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【2026年最新版】Excelでチェックマーク(✓・レ点)を入力する方法|記号・関数・コピペ一覧

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はじめに:Excelでチェックマーク(✓・レ点)を入れる方法がすぐにわかります

結論を先にお伝えします。①ひとつのセルに記号として「✓」や「☑」を入れたいだけなら、「挿入」タブ→「記号と特殊文字」から選んで挿入するのが一番確実です。②たくさんのセルにすばやく打ちたいときは、フォントを「Wingdings」に変えて特定のキー(例:小文字の「ü」)を打つとチェックマークになります。③数式で自動表示したいなら =UNICHA​R(10003)=CHA​R(252)(フォントはWingdings)を使います。

もうひとつ大切なポイントがあります。Excelには「クリックでオン・オフできる本物のチェックボックス(フォームコントロールや新しいチェックボックス機能)」と、「ただ表示しているだけの記号のチェックマーク」の2種類があり、用途がまったく違います。アンケートやチェックリストでクリック操作をしたいのか、見た目に✓を出したいだけなのかで選ぶ方法が変わります。

この記事では、記号と特殊文字からの挿入、Wingdingsフォントでの入力、CHAR関数・UNICHAR関数での表示、オートコレクト登録、チェックボックスとの違い、条件付き書式での自動表示、そしてそのままコピーして使える記号一覧まで、初めての方にもわかるようにていねいに解説します。なお本記事はExcel(Microsoft 365・Excel 2021/2019/2016を含む)を対象としています。Wordとは操作画面が違う部分があるため、Excelの画面で操作してください。

Excel checkmark symbol special character checkbox font caution

この記事でわかること

  • 「記号と特殊文字」からチェックマーク(✓・✔)やチェックボックス(☑・☐)を挿入する手順
  • フォント「Wingdings」「Wingdings 2」でどのキーを打つとチェックになるかの対応表
  • CHAR関数・UNICHAR関数でチェックマークを表示する方法と違い
  • オートコレクトに「(れ)」などを登録して、入力するだけで✓に変える方法
  • 記号のチェックマークと、クリックできる「チェックボックス」の違いと使い分け
  • 条件付き書式で「達成なら✓を自動表示」する設定手順
  • そのままコピーして貼り付けられるチェックマーク・バツ記号の一覧(実在する記号のみ)
  • うまく表示されない・文字化けするときの原因と対処法

まず押さえたい:チェックマークの入れ方 早見表

Excelでチェックマークを入れる方法はいくつかあり、「ひとつだけ入れたい」のか「たくさん入力したい」のか「自動で出したい」のかで最適な方法が変わります。下の早見表で全体像をつかんでから、自分に合った方法へ進んでください。

やりたいこと おすすめの方法 特徴
とりあえず1つ✓を入れたい 挿入→記号と特殊文字 確実。フォントを変えずに済む。どの環境でも崩れにくい
コピペで手早く済ませたい 本記事のコピペ一覧から貼り付け 最速。ただし貼り付け先のフォントに✓があるか注意
たくさんのセルに打ちたい フォントをWingdingsにしてキー入力 連続入力が速い。セル全体のフォントを変える必要がある
条件で自動表示したい UNICHAR関数・CHAR関数 IF関数と組み合わせて「達成なら✓」を自動化できる
入力するだけで✓にしたい オートコレクト登録 「(れ)」などを打つと自動で✓に置き換わる
クリックでオン・オフしたい チェックボックス機能 記号ではなく「操作できる部品」。アンケートやToDoに最適

記号として見た目に✓を出すだけなら「記号と特殊文字」「Wingdings」「関数」「コピペ」のいずれか、クリックでオン・オフできる仕組みが欲しいなら「チェックボックス」を選ぶ、と覚えておくと迷いません。それぞれを順番に詳しく見ていきましょう。

方法1:「記号と特殊文字」からチェックマークを挿入する

最も確実で、初めての方におすすめなのがこの方法です。フォントを変えずにセルへ記号を1つ入れられます。

基本の手順

  1. チェックマークを入れたいセルをクリックして選びます。
  2. 画面上部の「挿入」タブをクリックします。
  3. 右端あたりにある「記号と特殊文字」(記号の意味のΩのようなボタン)をクリックします。
  4. 「記号と特殊文字」ウィンドウが開きます。「記号」タブが選ばれていることを確認します。
  5. 左下の「フォント」はそのまま(標準のフォント)で構いません。右下の「文字コード」が「Unicode(16進)」になっていると探しやすくなります。
  6. 右下の「文字コード」欄に、チェックマークなら 2713、太いチェックなら 2714 と入力すると、その記号にカーソルが移動します。
  7. 目的の記号をクリックして選び、「挿入」ボタンを押します。
  8. セルに記号が入ったら、「閉じる」でウィンドウを閉じます。

文字コードを入れずに探したい場合は、フォントを「Segoe UI Symbol」などに変え、一覧を下へスクロールしてもチェックマークが見つかります。ただし文字コードを直接入力するほうが速くて確実です。

挿入できる主な記号と文字コード

記号 名前 文字コード(16進) 用途の目安
チェックマーク 2713 標準的なレ点。最もよく使う
太いチェックマーク 2714 線が太く目立つ。強調したいとき
チェック付きの四角 2611 「チェック済みの箱」を1文字で表す
空の四角(チェックボックス) 2610 未チェックの箱を表す記号
バツ(細) 2717 「該当しない」「未達成」を表す
かけ算のバツ 2715 シンプルな×印

「☑」と「☐」は、1文字でチェックボックスの見た目を出せる記号です。ただしこれは絵柄であり、クリックしてもオン・オフは切り替わりません。クリックで操作したい場合は、後半の「チェックボックス機能」をご覧ください。

挿入した記号を他のセルにも使い回す

一度挿入した記号は、そのセルをコピー(Ctrl+C)して別のセルに貼り付け(Ctrl+V)れば何度でも使えます。毎回ウィンドウを開く必要はありません。よく使う記号は、シートの隅にひとまとめに置いておくと便利です。

方法2:フォント「Wingdings」でキーを打ってチェックにする

たくさんのセルに次々とチェックを入れたいときは、フォントを「Wingdings」や「Wingdings 2」に変える方法が速くて便利です。Wingdingsは1文字1文字が絵柄(アイコン)になっている特殊なフォントで、ふつうのアルファベットを打つと対応する絵柄が表示されます。

基本の手順

  1. チェックを入れたいセル(または列・範囲)を選びます。
  2. 「ホーム」タブのフォント名の欄に「Wingdings」と入力してEnterを押します(一覧から選んでもOK)。
  3. そのセルに、対応するキー(下の表参照)を打ちます。たとえばWingdingsで小文字の「ü」を入れるとチェックマークになります。
  4. Enterで確定すると、文字が絵柄に置き換わって表示されます。

ポイントは「セルのフォントがWingdingsになっている範囲だけ絵柄に変わる」ことです。フォントが標準のセルに同じ文字を打っても、ただのアルファベットのままです。

Wingdings の対応表(よく使う記号)

下の表は、フォントを「Wingdings」にしたうえで「打つ文字」を入力したときに表示される絵柄をまとめたものです。「ü」「û」などの文字は、日本語入力をオフ(半角英数)にした状態で入力します。入力しにくい場合は、後述のCHAR関数を使うと文字コードで確実に指定できます。

打つ文字 文字コード(10進) 表示される絵柄
ü 252 チェックマーク(✓)
û 251 チェック付きの四角(☑)
ý 253 バツ(×)
þ 254 バツ付きの四角(☒)
o(小文字オー) 111 空の四角(チェックボックスの枠)

「ü」などの特殊な文字を直接入力するのが難しいときは、いったん別のセルで =CHA​R(252) と入力してWingdingsフォントを当てると、確実にチェックマークが表示できます(CHAR関数は次の章で解説します)。

Wingdings 2 の対応表

「Wingdings 2」というフォントも用意されており、こちらは打つ文字とチェック記号の対応が異なります。Wingdings 2では大文字の「P」がチェックマークになります。

打つ文字 表示される絵柄
P(大文字) チェックマーク(✓)
O(大文字オー) バツ(×)
R(大文字) チェック付きの四角(☑)
Q(大文字) バツ付きの四角(☒)

WingdingsとWingdings 2は別々のフォントなので、対応する文字が違う点に注意してください。どちらか一方を決めて使うと混乱しません。なお、これらの絵柄は「フォントがWingdings系のまま」表示されています。フォントを標準(游ゴシックやメイリオなど)に戻すと、元のアルファベット(üやP)に戻ってしまうので、表示を保ちたい場合はフォントを変えないでください。

Excel Wingdings font CHAR UNICHAR function display

方法3:CHAR関数・UNICHAR関数で表示する

数式で自動的にチェックマークを出したいときは、文字コードから文字を作るCHAR関数またはUNICHAR関数を使います。IF関数と組み合わせれば「条件を満たしたら✓を表示」といった自動化ができます。

UNICHAR関数(フォントを変えなくてよい・おすすめ)

UNICHAR関数は、Unicodeの番号(10進)から文字を作る関数です。標準のフォントのままチェックマークが表示できるため、扱いやすいのが利点です(Excel 2013以降で使えます)。

  1. 結果を表示したいセルをクリックします。
  2. =UNICHA​R(10003) と入力してEnterを押すと「✓」が表示されます。
  3. 太いチェックなら =UNICHA​R(10004) で「✔」になります。
数式 表示される記号
=UNICHA​R(10003) ✓(チェックマーク)
=UNICHA​R(10004) ✔(太いチェック)
=UNICHA​R(9745) ☑(チェック付きの四角)
=UNICHA​R(9744) ☐(空の四角)
=UNICHA​R(10007) ✗(バツ)

UNICHAR関数の番号は、本記事のコピペ一覧にある「文字コード(10進)」と同じ値です。たとえば✓はU+2713=10進で10003なので、UNICHARには10003を渡します。

CHAR関数(Wingdingsフォントとセットで使う)

CHAR関数は、1〜255の番号から文字を作る関数です。Wingdingsフォントを当てたセルでCHAR関数を使うと、絵柄のチェックマークが表示できます。

  1. 結果を表示したいセルを選び、フォントを「Wingdings」に変えます。
  2. そのセルに =CHA​R(252) と入力してEnterを押すと、チェックマーク(✓)が表示されます。
数式(フォントはWingdings) 表示される絵柄
=CHA​R(252) チェックマーク(✓)
=CHA​R(251) チェック付きの四角(☑)
=CHA​R(253) バツ(×)
=CHA​R(254) バツ付きの四角(☒)

UNICHARとCHARの大きな違いは、UNICHARはフォントを変えなくてよいのに対し、CHARはセルのフォントをWingdingsにしておく必要がある点です。フォントを変えたくない・他の人に共有する表なら、UNICHAR関数のほうが安全です。

IF関数と組み合わせて自動表示する例

たとえばB列に点数が入っていて、80点以上なら✓、それ未満なら空欄にしたい場合は、次のように書きます。

  1. 結果を出したいセル(例:C2)をクリックします。
  2. =IF(B2>=80,UNICHA​R(10003),””) と入力してEnterを押します。
  3. C2の右下をドラッグして下のセルにコピーすれば、各行で自動判定されます。

「✓」と「✗」を出し分けたいなら =IF(B2>=80,UNICHA​R(10003),UNICHA​R(10007)) のようにします。点数を直すたびにチェックが自動で切り替わるので、手作業で打ち直す必要がありません。

方法4:オートコレクトに登録して入力だけで✓にする

特定の文字を打つと自動で記号に置き換わる「オートコレクト」を使えば、毎回ウィンドウを開かずに✓を入力できます。たとえば「(れ)」と打つと自動で「✓」になるように登録できます。

登録の手順

  1. あらかじめ、方法1や方法3で「✓」をどこかのセルに表示してコピー(Ctrl+C)しておきます。
  2. 「ファイル」タブ→「オプション」を開きます。
  3. 左の一覧から「文章校正」を選び、「オートコレクトのオプション」ボタンを押します。
  4. 「オートコレクト」タブの下のほうに、「修正文字列」「修正後の文字列」の入力欄があります。
  5. 「修正文字列」に (れ) のような、ふだん使わない短い文字列を入力します。
  6. 「修正後の文字列」の欄をクリックし、先ほどコピーした✓を貼り付け(Ctrl+V)ます。
  7. 「追加」ボタンを押し、「OK」でウィンドウを閉じます。

これで、セルに「(れ)」と打ってEnterを押すと、自動で「✓」に置き換わります。ふだんの文章で出てこない文字列を登録するのがコツです(よく使う言葉を登録すると、意図せず変換されてしまいます)。

注意点

  • オートコレクトの登録はそのパソコンのOffice全体に保存されます。WordやPowerPointでも同じ「(れ)」が✓に変わります。
  • 他のパソコンには引き継がれないため、別の環境では登録し直しが必要です。
  • 不要になったら、同じ画面で登録した文字列を選んで「削除」すれば元に戻せます。

記号のチェックマークと「チェックボックス」の違い

ここまでは「見た目に✓を出す」方法でした。一方で、Excelにはクリックでオン・オフできる本物のチェックボックスもあります。両者はまったくの別物なので、違いを理解して使い分けましょう。

比較項目 記号のチェックマーク(✓・☑) チェックボックス機能
正体 セルに入った1文字(文字) クリックできる部品(コントロール)
クリックでオン・オフ できない(ただの表示) できる(クリックでチェックが切り替わる)
集計・計算 そのままでは数えにくい TRUE/FALSEと連動させて集計しやすい
向いている用途 印刷物・見た目の表現・関数での自動表示 ToDoリスト・アンケート・進捗管理

クリックできるチェックボックスを置く方法

クリックできるチェックボックスには、大きく2つの作り方があります。

  1. 新しいチェックボックス機能(Microsoft 365):比較的新しいバージョンでは、セルを選んで「挿入」タブの「チェックボックス」を押すだけでセル内にチェックボックスが入ります。クリックでオン・オフが切り替わり、オンのときセルの値がTRUE、オフでFALSEになるため、COUNTIF関数などで簡単に集計できます。
  2. フォームコントロール(従来の方法):「開発」タブを表示し、「挿入」→「フォームコントロール」の中のチェックボックスを選んでシート上に配置します。こちらは「セルにリンク」を設定すると、リンク先のセルにTRUE/FALSEが入ります。

「開発」タブが見当たらない場合は、「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」を開き、右側の一覧で「開発」にチェックを入れて「OK」を押すと表示されます。アンケートや進捗管理のように「クリックして印を付けたい」用途なら、記号ではなくこのチェックボックス機能を使いましょう。

方法5:条件付き書式で「達成なら✓」を自動表示する

達成・未達成などの状態に応じて、自動でチェックマークを出したいときは、「アイコンセット」という条件付き書式が便利です。数式を書かずに、数値の大小で✓や✗を自動表示できます。

アイコンセットで自動表示する手順

  1. 判定したい数値(例:達成率や点数)が入っている範囲を選びます。
  2. 「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。
  3. 「アイコンセット」にマウスを合わせると、いくつかの絵柄パターンが出ます。
  4. その中の「○×系(チェックマークや×が並んだセット)」を選びます。
  5. 選んだ範囲の数値の大きさに応じて、自動でチェックや×、ビックリマークなどが表示されます。

しきい値を細かく決めたいとき

  1. 同じ範囲を選んだまま、「条件付き書式」→「ルールの管理」を開きます。
  2. 対象のアイコンセットのルールを選び、「ルールの編集」を押します。
  3. 「種類」を「数値」や「パーセント」に変え、何点以上で✓を出すかなどのしきい値を入力します。
  4. 数値だけを隠して記号だけ見せたい場合は、「アイコンのみ表示」にチェックを入れます。

「数式で✓を出す(UNICHAR関数+IF関数)」方法と「条件付き書式のアイコンセット」のどちらでも自動表示はできます。セルに記号の文字そのものを残したいなら関数元の数値はそのままで見た目だけ印を付けたいならアイコンセット、と覚えておくと選びやすくなります。

Excel conditional format auto check difference copy list

コピペ用:チェックマーク・バツ記号の一覧

下の記号は、すべて実在するUnicode文字です。表内の記号をドラッグで選び、コピー(Ctrl+C)してExcelのセルに貼り付け(Ctrl+V)すれば、そのまま使えます。貼り付けたあとに文字化けする場合は、貼り付け先のセルのフォントを「游ゴシック」「メイリオ」「Segoe UI Symbol」など、その記号を表示できるフォントに変えてください。

記号 名前 Unicode 10進(UNICHAR用)
チェックマーク U+2713 10003
太いチェックマーク U+2714 10004
チェック付きの四角 U+2611 9745
空の四角 U+2610 9744
緑のチェック(絵文字) U+2705 9989
バツ(細) U+2717 10007
太いバツ U+2718 10008
かけ算のバツ U+2715 10005
赤いバツ(絵文字) U+274C 10060

「✅」や「❌」は絵文字に分類される記号で、環境によっては色付き(カラー絵文字)で表示されます。白黒の落ち着いた見た目にしたいときは、「✓」(U+2713)や「✗」(U+2717)を選ぶとよいでしょう。なお、ここに載せた記号はすべて実在するものだけです。存在しない記号を無理に作ろうとすると、別の環境で「□(豆腐)」のような表示になってしまうので注意してください。

うまくいかないときの原因と対処法

チェックマークがうまく入らない・表示が崩れるときは、次の点を確認してください。

1. Wingdingsで打ったのにアルファベットのまま表示される

セルのフォントがWingdingsになっていない可能性があります。そのセルを選び、フォント名が「Wingdings」になっているかを確認してください。フォントを標準(游ゴシックなど)に戻すと、絵柄は元のアルファベット(üやP)に戻ります。表示を保ちたいときはフォントを変えないでください。

2. 記号が「□(四角)」や「?」になる・文字化けする

そのセルのフォントが、その記号を持っていないことが原因です。フォントを「游ゴシック」「メイリオ」「Segoe UI Symbol」などに変えると表示されることがあります。特に古いフォントや特殊なフォントでは、一部の記号が表示できません。

3. 関数を入れたのに記号ではなく「=UNICHA​R(10003)」と文字のまま出る

セルの表示形式が「文字列」になっていると、数式が計算されず文字のまま表示されます。セルを選び、「ホーム」タブの表示形式を「標準」に変えてから、もう一度数式を入力し直してください。また、先頭にスペースやアポストロフィ(’)が入っていないかも確認しましょう。

4. CHA​R(252)を入れたのに「ü」と表示される

CHAR関数はWingdingsフォントとセットで使う必要があります。そのセルのフォントをWingdingsに変えると、チェックマークになります。フォントを変えたくない場合は、代わりに=UNICHA​R(10003)を使ってください。

5. 印刷すると記号が消える・別の記号になる

使っているフォントがプリンターやPDF変換で正しく扱われていない場合に起こります。「✓」(U+2713)のような標準的な記号にする、フォントを一般的なもの(游ゴシック等)に統一すると安定します。Wingdingsの絵柄よりも、文字としての「✓」のほうが印刷で崩れにくい傾向があります。

6. クリックしても✓が消えない/付かない

それは記号のチェックマークで、クリック操作はできません。オン・オフをクリックで切り替えたいなら、記号ではなく「チェックボックス機能」(前述)を使ってください。

実例:チェックリスト表を作ってみる

ここまでの方法を組み合わせて、実際に使えるチェックリスト表を作ってみましょう。「作業項目」「完了したらチェック」「進捗の自動表示」という3列の表を例に、手順を追って解説します。

1. 表の枠を作る

  1. A列に「作業項目」、B列に「完了」、C列に「状態」と見出しを入れます。
  2. A2以降に、やることを1行ずつ書いていきます(例:資料作成、確認依頼、提出 など)。

2. 完了欄にチェックを入れられるようにする

クリックでチェックを切り替えたい場合は、B列を選んで「挿入」タブの「チェックボックス」(Microsoft 365の場合)を入れます。クリックするたびにオン(TRUE)とオフ(FALSE)が切り替わります。チェックボックス機能がないバージョンでは、完了した行のB列に手で「✓」(コピペやWingdings)を入れる運用でも構いません。

3. 状態を自動表示する

C列に、完了の有無に応じて文字を出してみましょう。B列がチェックボックス(TRUE/FALSE)の場合は、C2に =IF(B2=TRUE,”完了”,”未完了”) と入力します。記号で表したいなら =IF(B2=TRUE,UNICHA​R(10003),UNICHA​R(10007)) として、完了なら✓、未完了なら✗を自動表示できます。入力後、C2の右下をドラッグして下の行へコピーすれば、全行に適用されます。

4. 見た目を整える

チェック済みの行を目立たせたいときは、条件付き書式が便利です。表全体を選び、「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選び、数式に =$B2=TRUE と入れて、好きな塗りつぶし色を設定します。これで、チェックを入れた行だけ色が変わり、進み具合がひと目でわかるようになります。

チェックの数を数えて進捗率を出す

チェックリストを作ったら、「いくつ完了したか」を自動で集計したくなります。COUNTIF関数やCOUNTA関数を使えば、完了数や進捗率が簡単に出せます。

チェックボックス(TRUE/FALSE)を数える

B列にチェックボックスを置いてTRUE/FALSEが入っている場合、完了した数は =COUNTIF(B2:B20,TRUE) で数えられます。全体の項目数を =COUNTA(A2:A20) で数えれば、進捗率は =COUNTIF(B2:B20,TRUE)/COUNTA(A2:A20) で求められます(このセルの表示形式を「パーセント」にすると「75%」のように表示されます)。

記号の「✓」を数える

チェックボックスではなく記号の「✓」を入れている場合は、=COUNTIF(B2:B20,”✓”) で✓が入ったセルの数を数えられます。このとき、表に入れた記号と数式の中の記号がまったく同じ文字である必要があります。たとえば表には「✔」(太いチェック)を入れたのに数式は「✓」(細いチェック)で数えると、ヒットせず0になります。記号は1種類に統一しておくと集計ミスを防げます。

やりたい集計 数式の例
完了数(チェックボックス) =COUNTIF(B2:B20,TRUE)
完了数(記号の✓) =COUNTIF(B2:B20,”✓”)
項目の総数 =COUNTA(A2:A20)
進捗率 =COUNTIF(B2:B20,TRUE)/COUNTA(A2:A20)

このように、チェックマークを「見た目」だけでなく「集計」にも活用すると、ToDoリストや作業進捗表がぐっと使いやすくなります。集計まで見据えるなら、記号よりもチェックボックス機能のほうが扱いやすいことも覚えておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. Excelでチェックマークを入れる一番簡単な方法は?

1つだけ入れるなら「挿入」タブ→「記号と特殊文字」で文字コード「2713」を入力して挿入するのが確実です。とにかく手早く済ませたいなら、本記事のコピペ一覧から「✓」をコピーして貼り付ける方法が最速です。

Q2. レ点(✓)とチェックボックス(☑)はどう違うのですか?

「✓」はチェックマークそのもの、「☑」はチェックの入った四角の絵柄です。どちらも記号(文字)であり、クリックでオン・オフはできません。クリックで切り替えたい場合は、絵柄ではなく「チェックボックス機能」を使ってください。

Q3. WordでできたのにExcelでできないのですが?

WordとExcelは操作画面が違います。本記事はExcelの手順です。Excelでは「挿入」タブの「記号と特殊文字」から挿入するか、フォントをWingdingsにしてキー入力します。Wordの手順をそのままExcelで探すと見つからないことがあるので、Excelの画面で操作してください。

Q4. たくさんのセルに一気にチェックを入れるには?

チェックを入れたい列や範囲を選んでフォントを「Wingdings」にし、各セルに「ü」を打つ方法が速いです。あるいは、1つのセルに作った✓をコピーして範囲に貼り付ける、UNICHAR関数を下までコピーする、といった方法もあります。

Q5. 条件によって自動でチェックを表示できますか?

できます。IF関数とUNICHAR関数を組み合わせて =IF(B2>=80,UNICHA​R(10003),””) のように書けば、条件を満たしたときだけ✓が出ます。数値はそのままで見た目だけ印を付けたいなら、条件付き書式の「アイコンセット」も便利です。

Q6. CHAR関数とUNICHAR関数はどちらを使えばいいですか?

フォントを変えたくない・他の人と共有する表ならUNICHAR関数(=UNICHA​R(10003))がおすすめです。CHAR関数はWingdingsフォントとセットで使う必要があり、フォントを戻すと表示が崩れるため、共有には不向きです。

Q7. チェックマークの数を数えて集計できますか?

記号として入れた「✓」も、COUNTIF関数で「✓」を含むセルを数えれば集計できます。ただし、本格的に集計・管理したいなら、クリックでTRUE/FALSEが切り替わるチェックボックス機能を使い、COUNTIF関数でTRUEの数を数えるほうが正確で扱いやすいです。

Q8. 入れたチェックマークが他のパソコンで□に化けます。なぜですか?

相手のパソコンのフォントが、その記号を持っていないことが原因です。標準的な「✓」(U+2713)を使い、フォントを「游ゴシック」など一般的なものに統一すると化けにくくなります。Wingdingsの絵柄は、相手の環境にWingdingsがないと別の文字に見えることがあるため、共有時は文字としての「✓」が安全です。

まとめ

Excelでチェックマーク(✓・レ点・☑)を入れる方法を整理します。

  • 1つだけ入れたい:「挿入」→「記号と特殊文字」で文字コード「2713」を挿入。最も確実。
  • 手早く済ませたい:本記事のコピペ一覧から「✓」をコピーして貼り付け。
  • たくさん打ちたい:フォントを「Wingdings」にして「ü」、または「Wingdings 2」で「P(大文字)」を入力。
  • 自動で表示したい:=UNICHA​R(10003) を使う。フォントを変えずに✓が出せる。IF関数と組み合わせて条件表示も可能。
  • 入力だけで✓にしたい:オートコレクトに「(れ)」などを登録。
  • クリックでオン・オフしたい:記号ではなく「チェックボックス機能」を使う。
  • 状態に応じて自動表示:条件付き書式の「アイコンセット」で○×を自動表示。

大切なのは、「見た目に✓を出すだけ(記号・関数・コピペ)」なのか、「クリックして操作したい(チェックボックス機能)」なのかを最初に決めることです。用途に合わせて方法を選べば、チェックリストも進捗管理表もスムーズに作れます。共有する表では、フォントに左右されにくい標準的な「✓」やUNICHAR関数を使うと、相手の環境でも崩れにくく安心です。

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