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公衆回線上に暗号化された仮想専用線を作る技術。離れた拠点同士を安全に接続したり、カフェWi-Fiでの盗聴を防ぐのに使う。
詳しい解説
VPNトンネルは、インターネットという公共のネットワーク上に、暗号化された『仮想的な専用線』を張る技術です。VPNは『Virtual Private Network(仮想専用網)』の略で、中でも『トンネル』という言葉は、送信端から受信端までの通信を丸ごと暗号化の殻で包み込むイメージを表しています。
用途は大きく3つあります。①リモートワークでの社内ネットワーク接続: 自宅から会社の社内システムへ安全にアクセスする。②拠点間接続: 東京本社と大阪支社のLANを専用線を借りずにインターネット経由で接続する。③個人のプライバシー保護: カフェの公共Wi-Fi利用時に通信を暗号化し、盗聴や追跡を防ぐ。
仕組みとしては、クライアント端末とVPNサーバーの間で暗号化された通信路を確立し、以降のあらゆる通信をその中に流し込みます。外から見ると『クライアントとVPNサーバー間の暗号化された通信』しか観測できず、実際に何のサイトを見ているか・何のデータをやり取りしているかは分かりません。
代表的なVPNプロトコルにはIPsec・OpenVPN・WireGuard・L2TP/IPsecなどがあり、2026年時点ではシンプルで高速なWireGuardが主流になりつつあります。企業用途ではCisco AnyConnect・Palo Altoなどの商用ソリューションが広く使われます。
個人向けVPNサービス(NordVPN・ExpressVPN・ProtonVPN等)も普及しており、月数百円〜数千円で利用できます。ただし『無料VPN』には注意が必要で、運営者が通信ログを保存・販売しているケースや、マルウェアを仕込むケースが多数報告されています。プライバシー保護のためにVPNを使うなら、ログポリシー・運営会社の所在地・監査の有無を確認した上で有料サービスを選ぶのが原則です。
出張先のホテルWi-Fiから会社のファイルサーバーにアクセスする場面を想像してください。そのままだと通信経路上で盗聴されるリスクがありますが、会社支給のVPNクライアントを起動して社内VPNサーバーに接続すると、あなたのノートPCから会社までの通信路が丸ごと暗号化されます。ホテルのネットワーク管理者や同じWi-Fiに繋いでいる他人には『VPNサーバーと通信している』ことしか分からず、中身の業務データは一切読めません。
別の呼び方
仮想専用線
仮想プライベートネットワーク
暗号化トンネル
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