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Brotli圧縮

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一般IT用語

読みブロトリあっしゅく
英語Brotli

💡 ひとことで言うと

Googleが開発したHTTP用の圧縮アルゴリズム。gzipより圧縮率が14〜21%高く、Webサイトの表示速度向上に広く採用されている。

詳しい解説

Brotliは、Googleが2015年に公開したロスレス圧縮アルゴリズムです。従来HTTP通信で広く使われてきた『gzip(Deflate)』に代わる後継として、現代のWebサーバー・CDNで標準的に採用されています。

特徴は、gzipよりも高い圧縮率と、同等以上の展開速度です。Googleの計測では、JavaScript・HTML・CSSといったテキスト系リソースに対して、gzipより平均14〜21%もファイルサイズを小さくできるとされています。これは回線速度が遅い環境で特に効果が大きく、ページの初回表示速度(FCPやLCP)改善に直結します。

Brotliには11段階の圧縮レベルがあり、レベル11が最高圧縮ですがCPUコストも高いため、サーバーの事前圧縮(静的リソース)には高レベルを、動的圧縮(リクエストごとの圧縮)にはレベル4〜6あたりを使うのが実務上の定石です。CDN(Cloudflare、Fastly、Akamai)は大量の静的ファイルに対して事前に高レベル圧縮を適用済みで、エンドユーザーに軽快な通信を提供しています。

ブラウザのサポートは、Chrome・Firefox・Edge・SafariをはじめIE以外のほぼ全ブラウザで対応済みで、リクエストヘッダの `Accept-Encoding: gzip, deflate, br` によってサーバーがBrotliで返すかを判断します。サーバー側も nginx・Apache・IIS・Caddyなど主要Webサーバーでモジュール提供されています。

ただし、HTTPSのみで動作する仕組み(HTTPでは送らない)で、画像・動画・既に圧縮済みのPDF/ZIPには効果が薄いため、テキスト系リソースに集中して適用するのがベストプラクティスです。

類似技術としてZstandard(Zstd)もあり、こちらはBrotliよりさらに高速な圧縮/展開が可能で、一部のサービスで採用が始まっています。

📘 具体的な場面

Reactで作った1MBのJavaScriptバンドルがあるとします。gzipで圧縮すると約300KBまで縮まりますが、Brotliならさらに小さくなって230KB程度に。回線の遅いスマホユーザーにとっては、この差でページの初期表示が数百ミリ秒速くなり、直帰率の低下やSEO評価の向上につながります。Webサイト高速化の定番施策のひとつです。

別の呼び方

ブロトリ
Brotli圧縮
br圧縮

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