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閲覧履歴・Cookie・フォーム入力を端末に残さずWebページを見るブラウザ機能。プライバシー保護に有効。
詳しい解説
シークレットモードは、主要ブラウザに搭載されているプライバシー保護機能で、通常モードとは分離された一時的な閲覧環境を開きます。Chromeでは『シークレットモード』、Safariでは『プライベートブラウズ』、Firefoxでは『プライベートウィンドウ』、Edgeでは『InPrivateブラウズ』と呼ばれていますが、仕組みは概ね共通です。
端末に残らない情報は次のとおりです。①閲覧履歴、②Cookie・サイトデータ、③フォーム入力履歴、④検索履歴、⑤ダウンロード履歴(ファイル自体は残る)、⑥ログイン情報。ウィンドウを閉じた瞬間にすべて破棄されるため、家族共用のパソコンや公共のPCで一時的にログインする用途に向いています。
ただし『完全な匿名化』ではない点に強く注意が必要です。シークレットモードで防げないのは次の情報で、これらは別途対策が必要です。①ISP(プロバイダ)には通信記録が残る、②職場・学校のネットワーク管理者は見ているサイトを把握できる、③アクセスしたサイト側にはアクセス情報が残る、④IPアドレスはそのまま相手に伝わる、⑤ログインすればアカウント行動としてSNSやGoogleに記録される。
実用的なメリットとしては、①同じサイトに複数アカウントで同時ログイン(通常ウィンドウ+シークレット)、②キャッシュの影響を受けない表示確認(Web制作者が最新版を確認するため)、③ショッピングサイトのCookieベースの価格追跡を避けたい時、④プレゼント・旅行の検索履歴を家族に見られたくない時、⑤ウイルス感染の疑いがあるサイトを調査する開発者の用途、などがあります。
シークレットモードでも第三者追跡を完全遮断するわけではないため、より強固なプライバシーを求める場合はTorブラウザ、VPN、追跡防止拡張機能(uBlock Origin等)との併用が推奨されます。
近年のChromeではシークレットモードにも第三者Cookieブロックの強化が入っており、一般的な追跡への耐性は年々上がっています。
ネットカフェのパソコンでAmazonにログインしたい場面を想像してください。通常モードで買い物すると、次の利用者に自分のログイン状態・購入履歴・閲覧した商品が見られる恐れがあります。ブラウザをシークレットモードで起動してAmazonにログイン・購入し、終わったらウィンドウを閉じれば、すべての痕跡が消えるため、次の人には何も残りません。ただしネットカフェの管理者には通信記録が残ることは頭に入れておきます。
別の呼び方
InPrivate
シクモ
プライベートモード
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