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Androidの緊急時メンテナンスモード。工場出荷リセット・キャッシュクリア・ADBサイドロードなどOS起動不能時でも実行できる。
詳しい解説
Android回復モード(Recovery Mode)は、メインOSが起動しない/起動しても極端に不安定な状況で、端末を修復・初期化するための緊急メンテナンス環境です。すべてのAndroid端末にメーカー独自版が出荷時に内蔵されており、特殊なキー操作で起動できます。
起動方法は機種ごとに異なりますが、代表的なものは次の通り。①Pixel/AndroidOne: 電源オフ → 『電源+音量下』長押し → ブートローダー → 音量キーで『Recovery mode』選択 → 電源ボタン決定、②Galaxy: 電源オフ → 『電源+音量上+Bixbyボタン』(旧モデル)or『電源+音量上』(新モデル)長押し、③Xperia/Xiaomi: 『電源+音量上』長押し、④各メーカー独自の組み合わせはメーカー公式サポートページで確認。
純正リカバリの主要メニューは次の5つ。①Reboot system now(通常起動)、②Reboot to bootloader(fastbootモード)、③Apply update from ADB(PC経由でZIPファイル送信&適用)、④Apply update from SD card(SDカード内のアップデートZIPを適用)、⑤Wipe data/factory reset(全データ消去&工場出荷状態)、⑥Wipe cache partition(キャッシュパーティションのみクリア、Android 8以降で廃止)、⑦Mount /system(デバッグ用)。
使いどころは、①更新失敗で起動ループ(ブートループ)に陥った、②アップデート中断でシステムが壊れた、③画面ロックPINを忘れてリセットしたい、④企業で端末回収時に確実に初期化する、⑤OTAアップデートのZIPを手動適用する、⑥ウイルス感染疑いで工場出荷状態に戻す、⑦中古販売前の完全初期化、など。
Custom Recovery(TWRP、OrangeFoxなど)と比べて、純正リカバリは操作できる範囲が非常に狭い(バックアップ/復元/パーティション操作なし)。ただしメーカー署名付きのため、ブートローダーロック状態でも使えて、保証にも影響しません。
注意点は、①Wipe data/factory resetを実行すると全データ消失(Googleアカウント同期済みデータ以外)、②Factory Reset Protection(FRP)が有効で、再起動後に元のGoogleアカウントでのログインが必要(中古販売前は事前にGoogleアカウント削除推奨)、③ADBサイドロードはUSBデバッグ許可がなくても使えるので、画面ロック解除不能時の最後の手段として有効。
実務的には、①充電不能になるほどバッテリー切れしないうちに起動、②SDカードやPCで必要データをバックアップ、③手順書を事前印刷、などを準備しておくと安心です。
画面ロックのパターンを忘れてしまい、10回入力失敗で完全ロックされた古いAndroidスマホを工場出荷状態に戻したい場面。電源オフ → 電源+音量上長押しで回復モード起動 → 音量キーで『Wipe data/factory reset』選択 → 電源ボタン決定 → 『Yes』選択 → 数分待機 → 『Reboot system now』で再起動、という流れで初期化完了。再起動後はGoogleアカウント情報(FRP)を入力して本人確認を経てセットアップ画面に進みます。
別の呼び方
Recovery Mode
復旧モード
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