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固定IPにしたらネットに繋がらない原因と解決法【2026年最新版】

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PCやスマホのIPアドレスを固定(静的IP)に設定したら、突然インターネットに繋がらなくなった…という経験はありませんか?固定IPの設定ミスは非常によくあるトラブルです。この記事では、固定IPに設定してネットに繋がらなくなった原因と、正しい設定方法を徹底解説します。

この記事でわかること

  • 固定IPでネット接続できなくなる4つの主な原因
  • 正しい固定IP設定に必要な4つの情報
  • Windows・Mac・スマホ別の正しい設定手順
  • DHCPと固定IPの使い分け方

固定IPにしたらネットが繋がらなくなる主な原因

IPアドレスを手動(固定)に設定する場合は、4つの情報を正確に入力する必要があります。どれか1つでも間違えると、インターネットや他の端末と通信できなくなります。

必要な4つの設定項目

設定項目 間違えると
IPアドレス 192.168.1.100 アドレス重複・範囲外でネット不通
サブネットマスク 255.255.255.0 ルーターと通信できない
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1 インターネットに出られない
DNSサーバー 8.8.8.8 URLが解決できずサイトを開けない

原因①:IPアドレスがルーターのDHCP範囲外または重複

最も多いミスが、設定したIPアドレスがルーターの管理する範囲(DHCP割り当て範囲)と被っているケースです。ルーターが他の端末に同じIPを割り当てると「IPアドレスの競合」が発生し、どちらの端末もネットに繋がらなくなります。

解決方法

  1. ルーター管理画面(例:192.168.1.1)にアクセス
  2. 「DHCPサーバー設定」でDHCPの割り当て範囲を確認(例:192.168.1.2〜192.168.1.100)
  3. その範囲外のIPアドレスを固定IPとして使用する(例:192.168.1.200)

推奨:固定IPは 192.168.1.200〜254 の範囲から選ぶと、DHCP範囲と被りにくく安全です。

原因②:デフォルトゲートウェイの設定ミス

デフォルトゲートウェイはルーターのIPアドレスです。ここが間違っていると、端末はローカルネットワーク内にアクセスできても、インターネットには出られません。「接続済み」だがウェブサイトを開けない症状の主な原因です。

ルーターのIPアドレスを確認する方法

Windowsの場合:

  1. スタートメニューで「cmd」と検索してコマンドプロンプトを開く
  2. ip​config と入力してEnter(※i-p-c-o-n-f-i-gと入力)
  3. 「デフォルトゲートウェイ」の値がルーターのIPアドレス

Macの場合:

  1. システム設定 → ネットワーク → 使用中のWi-Fi/有線LAN
  2. 「詳細」→「TCP/IP」タブで「ルーター」の値を確認

原因③:サブネットマスクの誤り

サブネットマスクはネットワークの範囲を定義します。一般的な家庭用ネットワークでは 255.255.255.0 が標準ですが、ルーターの設定と異なる値を入力するとルーターと通信できなくなります。

よくある家庭用ネットワークのサブネットマスク

ネットワーク サブネットマスク 使用可能IP数
192.168.1.0/24 255.255.255.0 254台
192.168.0.0/24 255.255.255.0 254台
10.0.0.0/24 255.255.255.0 254台

ほとんどの家庭環境では 255.255.255.0 を使えば問題ありません。

原因④:DNSサーバーが未設定または誤り

固定IPを設定するとDHCPから自動的に渡されていたDNS情報も無効になります。DNSサーバーを設定しないか間違えると、IPアドレスは正常でもURLが解決できず、「このサイトにアクセスできません」と表示されます。

おすすめのDNSサーバー設定

DNSサービス プライマリ セカンダリ
Google DNS 8.8.8.8 8.8.4.4
Cloudflare DNS 1.1.1.1 1.0.0.1
ルーターDNS 192.168.1.1(例) 省略可

固定IPの正しい設定手順

Windowsでの設定方法

  1. スタート → 設定 → ネットワークとインターネット
  2. Wi-Fiまたはイーサネット → 使用中のネットワークをクリック
  3. 「IPの割り当て」の「編集」ボタンをクリック
  4. 「手動」を選択してIPv4をオンにする
  5. 以下を入力:
    • IPアドレス:例 192.168.1.200
    • サブネットマスク:255.255.255.0(プレフィックス長:24)
    • ゲートウェイ:ルーターのIP(例:192.168.1.1
    • 優先DNSサーバー:8.8.8.8
    • 代替DNSサーバー:8.8.4.4
  6. 「保存」をクリック

Macでの設定方法

  1. システム設定 → ネットワーク
  2. 使用中のネットワークを選択 → 「詳細」
  3. 「TCP/IP」タブ → 「IPv4の設定」を「手動」に変更
  4. IPアドレス・サブネットマスク・ルーターを入力
  5. 「DNS」タブでDNSサーバーを追加(8.8.8.8など)
  6. 「OK」→「適用」

iPhone/iPadでの設定方法

  1. 設定 → Wi-Fi → 接続中のネットワーク名の「i」アイコン
  2. 「IPv4アドレスを設定」→「手動」
  3. IPアドレス・サブネットマスク・ルーターを入力
  4. 「DNSを設定」→「手動」→ DNSサーバーを入力(8.8.8.8)

設定後にネットが繋がらない場合のチェックリスト

  • ✅ IPアドレスがルーターのDHCP範囲外か確認
  • ✅ 同一IPアドレスを使っている端末が他にないか確認
  • ✅ デフォルトゲートウェイがルーターのIPと一致しているか確認
  • ✅ サブネットマスクが 255.255.255.0 になっているか確認
  • ✅ DNSサーバーに有効なアドレスが入力されているか確認
  • ✅ 設定後にネットワークアダプターを無効→有効にしたか確認

DHCPに戻す方法(元の自動取得に戻す)

固定IP設定を元の自動取得(DHCP)に戻したい場合は、IPアドレスの設定を「自動」または「DHCP」に変更するだけです。

Windows:IPの割り当てを「自動(DHCP)」に変更 → 保存

Mac:IPv4の設定を「DHCPを使用」に変更 → 適用

iPhone:IPv4アドレスを設定を「自動」に変更

よくある質問(FAQ)

Q. 固定IPにする必要があるのはどんな時ですか?

A. NASやプリンター、防犯カメラなどLAN内で常に同じIPアドレスでアクセスしたいデバイスに使います。一般的なPCやスマホは自動取得(DHCP)で十分です。

Q. ルーター側で固定IPを設定する方法(DHCPバインド)もありますか?

A. はい。多くのルーターには「DHCPバインド」「MACアドレス固定割り当て」という機能があり、端末のMACアドレスに対して常に同じIPを割り当てることができます。端末側の設定は自動のままで使えるため、こちらの方が簡単でトラブルも少ないです。

Q. グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違いは?

A. ここで設定する固定IPはローカルIP(192.168.x.x など、LAN内だけで使うアドレス)です。インターネット上でのグローバルIPはプロバイダーが割り当てるもので、別の話です。

Q. 同じIPアドレスを複数の端末に設定してしまった場合はどうなりますか?

A. 「IPアドレスの競合」が発生し、どちらの端末もネットに繋がらなくなります。どちらかの端末のIPアドレスを変更すれば解消します。

Q. IPv6の場合も同じ方法で設定できますか?

A. IPv6は仕組みが異なり、一般家庭ではIPv6アドレスを手動設定する機会は少ないです。基本的にはIPv4の設定で対応できます。

まとめ

固定IPにしてネットに繋がらなくなる原因は、①IPアドレスの重複・範囲外設定、②デフォルトゲートウェイの誤り、③サブネットマスクのミス、④DNSサーバーの未設定・誤り、の4つがほとんどです。

設定時は必ず「ルーターのIP(ゲートウェイ)」「サブネットマスク」「DHCP割り当て範囲外のIP」「DNSサーバー(8.8.8.8など)」の4点を正確に入力してください。設定後に接続できない場合は、一度DHCPに戻して各値を確認してから再設定するのが確実です。

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