればいい?

画面割れ発生
  ↓
危険サイン(熱い・膨らみ・煙・焦げ臭い)?
  ├─ はい → 使用中止・安全確保・サポートへ相談
  └─ いいえ
          ↓
      操作できる?
          ├─ はい → 今すぐバックアップ・SIM/SD取り外し
          │           ↓
          │         表示やタッチに異常?
          │             ├─ はい → 電源OFFで保管・修理へ
          │             └─ いいえ → 応急保護・修理予約
          └─ いいえ → 無理に操作しない・修理/交換ルートへ

割れた画面をそのまま使うのはこんなに危険です

「ちょっとヒビが入っただけだし、まだ使えるから……」と放置している方、実はかなりリスクがありますよ。

まず怖いのがゴーストタッチです。画面の破損によって触っていないのに勝手にタッチ操作が行われてしまう現象で、知らないうちに電話をかけてしまったり、パスコードを何度も間違えて入力してしまうことも。最悪の場合、「iPhoneは使用できません」と表示されてロックがかかり、初期化が必要になってしまいます。バックアップがなければデータはすべて失われてしまいます。

さらに、ひびから水分やホコリが内部に入りやすくなるため、防水性能が大幅に低下します。少しの雨や手汗でも、割れた隙間から浸水して基板がショートする危険があるのです。ガラス片によるケガのリスクも常に存在します。

応急処置の方法——修理までの「つなぎ」としてできること

すぐに修理に出せない場合は、以下の応急処置で被害の拡大を防ぎましょう。

保護フィルムを貼る: もっとも手軽で効果的な応急処置です。100円ショップでも売っている保護フィルムを割れた画面の上から貼るだけで、ガラス片の飛散を防ぎ、指のケガを予防できます。すでにフィルムが貼ってある場合は、上からもう1枚貼っても構いません。

セロハンテープやサランラップで覆う: フィルムが手元にないときの代替手段。幅広のセロハンテープを画面全体に隙間なく貼るか、サランラップでぐるっと巻いておきましょう。見た目は今ひとつですが、破片の飛散防止には十分効果があります。

これらはあくまでも「応急処置」です。修理の代わりにはなりませんので、できるだけ早くプロに見てもらいましょう。

修理の選択肢は3つ——メーカー・キャリア・非正規店を比較

正規修理(メーカー/正規サービスプロバイダ) キャリア修理(補償サービス利用) 非正規修理店
費用 高め(AppleCare+等あれば安く) 定額〜安め 安め
速さ 即日〜数日(機種・症状による) 交換なら当日のことも 最短20〜60分
データ 基本的に残る(配送修理は要初期化) 交換の場合は初期化 残る(ことが多い)
品質 純正パーツ・保証継続 リフレッシュ品との交換 互換パーツ。店による差あり
注意点 予約が必要なことも データを消す前提で準備が必要 一度修理するとメーカー保証が無効になる可能性あり

選び方のポイント:

AppleCare+や端末保証に加入しているなら、間違いなく正規ルートが最もお得です。画面修理が一律3,700円で受けられます。

データをできるだけ残したい・費用を抑えたい・急いでいるなら、非正規修理店が選択肢になります。ただし「総務省登録修理業者」のお店を選ぶことが重要です。修理後の防水性能が元に戻らないことも念頭に置いておきましょう。

キャリアの補償サービスを使う場合は、事前にバックアップを必ず取ること。データは基本的に消えます。

iPhone・Androidの画面修理費用はどのくらい?

修理費用は機種や修理先によって大きく変わります。2024〜2025年時点の目安をまとめました。

iPhoneの画面修理費用(税込)

機種 Apple正規修理(保証なし) AppleCare+加入時 非正規店の相場
iPhone 16 Pro Max 約72,800〜86,800円 3,700円 約30,000〜50,000円
iPhone 16 Pro 約56,800円 3,700円 約25,000〜45,000円
iPhone 16 約42,800円 3,700円 約20,000〜35,000円
iPhone 15 Pro Max 約56,800円 3,700円 約25,000〜40,000円
iPhone 15 約42,800円 3,700円 約15,000〜25,000円
iPhone 14 約42,800円 3,700円 約12,000〜20,000円
iPhone 13 約29,800〜36,700円 3,700円 約8,000〜15,000円
iPhone 12 約29,800〜36,700円 3,700円 約6,000〜12,000円

AppleCare+加入の場合は一律3,700円で画面修理が可能です。正規修理との差額を見ると、ハイエンドモデルほど保証の価値が大きいことがわかります。

主要Androidの画面修理費用(税込)

機種 メーカー修理(目安)
Galaxy S25 Ultra 約44,200円
Galaxy S25 約28,300円
Galaxy Z Flip 6 約51,700円
Galaxy Z Fold 6 約93,300円
Google Pixel 9 約29,480円(正規パートナー例)
Xperia各機種 機種・状態により見積(公式ページで確認)

折りたたみスマホ(Galaxy Z FoldシリーズなどFold系)は修理費が特に高額です。購入時に補償サービスへの加入を強くおすすめします。


【水没編】水に落としたときの正しい対処法

水没直後にやること・絶対にやってはいけないこと

水没対応でいちばん重要なのは、**「通電させない」**ことです。水に落とした場合の「電源オフ」「柔らかい布で拭く」「室温で乾燥」「乾くまで充電しない」は、Appleも Samsung・Google・Sonyも共通して案内している基本の流れです。

この順番でやること:

  1. すぐ水から引き上げる(水中に放置しない)
  2. 電源を切る(iPhoneはサイドボタン+音量ボタン長押し→スライド。Androidは電源ボタン長押し)
  3. 充電しない(ケーブルを挿さない。ワイヤレス充電も避ける)
  4. ケース・アクセサリを外し、表面の水分を柔らかい布で拭き取る
  5. SIMカード・SDカードを取り出す(SIMトレイは外したままにしておくと内部の乾燥を助けます)
  6. 室温・平らな場所で自然乾燥させる(熱で乾かさない)

絶対にやってはいけないこと:

やってはいけないこと その理由
充電する 通電で基板がショート。発煙・発火の危険もあります
電源を入れる・ON/OFFを繰り返す ショートでデータが全消失するリスク大
ドライヤーで乾かす 温風は内部のICチップやバッテリーを熱で壊します。冷風でも風圧で水分が奥に押し込まれます
スマホを強く振る 内部に入った水分が広範囲に広がり、被害が拡大します
米の中に入れる Apple公式が明確に禁止。米粒がスピーカーや充電口に詰まって二次損傷の原因になります

水没の意思決定フロー

水没・水濡れ発生
  ↓
すぐ引き上げ → 電源OFF → 充電しない → 拭き取り・ケース外す
  ↓
海水・飲み物(塩分・糖分あり)?
  ├─ はい → メーカー指示を確認(機種によりすすぎの手順あり)
  └─ いいえ
          ↓
      室温で乾燥・平置きで待つ(最低24〜48時間)
          ↓
      警告表示・充電不可・動作異常が出る?
          ├─ はい → 修理・点検へ
          └─ いいえ → 復帰後もバックアップ強化・防水性能は低下している前提で

メーカー別の公式手順比較——ここを間違えないで

同じ「水没」でも、メーカーごとに細部が異なります。「どのメーカーの端末か」がわからないなら、より安全側(挿し込まない・過度に振らない)に寄せて公式手順を確認するのが確実です。

メーカー 公式にある「まずやること」 公式にある「やってはいけないこと」 備考
Apple 端子を下にして軽く叩いて水を落とす・自然乾燥・乾くまで充電しない ドライヤー等の熱風・圧縮空気・異物挿入(綿棒/紙)・米に入れる 水濡れは限定保証の対象外になり得る
Samsung 電源OFF・拭く・(状況により)清水ですすぐ・自然乾燥 乾くまで充電しない・ドライヤー等で乾かさない・すぐ電源ONしない 標準保証は水没・落下が範囲外
Google 水から引き上げ→電源OFF→柔らかい布で拭く→室温で乾燥 水没は保証対象外(外的要因)と明記 防水性能は摩耗で低下し得る
Sony 拭く→水抜き(振る等)→数時間の自然乾燥・濡れた状態で充電しない 端子が濡れたまま使わない(感電・ショート・火災の原因になり得る) 取扱い不備は保証対象外になり得る

Sonyの端末のみ、公式手順で「振って水を抜く」が案内されています。他メーカーでは強く振るのは避けるのが安全側なので、機種ごとに公式手順を確認しましょう。

乾燥方法の正解と不正解

✅ 正解:自然乾燥(メーカー推奨)

すべてのスマホメーカーが共通して推奨する正式な乾燥方法は「風通しの良い場所での自然乾燥」です。直射日光の当たらない涼しい場所に、SIMトレイを外した状態のスマホを静かに置きましょう。Appleは充電口を下向きにして、手のひらに軽く叩きつけるようにして余分な水分を排出することも推奨しています。

乾燥に必要な時間は最低24時間、できれば48〜72時間。この間は絶対に充電・電源ONをしないでください。

✅ 正解:シリカゲルを使う方法

より積極的に乾燥させたい場合は、**シリカゲル(乾燥剤)**が効果的です。ジップロックなどの密閉袋にスマホとシリカゲルをたっぷり入れて48〜72時間置くだけ。100円ショップで手に入りますし、お菓子の袋や靴箱に入っているものでもOKです。ただしこれも応急処置。乾燥後はなるべく早く修理専門店で内部の点検を受けてください。

❌ 不正解:生米に入れる

2024年にApple公式サポートページで「iPhoneを米の袋に入れないでください」と明確に警告されました。米粒がスピーカーの穴や充電ポートに詰まったり、吸水した米がドロドロになって内部に張り付く二次損傷のリスクがあります。乾燥効果もシリカゲルに比べてかなり劣ります。

❌ 不正解:ドライヤー・電子レンジ

ドライヤーの温風はスマホ内部のICチップやリチウムイオンバッテリーを熱で破壊します。バッテリーが膨張・発火するリスクも。冷風でも風圧で水分が奥へ押し込まれます。電子レンジは言うまでもなく、基板が完全破壊されます。

「防水スマホ」でも水没する?IP規格のほんとうの意味

最近のスマホには「IP68」「防水対応」と書かれていることが多いですが、スマホの「防水」は正確には「耐水」であり、完全に水を防ぐものではありません。

等級 意味 具体的な性能
IP67 防塵6等級 + 防水7等級 水深1mに30分間沈めても浸水しない
IP68 防塵6等級 + 防水8等級 IP67より厳しい条件(水深・時間はメーカーにより異なる)

iPhoneの例:iPhone 7/8はIP67(水深1m/30分)、iPhone 12以降はIP68(水深6m/30分)。

ここが落とし穴: テストは常温の真水で行われています。次のような状況は想定外です。

  • お風呂(40℃以上の温水):熱でシール材が変形し、浸水リスクが大幅に上がります
  • 海水:塩分が金属の腐食を急速に促進します
  • 洗剤・ジュース・プールの塩素水:不純物が腐食を加速させます
  • 経年劣化:防水パッキンは使っているうちに劣化し、購入から2〜3年も経つと防水性能は大幅に低下します
  • 落下後:本体が少しでも歪んでいると、微細な隙間から浸水します

「防水スマホだから大丈夫」と過信するのは禁物ですよ。

水没後に動いても油断禁物——時限爆弾のような腐食リスク

「水に落としたけど乾かしたら普通に動いた!よかった〜」——ちょっと待ってください。

水没後に正常に動いているように見えても、内部では腐食がじわじわと進行している可能性があります。水に含まれるミネラルやカルキなどの成分は、乾いた後も基板に残って金属端子を酸化・腐食させ、時間の経過とともにバッテリーの異常な消耗、カメラの曇り、タッチの誤作動などの症状が出てきます。最悪の場合、数日〜数週間後に突然電源が入らなくなることも。

水没後のベストな行動:

  1. 動いているうちにすぐバックアップを取る
  2. バックアップが完了したら電源を切る
  3. できるだけ早く修理専門店で内部点検を受ける

この3ステップを忘れないでくださいね。

水没修理の費用と選択肢

修理専門店での水没修理: 基板洗浄のみなら約4,800〜9,800円から。パーツ交換が必要になると20,000円以上かかることもあります。修理不可の場合でも作業費(3,850〜4,980円程度)が発生するお店もありますので、事前に確認しましょう。

データ復旧専門業者: 電源が入らなくなった状態でもデータだけ救出したいときは、専門業者への依頼が選択肢になります。費用は軽度なら3万〜5万円、重度なら5万〜10万円以上が相場。成功報酬型(復旧できなければ費用不要)のお店もあります。


【共通】修理前のデータバックアップ方法

画面割れでも水没でも、修理に出す前にデータのバックアップを取ることが何よりも大切です。

メーカー・キャリアとも、修理前のバックアップを第一手順に置いています(iPhoneは配送修理で初期化を求められる場合があり、Galaxyも修理中のデータ保持を確約しないと明記しています。Pixelも修理でデータが消去される可能性を案内しており、Xperiaは修理依頼の準備としてバックアップ・初期化が求められます)。

iPhoneのバックアップ方法

iCloudバックアップ(もっとも手軽)

  1. Wi-Fiに接続する
  2. 「設定」→ 一番上の自分の名前をタップ
  3. 「iCloud」→「iCloudバックアップ」をタップ
  4. 「このiPhoneをバックアップ」をオンにする
  5. 「今すぐバックアップを作成」をタップ
  6. 完了するまでWi-Fiを切らずに待つ(30分〜1時間程度かかることも)

iCloudの無料容量は5GB。足りない場合は50GBプラン(月額130円)へのアップグレードがおすすめです。普段から自動バックアップをオンにしておくと、いざというときに安心ですよ。

PC(Mac/Windows)バックアップ

USBケーブルでiPhoneとパソコンをつなぎ、WindowsはiTunes、MacはFinderを開いてバックアップを実行します。「ローカルバックアップを暗号化」をオンにするとヘルスケアデータやパスワード情報も保存できますが、暗号化パスワードを忘れると復元できなくなるので必ずメモしておきましょう。

Androidのバックアップ方法

Googleアカウントバックアップ

  1. 「設定」→「Google」→「バックアップ」をタップ
  2. 「Google Oneバックアップ」をオンにする
  3. 「今すぐバックアップ」をタップ

アプリデータ・通話履歴・連絡先・SMS・デバイス設定が自動的にクラウドに保存されます。無料容量は15GB(Gmail・Googleドライブ・Googleフォトと共有)。写真はGoogleフォトアプリで別途バックアップをオンに。初回や大容量の場合は完了まで数時間〜24時間程度かかる場合があります。

Galaxy専用の注意点

Galaxyは初期化を行う前にバックアップするよう明示されています。修理に出す際は「メンテナンスモード」を活用すると、修理担当者に個人データを見せることなく修理に出せますよ。

画面が割れて操作しづらい場合の裏ワザ

画面が割れてタッチ操作ができない場合でも、諦める必要はありません。

  • USB変換アダプタ+有線マウス:USB-C to USB-A変換アダプタに有線マウスをつなぐと、画面上にカーソルが表示されてPC感覚で操作できます(1,000円前後)
  • HDMIアダプタで外部モニターに出力:USB-C→HDMI変換アダプタを使えば、テレビに画面を映して操作できます(対応機種に限る)
  • 修理店のデータ移行サービス:一時的に操作可能な画面パーツを取り付けてバックアップを取ってくれるサービスを提供しているお店もあります

データ復旧方法の比較表

万が一、バックアップが取れなかった場合の選択肢です。

方法 できる条件 確実性 目安費用 目安時間
クラウドバックアップ復元 事故前からバックアップON 無料〜(ストレージ課金あり) 回線次第
修理直前のバックアップ(操作可能) 画面操作ができ、電源が入る 中〜高 無料 すぐ開始可
プライバシー保護モードで修理(Pixel・Galaxy) 対応OS/機種・設定が可能 無料 設定に数分〜
専門のデータ復旧(基板・物理) 故障・水没・起動不可など 低〜中(状態依存) 3万〜10万円以上 数日〜
キャリア/付帯サービスのデータ復旧 対象プランへの加入など条件あり 中(内容依存) 見積後確定 案件次第

修理に出す前のチェックリスト

修理に出す前に、以下の項目をひとつずつ確認してください。

  • バックアップが最新か確認(iCloud / Google One / PC)
  • Apple ID・Googleアカウントのメールアドレスとパスワードをメモ(復元に必要)
  • 「iPhoneを探す」をオフ(「設定」→自分の名前→「探す」→「iPhoneを探す」をオフ)
  • SIMカード・SDカードを取り外す(修理中の紛失・破損防止)
  • おサイフケータイの預け入れ(モバイルSuicaは「機種変更」操作でサーバーに退避、楽天EdyはWebで登録、iDはセンターに預け入れ)
  • LINEのトーク履歴バックアップ(LINEの設定→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」。メールアドレスとパスワードの登録も必須)
  • 二段階認証アプリ(Google Authenticatorなど)の移行設定
  • ゲームアプリのアカウント連携・引き継ぎ設定確認
  • 修理時にパスワードを聞かれても教えない(Apple公式でも強く注意されています。修理前に「修理モード/メンテナンスモード」を利用しましょう)

【共通】保険・補償サービスの比較

スマホの修理費用は決して安くありません。万が一に備えて補償サービスへの加入を検討しておくことをおすすめします。

保証・保険は「自然故障(製造起因)」と「偶発事故(落下・水没)」で扱いが変わります。水没や落下はメーカー保証対象外になりやすい一方、補償サービスで自己負担を一定額に抑えられます。

主要な補償・保険の比較表

区分 主な特徴 回数・上限 注意点
メーカー保証 自然故障中心。外的要因は対象外になりやすい 条件次第 水没は対象外と明記される例あり
キャリア補償 交換・修理の自己負担が定額・上限化 年間回数上限あり 各社で上限回数が異なる
AppleCare+ 偶発事故も対象。画面修理一律3,700円 回数上限あり 端末購入後一定期間のみ加入可
民間スマホ保険 月額で複数端末を扱える設計も 年間補償枠(例:10〜12万円) データ復旧は対象外の場合あり
クレカ付帯保険 条件を満たすと補償 年間上限・免責あり 「盗難はOK・紛失は対象外」など定義に注意

キャリア補償サービス

キャリア サービス名 月額(税込) 主な内容
docomo smartあんしん補償 330〜1,720円 交換電話機お届け(年2回まで
au 故障紛失サポート ワイド 990〜1,590円 交換・修理代金サポート(回数・自己負担金は利用履歴で変動)
SoftBank あんしん保証パック 715〜1,340円 水濡れ・全損などの自己負担額は例:5,500円など

キャリア補償は端末購入時にしか加入できないことが多いので、購入時に必ず確認しておきましょう。

第三者保険(あとからでも入れる)

キャリア補償に入りそびれた方・格安SIMユーザーの方には第三者保険がおすすめです。

保険名 月額 年間補償上限 対象台数 特徴
モバイル保険(さくら少額短期保険) 700円 12万円 3台 キャリア不問。提携店でキャッシュレス修理可。格安SIM継続もOK
スマホ保険(ニッセイプラス) 200〜400円 5〜10万円 1台 シンプル・低価格。中古端末もOK
スマホの保険証(ギア) 900円 10万円 5台 中古端末OK。最大5台まで

モバイル保険は月額700円でスマホ・タブレット・ワイヤレスイヤホンなど最大3台まで補償でき、人気があります。ただしデータ復旧は対象外となっている点は確認しておきましょう。

重要:どの保険も「壊れてから加入」はできません。 端末が正常に動作している状態で、なるべく早く加入しておくことが大切です。


よくある質問(FAQ)

Q. 画面が割れたまま使い続けても大丈夫ですか?

A. おすすめしません。 ガラス片でのケガ・ゴーストタッチによるパスコードロック・防水性能の低下・突然の操作不能など、放置すればするほど事態が悪化します。応急処置でフィルムを貼ったうえで、できるだけ早く修理に出しましょう。

Q. 自分で画面を修理できますか?

A. 技術的には可能ですが、強くおすすめしません。 ネットで修理キットが売られていますが、現代のスマホ画面はカバーガラス・タッチセンサー・有機ELが一体構造になっているため、素人が分解すると基板やケーブルを傷つけてしまうリスクが非常に高いです。一度失敗するとメーカー保証が完全に無効になるだけでなく、スマホが二度と起動しなくなることもあります。最初からプロに任せるのが安全で、結果的にお得です。

Q. 水没したスマホは乾けば使えるようになりますか?

A. 一時的に動いても安心はできません。 内部に残った水分やミネラルが時間をかけて基板を腐食させ、数日〜数週間後に突然故障するケースが多いです。動いたらすぐバックアップを取り、修理専門店で内部点検を受けてください。

Q.「米に入れたら直る」って聞いたけど?

A. Apple公式が明確に禁止しています。 米粒がスピーカーや充電口に詰まって二次損傷の原因になるほか、乾燥効果もシリカゲルに比べてかなり劣ります。この方法は避けましょう。

Q. 水没後に充電したら「液体検出」「USBポート無効」と表示されました。

A. 端末保護のためにポートが自動的に無効化されているサインです。 乾くまでしっかり待って、異物除去・自然乾燥を徹底しましょう。症状が続くようであれば修理窓口に相談してください。

Q. 修理時にパスワードを聞かれたら教えていいですか?

A. Apple公式では、Apple AccountパスワードやApple IDの情報は修理業者に教えないよう強く注意されています。 修理に出す前に「修理モード(Pixel)」「メンテナンスモード(Galaxy)」などのプライバシー保護機能を活用し、個人データを見せずに修理できる状態にしておきましょう。

Q. 修理中に代替機は借りられますか?

A. キャリアショップ(docomo・au・SoftBank)では、在庫があれば無料で代替機を借りられます。 楽天モバイルや格安SIM(MVNO)、Apple Storeでは代替機の貸し出しは基本的に行っていません。代替機がない場合は、機種変更前の旧スマホにSIMを入れて使うのがおすすめです。

Q. 修理に出すとデータは消えますか?

A. 修理内容と修理先によります。 画面パネルやバッテリーの交換のみであれば基本的にデータは残りますが、キャリアでの端末交換やAppleの配送修理はデータが初期化されるのが一般的です。どんな修理でも、万が一に備えて事前バックアップは必ず取っておきましょう。


まとめ——「もしも」の前に備え、「もしも」のときは冷静に

スマホのトラブルは突然やってきます。でも、最初の対処を間違えなければ、被害を最小限に抑えることができます

この記事でお伝えしたことを3つのポイントに絞ってまとめます。

① 日頃からの備えがいちばん大事。 iCloudやGoogleアカウントの自動バックアップをオンにしておくこと、保険・補償サービスへの加入を検討しておくこと。この2つだけで、万が一のときの安心感がまったく違います。

② トラブル発生時は「やってはいけないこと」を最優先で覚えておく。 水没時の充電NG・ドライヤーNG・米に入れるのはNG。画面割れ時の接着剤修理NG・放置NG。「やるべきこと」よりも「やってはいけないこと」を先に思い出すことで、致命的なミスを防げます。

③ 修理先は急いで決めず、自分に合った選択肢を選ぶ。 保証加入の有無、費用、データを残したいかどうか、修理にかけられる時間——これらを踏まえて、メーカー修理・キャリア修理・非正規修理店の中から最適な選択をしましょう。

この記事が、もしものときにあなたの助けになれば嬉しいです。いざというときに慌てないよう、ぜひブックマークしておいてくださいね。


参考リンク(公式情報)


この記事の情報は2024〜2025年時点の各メーカー公式サイト・キャリア公式サイト・修理専門店の公開料金に基づいています。修理費用やサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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