Home / 用語 / ランサムウェア

ランサムウェア

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

セキュリティ

読みランサムウェア
英語Ransomware

💡 ひとことで言うと

パソコン内のファイルを勝手に暗号化し、復号と引き換えに身代金を要求する悪質なマルウェア。企業・病院・自治体への被害が世界規模で深刻化している。

詳しい解説

ランサムウェアは、感染したパソコンやサーバーのファイルを勝手に暗号化して読めない状態にし、復号用の鍵と引き換えに身代金(ランサム)を要求する悪質なマルウェアです。語源は『ransom(身代金)』+『software』の造語で、2010年代後半から世界中で爆発的に拡大しました。

感染経路は大きく4つです。①フィッシングメールの添付ファイル(請求書を装ったWord・Excel・PDF等)、②脆弱性のあるVPN機器・リモートデスクトップ経由の侵入、③正規ソフトを装ったダウンロード、④USBメモリや社内LAN経由の横展開。2026年時点では、事前にネットワーク内部へ侵入してから一斉に暗号化する『標的型ランサム』が主流となり、被害額も1件あたり数千万〜数億円規模に拡大しています。

身代金は暗号資産(ビットコイン等)で数百万円〜数千万円を要求されるのが一般的で、追跡困難な決済を悪用します。近年は『二重脅迫』と呼ばれる手法が増え、暗号化する前にデータを盗み出しておき『身代金を払わないとデータを公開する』と脅す形になってきました。払っても復号できない・公開停止の保証もないため、警察庁・NISC・FBIは一貫して『身代金を払わないこと』を推奨しています。

防御の基本は5つです。①OS・ソフトを常に最新にする、②定期的なオフラインバックアップを取る(ネット接続されたNASは同時に暗号化される)、③不審メールの添付・リンクを開かない、④エンドポイント保護(EDR)を導入する、⑤VPN・リモートデスクトップに多要素認証をかける。特にバックアップは最後の命綱であり、『3-2-1ルール(3つのコピー、2種類のメディア、1つはオフサイト)』で保管しておけば、感染しても事業継続が可能です。

📘 具体的な場面

朝出社してパソコンを立ち上げたら、デスクトップの壁紙が黒地に赤文字で『あなたのファイルは全て暗号化されました。3日以内に5BTC支払わないとデータを公開します』と表示される場面を想像してください。フォルダを開いてもExcel・Word・写真すべてが『.locked』のような拡張子に変わり開けません。この時点で業務は完全停止。身代金を払ってはいけないため、被害範囲を特定し、オフライン保管していた昨日のバックアップから復元する、というのが唯一の正解ルートです。

別の呼び方

身代金ウイルス
暗号化ウイルス
恐喝型マルウェア

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

Klipsch Reference Premiereのポートプラグ対処法

【2026年最新版】Klipsch Reference Premiereのポートプラグ対処法【完全ガイド】

Klipsch Referen …