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2022年秋にリリースされたmacOS 13。Stage Manager・連係カメラ・システム設定の新デザインなどが導入された。
詳しい解説
macOS Ventura(マックオーエス・ベンチュラ)は、2022年10月にリリースされたmacOS 13で、Appleが毎年発表するmacOS大型アップデートの1つです。名称はカリフォルニア州ベンチュラ郡に由来し、Big Sur・Monterey・Venturaと続くカリフォルニア地名の命名規則に従っています。アイコン・ブランディングは青とオレンジのグラデーションが特徴的です。
新機能として最も話題になったのが『Stage Manager』で、ウィンドウ管理の新しい発想を導入しました。メインウィンドウを中央に配置し、他のアプリを左端にサムネイルとして並べるレイアウトは、従来のMission Control/Spaces中心の作業フローとは異なる選択肢を提供しました。iPadOS 16でも同時期に採用され、iPad + Mac両環境での統一的な体験を狙った機能です。
もう1つの大きな変化が『システム環境設定』から『システム設定』へのデザイン刷新です。アイコン並びから縦サイドバー+右ペインという構造に変わり、iOSと外観が統一されました。慣れに時間はかかるものの、検索窓に日本語で直接設定項目を入力できる利便性など、現代的な運用に寄せる方向で整理されています。
『連係カメラ(Continuity Camera)』もVentura世代の目玉で、iPhoneをMacのWebカメラとして使える仕組みが標準搭載されました。高品質なiPhoneのカメラがそのままZoom・FaceTime・Teamsのカメラとして認識され、Center Stage(自動追尾)・ポートレート・デスクビューなどの機能も利用できます。社内会議のビデオ品質が一気にプロレベルに上がる事例が多数生まれました。
その他、メール・メッセージの送信取り消し・スケジュール送信、Safariのパスキー対応、ゲームの強化(Metal 3・MetalFX Upscaling)、FaceTimeのSharePlay強化、天気アプリのMac版初登場、株価アプリの刷新などが含まれ、全体として『iOS/iPadOSとの体験統一』が強いテーマとなりました。対応機種はiMac 2017以降・MacBook 2017以降・Mac mini 2018以降など、2016年以前のモデルは非対応となり、世代交代の節目にもなりました。
iPhone 14とIntel iMac 2019を持っている会社員が、macOSをVenturaにアップグレードした場面を想像してください。Teams会議中にMacBookを閉じてiPhoneを本体横のマグネット式ホルダーに固定するだけで、連係カメラが起動し、同僚から『急に画質が良くなったけど何したの?』と言われる、という体験が得られます。高価なWebカメラを新調する代わりに、手元のiPhoneで会議の印象を変えられる、実用的なアップデートの典型例です。
別の呼び方
ベンチュラ
Ventura
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