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ExcelやPower BIで、外部データを取得・変換・統合する機能。手作業のコピペを自動化し、更新ボタン1つで再処理できる。
詳しい解説
Power Queryは、Microsoft 365のExcelやPower BIに搭載されたデータ取得・変換(ETL)ツールです。『データ』タブの『データの取得と変換』から呼び出し、CSV・Excel・Webページ・データベース・フォルダ内ファイル一括取得など、多様なソースからデータを読み込めます。
最大の強みは『操作を記録して自動再生』する点です。取得したデータに対して、列の削除・型変換・並び替え・行の絞り込み・列の分割・結合などをGUIで実行すると、すべての操作がステップとして記録されます。元データが更新されたら『更新』ボタンを1回押すだけで、同じ手順が全自動で再実行されます。
典型的な用途は月次レポートの自動化です。毎月『複数CSVを開いて不要列を消して結合して集計』という30分の作業がある場合、初回だけPower Queryで手順を作っておけば、翌月からは更新1クリックで30秒に短縮できます。手作業のコピペに起因するミスもゼロになります。
複雑な変換もGUIで実現可能で、ピボット解除(横持ちデータを縦持ちに変換)・列の追加(IF式・連結・カスタム関数)・2つのテーブルの結合(SQL的なJOIN)などが数クリックでできます。バックエンドではM言語という式言語が自動生成されており、上級者は直接編集して高度な処理を書くことも可能です。
フォルダ内の全ファイル一括取得機能は特に強力で、『毎月送られてくる支店別売上CSV』を1つのフォルダに溜めておくだけで、Power Queryが自動で全ファイルを統合・変換します。ファイルが増えても設定変更は不要です。
注意点として、大量データ処理(数百万行)では処理時間が長くなる、古いExcelでは使えない、などの制約があります。また、Power Pivotと組み合わせると分析能力が飛躍しますが、学習コストが上がる点も考慮が必要です。
経理部で毎月『20支店の売上CSVを1つずつ開いて不要な列を削除し、通貨記号を揃えて、ピボットで集計する』作業に3時間かけていたとします。Power Queryで初回1時間かけて自動化を組めば、翌月からは共有フォルダに支店CSVを置いて更新ボタンを押すだけで、5分で集計完了します。年間で35時間の作業削減になります。
別の呼び方
データ取得と変換
ETLツール
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