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ネットワーク通信を監視・制御して不正アクセスをブロックする仕組み。パソコン・ルーター・企業ネットワークの境界に必ず配置される防御の基本装置。
詳しい解説
ファイアウォールは、ネットワーク間を行き来する通信を監視し、事前に定めたルールに基づいて許可・遮断を判断するセキュリティの仕組みです。名称は『防火壁』の意味で、火災を隔壁で食い止めるように、外部ネットワークからの不正な侵入を内部に入れない役割を担います。
大きく3つの設置形態があります。①パーソナルファイアウォール: パソコン単体に入るソフトウェア型(Windows Defender ファイアウォール、macOSのファイアウォール等)。②ネットワーク型(ハードウェア型): 家庭用ルーターや企業の境界に置く機器で、社内LAN全体を守る。③次世代ファイアウォール(NGFW): 従来型の機能に加え、アプリ識別・侵入防止(IPS)・不正サイトブロックなどを組み合わせた統合型。
動作の基本は、送信元IP・宛先IP・ポート番号・プロトコルをルールと照合し、『許可(allow)』か『遮断(deny)』を決める仕組みです。たとえば『社外から社内サーバーの22番ポート(SSH)は遮断』『社内から外部の80・443番ポート(Web)は許可』のように設定します。内側から外側への通信は比較的許容的に、外側から内側への通信は原則遮断、という非対称な運用が基本です。
家庭のルーターにも簡易的なファイアウォールが内蔵されており、初期設定のままでも『外部から勝手に接続してくる通信』はブロックされる仕組みになっています。個人ユーザーが特に設定を変える必要はほぼありませんが、オンラインゲームやファイル共有で『ポート開放』を求められるとき、実はこのファイアウォールに穴を開ける操作をしていることになります。不用意に開けるとセキュリティリスクが高まるため、必要最小限に留めるのが原則です。
Windows環境でアプリが『ファイアウォールでブロックされました』と出るのは典型的なトラブルで、アプリごとに通信許可の例外を追加すれば解決します。ただし出所不明のソフトを安易に許可するのは避けてください。
家庭用Wi-Fiルーターの背面にある設定画面を見ると『ファイアウォール設定』『ポート転送』といった項目があります。初期設定では外部から家の中のパソコンへの接続は全て遮断される状態で、これがまさにファイアウォールです。オンラインゲームで『サーバーを立てたい』と思ったとき、特定のポート番号だけ外部公開する設定(ポート開放)をすれば接続できるようになりますが、開けっぱなしにすると脆弱性のあるソフトが外から攻撃される窓口になります。遊び終わったら閉じる、が安全運用です。
別の呼び方
防火壁
パーソナルファイアウォール
ネットワーク防御
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