Home / ネットワーク・IT / パソコン スマホ 周辺機器 / 【2026年最新版】Adobe Acrobat PDFの編集・電子署名完全ガイド【無料・有料版対応】

【2026年最新版】Adobe Acrobat PDFの編集・電子署名完全ガイド【無料・有料版対応】

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

「PDFを編集したいのに、Acrobatで文字が変えられない」「電子署名の設定方法がわからない」「無料版と有料版の違いが知りたい」――このような悩みをお持ちではないでしょうか?

Adobe AcrobatはPDF編集の標準ツールですが、できること・できないことが版によって異なり、初めて使う方には少々複雑に感じられます。この記事では、無料版(Adobe Acrobat Reader)と有料版(Adobe Acrobat Pro)の違いから、テキスト編集・電子署名・ページ管理まで、実際の手順をわかりやすく解説します。

テキスト編集・注釈追加方法

この記事でわかること

  • Adobe Acrobat 無料版と有料版の機能の違い
  • PDFのテキスト・画像を編集する具体的な手順(有料版)
  • コメント・注釈・ハイライトを追加する方法(無料版でも可能)
  • 電子署名を作成してPDFに貼り付ける手順
  • Acrobat Signで署名依頼を送る方法
  • PDFのページ追加・削除・結合・分割の操作方法
  • PDFのファイルサイズを圧縮する方法
  • Adobe以外の無料PDF編集ツール

Adobe Acrobatの種類と価格比較(2026年最新)

Adobe Acrobatには大きく分けて「無料版(Reader)」と「有料版(Standard / Pro)」の2種類があります。2026年現在の最新プランと価格を確認しておきましょう。

主要プランの比較

プラン名 月額料金(税込) 主な用途 こんな人に向く
Adobe Acrobat Reader(無料) 無料 PDFの閲覧・コメント・署名 PDFを読むだけまたは署名するだけの方
Acrobat Standard(個人) 約1,980円〜 PDF編集・変換・署名 PDFを頻繁に編集する個人ユーザー
Acrobat Pro(個人) 約2,728円〜 高度な編集・OCR・フォーム作成・AI機能 ビジネス利用・スキャンPDF編集が多い方
Acrobat Pro(法人) 別途見積もり チーム管理・高度な電子署名ワークフロー 企業での一括契約・管理が必要なチーム

※ 価格は2026年3月時点の目安です。Adobe公式サイトで最新価格をご確認ください。

無料版(Reader)でできること・できないこと

機能 Reader(無料) Acrobat Pro(有料)
PDFの閲覧・印刷 ◯ 可能 ◯ 可能
コメント・ハイライト・注釈 ◯ 可能 ◯ 可能
電子署名(自分で署名) ◯ 可能 ◯ 可能
テキストの編集・追加・削除 ✕ 不可 ◯ 可能
画像の追加・置換・削除 ✕ 不可 ◯ 可能
PDFをWord/Excelに変換 ✕ 不可 ◯ 可能
ページの追加・削除・並べ替え ✕ 不可 ◯ 可能
複数PDFの結合・分割 ✕ 不可 ◯ 可能
OCR(スキャンPDFの文字認識) ✕ 不可 ◯ 可能
Acrobat Signで署名依頼を送信 ✕ 不可(限定的) ◯ 可能
ファイルサイズの圧縮 ✕ 不可 ◯ 可能

まとめると、無料版のReaderは「読む・コメントする・署名する」に特化しており、テキストや画像の編集、ページ構成の変更などには対応していません。本格的な編集作業にはAcrobat Proの導入が必要です。


PDFのテキスト編集方法(有料版 Acrobat Pro)

Acrobat Proを使えば、PDF上のテキストをまるでWordのように直接編集できます。ただし、テキストのフォントが特殊な場合や、スキャン画像のPDFの場合は編集に制約があることがあります。

テキストを編集する基本手順

  1. Adobe Acrobat Proで編集したいPDFを開く
  2. 右側のパネルまたはメニューから「PDFを編集」をクリックする
  3. ページ上のテキストブロックが青い枠で囲まれて表示される
  4. 編集したいテキストブロックをクリックして選択する
  5. カーソルが点滅したら、文字を追加・削除・変更できる
  6. 編集が完了したら、テキスト枠の外側をクリックして確定する
  7. 最後に「ファイル」→「保存」(Ctrl+S / Command+S)で保存する
ポイント:テキストブロックをクリックするとそのブロック全体が選択されます。ブロック内のテキストを編集するには、さらにもう一度クリックしてカーソルを挿入してください。

テキストの追加(新しいテキストボックスの挿入)

  1. 「PDFを編集」モードに切り替える
  2. ツールバーの「テキストを追加」ボタンをクリックする
  3. テキストを挿入したい場所でドラッグして範囲を指定する
  4. テキストボックスが作成されるので、文字を入力する
  5. フォント・サイズ・色などは右側の「書式設定」パネルで調整できる

フォントの変更・文字色の変更

テキストを選択した状態で、画面右側の「書式設定」パネルを確認してください。以下の設定が変更可能です。

  • フォントファミリー(書体):ドロップダウンから選択(PDFに埋め込まれたフォントが使用可能)
  • フォントサイズ:数値入力またはスライダーで調整
  • 太字・斜体・下線:アイコンをクリックして切り替え
  • 文字色:カラーピッカーをクリックして色を選択
  • 文字揃え:左揃え・中央揃え・右揃えを選択
注意:フォントの変更ができない場合は、そのPDFがスキャン画像として作成されている可能性があります。スキャンPDFを編集するには「スキャンとOCR」機能でテキストを認識させる必要があります(Acrobat Pro限定)。

PDFへの注釈・コメント追加(無料版でも可能)

Adobe Acrobat Readerの無料版でも、コメントや注釈を追加する機能は利用できます。チームでのドキュメントレビューや、読書メモの作成などに活用しましょう。

コメント・ふせんの追加方法

  1. Acrobat(ReaderまたはPro)でPDFを開く
  2. 上部メニューから「コメント」タブをクリックする
  3. 「コメントの追加」または「付箋」アイコンをクリックする
  4. コメントを追加したい位置でクリックする
  5. テキストボックスが表示されるのでコメントを入力する
  6. Enterキーまたはテキストボックス外をクリックで確定する

ハイライト・下線・取り消し線の引き方

文字の強調表示には、ハイライト(蛍光マーカー)・下線・取り消し線の3種類があります。

  1. 「コメント」タブを開く
  2. 対象のテキストをドラッグで選択する
  3. ツールバーの「ハイライト」「下線」「取り消し線」から目的のアイコンをクリックする
  4. 選択したテキストに書式が適用される
  5. ハイライトの色を変更する場合は、適用後にハイライト部分を右クリックして「プロパティ」から色を変更できる

図形・矢印の描画

強調したい部分を囲んだり、矢印で指し示したりする図形ツールも利用できます。

  1. 「コメント」タブの「図形ツール」グループを確認する
  2. 描画したい図形(長方形・楕円・矢印・直線など)を選択する
  3. ページ上でドラッグして図形を描く
  4. 図形の色・線の太さはプロパティから変更できる
活用ヒント:コメントを追加したPDFは「コメント付きPDFとして保存」することで、コメントを保持したまま共有できます。受け取った側も無料のReaderでコメントを閲覧・返信できます。
電子署名の作成・送付手順

電子署名の作成・使用方法

電子署名はデジタル文書に「本人が確認・同意した」ことを示すものです。Adobe Acrobat Readerの無料版でも基本的な署名機能は使えます。

サインの作成(手書き・入力・画像)

Acrobatでの電子署名(サイン)には、以下の3つの作成方法があります。

作成方法 概要 おすすめの場面
手書き(描画) マウスまたはタッチパッドで署名を直接描く タッチスクリーン端末、肉筆感が必要な場面
文字入力 名前をキーボードで入力し、フォントを選択 素早く署名を作成したい場合
画像アップロード 手書きでサインした画像ファイルをアップロード 既存の署名イメージを使いたい場合

PDFに署名を配置する手順(Adobe Acrobat Reader / Pro 共通)

  1. 署名したいPDFをAcrobatで開く
  2. 右側のパネルまたは上部メニューから「入力と署名」をクリックする
  3. ツールバーに「自分のサイン」「イニシャル」ボタンが表示される
  4. 「サイン」ボタンをクリックし、「サインを作成」を選択する
  5. 「描画」「入力」「画像」から好みの方法でサインを作成する
  6. 「適用」をクリックしてサインを確定する
  7. PDFの署名欄をクリックすると、作成したサインが配置される
  8. サインの大きさや位置を調整して「ファイル」→「保存」で完了
法的効力について:Adobe Acrobatで作成できる署名は「電子署名」であり、法的拘束力は電子署名の種類や国・地域の法律によって異なります。重要な契約書には、Acrobat Signなどの電子署名サービスを通じた認定電子署名の使用をご検討ください。

Acrobat Signを使った署名依頼の送付(有料版)

Acrobat Signは、他の人に署名を依頼するための電子署名ワークフローサービスです。Acrobat Proのサブスクリプションに含まれています。

  1. Acrobat Proで署名依頼したいPDFを開く
  2. 右側パネルの「電子署名」→「署名を依頼」をクリックする
  3. 署名者のメールアドレスを入力する(複数人の場合は順番に追加できる)
  4. 「次へ」をクリックして署名フィールドを配置する画面に進む
  5. PDF上の署名が必要な箇所に「署名フィールド」「テキストフィールド」などを配置する
  6. 「送信」ボタンをクリックして署名依頼のメールが送信される
  7. 署名者がメール内のリンクからPDFを開き、電子署名を行う
  8. 全員が署名完了すると、送信者・受信者双方に完成したPDFがメール送付される

PDFのページ管理

Acrobat Proではページの追加・削除・並べ替え・結合・分割など、ページ単位の操作が自由に行えます。

ページの追加・削除・並べ替え

  1. Acrobat Proでファイルを開く
  2. 左側のパネルにある「ページサムネール」アイコンをクリックする(または「表示」→「パネル表示」→「ページ」)
  3. サムネール一覧が表示される

ページの削除:

  1. 削除したいページのサムネールを右クリックする
  2. 「ページを削除」を選択する
  3. 確認ダイアログが出るので「OK」をクリックする

ページの並べ替え:

  1. 移動させたいページのサムネールをクリックして選択する
  2. ドラッグ&ドロップで任意の位置に移動させる
  3. 「ファイル」→「保存」で変更を保存する

ページの追加:

  1. 「ツール」→「ページを整理」をクリックする
  2. 「挿入」→「ファイルからページを挿入」を選択する
  3. 挿入したいPDFまたは画像ファイルを選択する
  4. 挿入位置(前または後)を指定して「OK」をクリックする

複数PDFの結合方法

複数のPDFを1つにまとめる「結合」は、Acrobat Proの代表的な機能です。

  1. Acrobat Proを起動し、「ツール」→「ファイルを結合」をクリックする
  2. 「ファイルを追加」で結合したいPDFをすべて選択する(複数選択可能)
  3. ファイルの並び順を確認し、必要に応じてドラッグ&ドロップで並べ替える
  4. 各ファイル内の特定ページだけを含めたい場合は、ファイルを展開してページを選択する
  5. 「結合」ボタンをクリックする
  6. 結合された新しいPDFが作成されるので、「ファイル」→「保存」で保存する

PDFの分割・ページ抽出

大きなPDFから特定のページだけを取り出したい場合は「分割」または「ページを抽出」を使います。

ページを抽出する手順:

  1. 「ツール」→「ページを整理」を開く
  2. 抽出したいページのサムネールを選択する(Ctrl/Commandキーを押しながら複数選択可能)
  3. 右クリックして「ページを抽出」を選択する
  4. オプションで「抽出後に元のドキュメントから削除」を選ぶと分割になる
  5. 「抽出」をクリックすると新しいPDFとして開かれる
  6. 「ファイル」→「保存」で保存する

PDFの圧縮・ファイルサイズ削減方法

画像を多く含むPDFはファイルサイズが大きくなりがちです。メール添付やウェブアップロードに向けてサイズを削減しましょう。

Acrobat Proでの圧縮手順

  1. 圧縮したいPDFをAcrobat Proで開く
  2. 「ファイル」→「PDFを最適化」をクリックする(またはツール→「最適化されたPDF」)
  3. 「高速ウェブ表示に最適化」または「詳細設定」を選ぶ
  4. 「詳細設定」では、画像の解像度・フォントの埋め込み・不要データの削除など細かく設定できる
  5. 「保存」をクリックして最適化済みPDFを保存する

簡単な圧縮だけなら、「ファイル」→「別名で保存」→「容量を縮小したPDF」という手順で対応バージョンを下げることでもサイズを削減できます。

PDFの圧縮レベルの目安

圧縮レベル 使用する設定 適したケース
軽い圧縮 容量を縮小したPDFで保存 画質を保ちつつ少し小さくしたい
中程度の圧縮 高速ウェブ表示に最適化 メール添付・一般的なウェブ共有
強い圧縮 PDFを最適化(詳細設定で低解像度を指定) とにかくサイズを小さくしたい(画質は低下)

無料でPDFを編集する代替ツール(Adobe以外のオプション)

Acrobat Proの月額費用が負担に感じる方向けに、無料でPDFを編集できるツールもあります。

ツール名 料金 主な機能 特徴
PDF24 Tools 無料(ブラウザ) 結合・分割・圧縮・変換・回転など 登録不要で即使用可能。機能が豊富
Smallpdf 無料(一部有料) 圧縮・変換・結合・分割・署名 UIがわかりやすい。1日の処理数に制限あり
ILovePDF 無料(一部有料) 結合・分割・圧縮・Word変換・ページ削除 多機能で日本語対応。ブラウザで完結
LibreOffice Draw 無料(デスクトップアプリ) テキスト編集・図形追加・PDF出力 インストール不要のポータブル版もあり
Googleドキュメント 無料 PDFをアップロードして内容を編集・PDF出力 Googleアカウントがあればすぐ使える
Microsoft Edge(ブラウザ) 無料 注釈・ハイライト・テキスト追加・署名 Windowsに標準搭載。軽い編集に最適

頻繁にPDFを本格的に編集するビジネス用途であればAcrobat Proが最も安定しています。一方で、結合・圧縮・変換程度であれば上記の無料ツールで十分対応できます。

ページ管理・結合・圧縮テクニック

よくある質問(FAQ)

Q1. Adobe Acrobat Readerは完全に無料ですか?
はい、Adobe Acrobat Readerはアドビ公式サイトから完全無料でダウンロード・使用できます。PDFの閲覧・印刷・コメント・基本的な電子署名が可能です。ただし、テキスト編集やページの並べ替えなど高度な機能は有料のAcrobat Standardまたは Proが必要です。

Q2. スキャンしたPDFのテキストを編集できますか?
スキャンPDF(画像として保存されたPDF)は通常そのままではテキスト編集ができません。Acrobat Proの「スキャンとOCR」機能を使うと、画像内の文字をテキストとして認識(光学文字認識)し、編集可能な状態に変換できます。「ツール」→「スキャンとOCR」→「テキスト認識」から実行してください。精度は原稿の品質に依存します。

Q3. 電子署名と電子印鑑は法律的に有効ですか?
日本では2001年に施行された「電子署名法」により、一定の条件を満たした電子署名は法的に有効とされています。ただし、Acrobatで手書きしたサインはシンプルな電子署名であり、厳密な「本人確認」を必要とする書類(不動産契約など)には認定電子署名サービス(GMOサインやクラウドサインなど)の使用が推奨されます。社内承認書類や確認書レベルであれば、Adobe Acrobatの署名でも実務上は多くの場合で受け入れられています。

Q4. 保護されたPDF(パスワード付き)を編集できますか?
パスワードで保護されたPDFを編集するには、正しいパスワードを入力して保護を解除する必要があります。「開くパスワード」(閲覧制限)と「権限パスワード」(編集制限)の2種類があります。Acrobat Proで開く際にパスワードを求められるので入力してください。なお、他者が設定したパスワードを無断で解除する行為は違法になる場合がありますので注意してください。

Q5. PDFをWordに変換して編集することは可能ですか?
はい、Acrobat Pro(StandardもWord変換に対応)を使えば、「ファイル」→「書き出し形式」→「Microsoft Word」を選ぶことで、PDFをWordファイルに変換できます。変換後はWordで自由に編集でき、再度PDFとして出力することも可能です。ただし複雑なレイアウトは変換時に崩れることがあるため、原本が手元にある場合はWordから再作成する方が品質は高くなります。

Q6. iPhoneやAndroidのスマホでAcrobatを使ってPDFを編集できますか?
はい、Adobe AcrobatはiOS版・Android版のモバイルアプリを提供しています。無料版アプリでもコメント・注釈・署名が利用でき、Acrobat Proのサブスクリプションをお持ちの場合はスマホでもテキスト編集・PDF変換などの機能が利用できます。ただし、デスクトップ版と比較して操作性や機能に制限がある場合もあります。


まとめ

Adobe AcrobatによるPDF編集・電子署名について、重要なポイントを整理します。

この記事のまとめ

  • 無料版(Reader)で使えるのは「閲覧・印刷・コメント・基本的な署名」まで
  • テキスト編集・ページ操作・PDF変換には有料版(Acrobat Pro)が必要
  • 電子署名は「描画・文字入力・画像アップロード」の3方法で作成できる
  • Acrobat Signを使えば他者への署名依頼もメールで簡単に送れる
  • ページの結合・分割・抽出は「ファイルを結合」「ページを整理」ツールで対応
  • ファイルサイズ削減には「PDFを最適化」または「容量を縮小したPDFで保存」を使う
  • 無料で済ませるならPDF24 Tools・SmallPDF・Microsoft Edgeなどの代替ツールも検討

Adobe Acrobatは初めて使う方にはとっつきにくく感じる部分もありますが、機能の場所さえ覚えれば直感的に操作できます。まずは無料のAcrobat Readerをダウンロードして、閲覧・コメント・署名の機能を試してみましょう。本格的な編集が必要になったタイミングで有料版への移行を検討するのがおすすめです。

PDFの編集・電子署名でお困りの際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

Check Also

【2026年最新版】Obsidianのノート管理完全ガイド アイキャッチ

【2026年最新版】Obsidianのノート管理完全ガイド

【2026年最新版】Obsid …