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Intel MacにWindowsをネイティブインストールして切り替え起動できたApple公式ツール。Apple Silicon Macでは非対応。
詳しい解説
Boot Campは、Appleが長年提供してきた、Mac上にWindowsをネイティブ(仮想化なし)でインストールするための公式ツールです。Intel CPUを搭載したMacのストレージをMac領域とWindows領域に分割し、起動時に『Optionキー長押し』でどちらのOSで立ち上げるかを選べる仕組みで、仮想マシンより高速かつハードウェア性能をフル活用できる点が魅力でした。
導入には『Boot Campアシスタント』というmacOS標準アプリを使用します。Windows 10以降のISOファイルを用意してアシスタントを起動すると、SSDのパーティション分割、Windowsインストール用のUSB作成、必要ドライバのダウンロードと展開を自動で行います。Windowsインストールが完了するとBoot Campサポートソフトウェアが自動適用され、Mac固有のキーボード・トラックパッド・GPUなどが正しく動作するようになります。
ゲーミングや業務アプリでの利用が主な用途でした。『ゲームはWindowsネイティブでフル性能を引き出したい』『業務で必須のWindows専用ソフト(AutoCAD旧版・会計ソフトなど)を使いたい』といった場合、仮想化のオーバーヘッドなしで本格的に動かせる貴重な選択肢でした。ハードウェアリソースを全てWindowsに割り当てられるため、グラフィック処理やCPU集約作業でも性能低下を感じにくいのが長所でした。
ただし2020年に登場したApple SiliconのMac(M1以降)ではBoot Campが正式にサポートされなくなりました。Apple SiliconはArmアーキテクチャで、従来のx86版Windowsをネイティブ起動できないのが理由です。現時点でApple SiliconでWindowsを動かす選択肢は、ParallelsやVMware FusionによるArm版Windowsの仮想化がメインとなっています。
Intel Macを今でも使っているユーザーは、Boot Campの機能をそのまま利用できますが、将来のmacOS更新で互換性が失われる可能性があり、長期運用にはリスクがあります。新規にMac + Windows環境を組むなら仮想化ソフトに移行するのが現実解です。
2019年製のIntel iMac(27インチ)を所有していて、家では普段はmacOSで動画編集、週末は3DゲームをフルスペックでプレイするためにWindowsを起動する、という使い方の場面を想像してください。Boot Camp経由でWindows 11をインストールしておけば、Macの起動時にOptionを押して『Windows』を選ぶだけでゲーム向けOSとして立ち上がり、Radeon Proの性能をフルに使って滑らかな描画でプレイできます。終了時は再起動してmacOSに戻る流れになります。
別の呼び方
Boot Campアシスタント
MacでWindows
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