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1秒あたりに流れるデータ量の指標。動画・音声の画質・音質と、通信回線の品質を左右する数値。
詳しい解説
ビットレートは、1秒あたりに処理・転送されるデータの量を示す指標で、単位は『bps(bits per second)』およびその倍数(Kbps・Mbps・Gbps)です。動画配信、音楽ストリーミング、インターネット回線の速度など、デジタルメディアのあらゆる場面で使われる最重要の指標の1つです。
動画の世界では、ビットレートが高いほど画質が良くなります。YouTubeの推奨ビットレートを例にとると、1080p 30fpsで8Mbps、1080p 60fpsで12Mbps、4K 30fpsで35〜45Mbps、4K 60fpsで53〜68Mbpsです。Netflixは可変ビットレート(VBR)で配信し、ユーザーの回線速度に応じて720p〜4Kへ自動で切り替える仕組みを採用しています。
音声では、MP3 128Kbpsが『昔の標準音質』、AAC 256Kbpsが『Apple Musicの高音質』、ロスレス(FLAC・ALAC)は1,000Kbps前後で『CD音質以上』、ハイレゾは最大9,200Kbps程度まで上がります。耳が肥えたリスナーほど高ビットレートの差を感じ取れますが、一般的な環境では256Kbpsで十分と感じる人が多いです。
動画配信で必要な回線速度の目安は、ビットレート+余裕20%です。4K 45Mbpsの動画なら最低55Mbps以上の回線が必要で、日本の光回線なら問題ありませんが、モバイル回線の3G・初期LTEでは頻繁なバッファリングが発生します。
トラブル例として『動画がカクつく』『途中で画質が下がる』といった現象があり、原因の大半はビットレート>回線速度の状態です。対処としては画質設定を下げる(1080p→720pへ)、Wi-Fi回線のルーターを有線接続に切り替える、混雑時間帯を避ける、などが挙げられます。
エンコード(動画を作る側)では、ビットレートの設定次第でファイルサイズと画質が大きく変わります。同じ素材でもH.264 10Mbpsで作るのと、H.265 5Mbpsで作るのとで、ファイルサイズは半分でも画質はほぼ同等、というコーデック進化の恩恵を受けられます。
スマホで動画を撮影すると、設定画面に『1080p 30fps / 1080p 60fps / 4K 30fps / 4K 60fps』の選択肢があり、それぞれ隣にファイルサイズの目安(1分あたり90MB、130MB、400MB、500MB等)が出ています。この違いはビットレートの違いそのもので、高設定ほど画質が良く容量を食います。1時間の運動会を4K 60fpsで撮ると30GB前後になり、クラウドへのアップロードが現実的に困難な容量になる点に注意が必要です。
別の呼び方
bps
転送レート
データレート
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