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Excelで、シート内のセルを編集不可に設定する機能。パスワードで保護でき、数式や書式が意図せず変更されるのを防げる。
詳しい解説
シート保護は、Excelシートの内容を意図しない編集から守る機能です。『校閲』タブの『シートの保護』から設定し、パスワードを付けてロックすれば、解除しない限り保護対象のセルを書き換えできなくなります。
基本的な考え方は『セルのロック属性+シート保護』の2段階です。デフォルトではすべてのセルが『ロック対象』になっていますが、実際にロックが効くのはシート保護をオンにしたときだけです。そのため、入力欄にしたいセルは事前に『セルの書式設定→保護タブ→ロックのチェックを外す』で除外し、その後シート保護をかけるのが定石です。
保護対象の細かい制御が可能で、『セルの選択』『列の挿入』『行の削除』『並び替え』『オートフィルターの使用』などを個別に許可・拒否できます。たとえば『並び替えだけは許可、削除は禁止』のような柔軟な設定もできます。
業務テンプレートでは必須の機能で、経費精算書・申請書・帳票などで『入力欄だけ書き込み可、計算式や枠組みは改変不可』という運用が実現できます。数式の誤削除・書式崩れ・マクロの暴走を防げるため、複数人で使う共有ファイルでは信頼性が大きく向上します。
注意点として、シート保護のパスワードはExcelの古い方式では簡単に解除できる場合があります。本当に機密性が必要な情報はシート保護ではなくブック全体の暗号化(『ファイル→情報→ブックの保護→パスワードを使用して暗号化』)で守るべきです。シート保護はあくまで『誤操作防止』が本来の用途です。
また、保護中に解除したい場合は『校閲→シート保護の解除』で設定時のパスワードを入力します。パスワードを忘れると自力での解除は困難なため、社内運用ではパスワードの管理ルールを定めておくのが重要です。
経費精算書テンプレートで、社員が入力する『日付・用途・金額』のセルだけロックを外し、他のすべてのセル(計算式・印影欄・勤務先・合計欄など)はシート保護で編集不可にします。これにより、社員が誤って合計欄の数式を上書きしても保護エラーが出て書き換えられず、経理担当が毎月『また数式が壊れている』と対応する手間が完全になくなります。
別の呼び方
セルロック
編集保護
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