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データが相手に届くまでにかかる『遅れ時間』のこと。通信速度とは別の指標で、値が小さいほど操作への反応が速い。
詳しい解説
レイテンシは、データを送信してから相手に届くまでの『遅延時間』のことです。単位はミリ秒(ms)で、1秒の1000分の1を表します。英語の『latency(潜伏・遅れ)』が語源で、通信速度(帯域幅)とは別の『反応の速さ』を測る指標です。
帯域幅との違いを道路にたとえると、帯域幅は『車線の数(同時に運べる量)』、レイテンシは『信号や渋滞による到着までの時間差』です。いくら10車線の広い道路(高帯域)でも、信号待ちや渋滞が多ければ、特定の荷物が届くまでは時間がかかります。逆に細い道(低帯域)でも、まっすぐ空いていれば一瞬で届く、という違いです。
レイテンシが重要になる用途: ①オンラインゲーム(操作の反映速度)、②ビデオ会議(発言の被り・不自然な間)、③クラウドゲーム・クラウドデスクトップ(マウスクリックの遅延)、④株式・為替トレード(発注タイミング)、⑤VR・AR(視点追従の違和感)。これらは『遅延50ms超で不快、100ms超で実用困難』という感覚の領域です。
一方、YouTube動画視聴やファイルダウンロードなどは帯域幅の方が重要で、レイテンシ300msでもストレスなく使えます。動画プレイヤーは数秒分のバッファがあるので、多少の遅延は吸収されるためです。
レイテンシを悪化させる主要因: ①Wi-Fi電波の不安定さ、②回線の物理距離(海外サーバー接続)、③ルーターの処理遅延、④NATの多段構成、⑤バッファブロート(ネットワーク機器の過剰バッファ)。改善策は、有線LAN接続、メッシュWi-Fi/Wi-Fi 6導入、ゲーミングルーターのQoS機能、プロバイダ変更などが挙げられます。
オンライン英会話レッスンで『相手の話終わりを待って返事したのに、被ってしまう』という場面を想像してください。これは自分の音声が相手に届くまで200ms、相手の返事が自分に届くまでさらに200ms、合計400msのラグがあるため、相手の『話し終わり』を認識した時点ではすでに相手が次を話し始めている状態です。有線LAN・5G回線・近い国のサーバー選択などでレイテンシを下げると、自然なテンポで会話できるようになります。
別の呼び方
遅延
通信遅延
応答遅延
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