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Google Cloud Printが終了して印刷できない…AirPrintへの移行方法を徹底解説
「Google Cloud Printでいつも印刷していたのに、突然使えなくなった」「代替サービスへの移行方法がわからない」——そんな悩みを抱えるユーザーが今も多数います。Google Cloud Printは2020年12月31日をもってサービスを終了しました。しかし、正しい代替手段に移行すれば、これまでと同様にスマートフォンやPCから快適に印刷できます。
本記事では、Google Cloud Print終了の背景から、AirPrint・Mopria・各プリンターメーカーのクラウド印刷サービスへの移行方法まで、2026年現在の最新情報を網羅しています。

この記事でわかること
- Google Cloud Printが終了した理由と経緯
- AirPrint・Mopria・Wi-Fi Direct印刷への移行手順
- 各プリンターメーカー(Canon・Epson・HP・Brother)の代替クラウドサービス
- 古いプリンターでも使えるサードパーティ製印刷アプリ
- Chromebook向けの最新印刷設定方法
Google Cloud Printとは何だったのか
Google Cloud Print(グーグル クラウドプリント)は、Googleが2010年から提供していたクラウド印刷サービスです。このサービスを利用すると、プリンターに直接接続していなくても、ChromeブラウザやGoogleドキュメント、Androidアプリなどから任意のプリンターへ印刷指示を送信できました。
主な特徴
- インターネット経由でどこからでも印刷可能
- Chromebookとの高い親和性
- Android・iOSアプリからも利用可能
- 古いプリンターでも「クラシックプリンター」として登録可能
なぜ終了したのか
Googleは2019年11月に「Google Cloud Printを2020年12月31日をもって廃止する」と発表しました。終了の主な理由は以下の通りです。
- 業界標準の成熟:AirPrint(Apple)、Mopria(Android)といった標準プロトコルが普及し、クラウドプリントの必要性が低下した
- プリンターの進化:多くのモダンプリンターがWi-Fi内蔵・クラウド対応になり、専用サービスが不要になった
- セキュリティ上の懸念:インターネット経由での印刷データ転送にプライバシーリスクがあった
- Googleの製品整理方針:Googleは複数のサービスを定期的に統廃合している
Google Cloud Print終了後の問題点
サービス終了から5年以上が経過した2026年現在でも、以下のような問題が報告されています。
よくある問題事例
- ChromebookからWi-Fiプリンターが認識されない
- Androidスマートフォンからの印刷ができない
- 古いプリンターが完全に使えなくなった
- 職場でGoogle Workspaceを使っているが印刷設定が不明
- iPhoneでは印刷できるのにAndroidでできない
これらの問題は、適切な代替サービスへ移行することで解決できます。次のセクションから具体的な移行手順を解説します。

主要な代替印刷方法
方法1:AirPrint(iPhone・iPad・Mac向け)
AirPrintはAppleが開発した無線印刷技術で、iOS・iPadOS・macOSに標準搭載されています。AirPrint対応プリンターであれば、特別なアプリなしで直接印刷できます。
AirPrintの設定手順(iPhone・iPad)
- iPhoneとプリンターを同一Wi-Fiネットワークに接続する
- 印刷したいコンテンツを開き、共有ボタン(四角に矢印)をタップ
- 「プリント」を選択
- 「プリンタ」欄をタップし、AirPrint対応プリンターを選択
- 部数・ページ範囲を設定して「プリント」をタップ
AirPrint対応確認方法
プリンターのマニュアルまたはAppleの公式ページ(apple.com/jp/shop/product)で「AirPrint」と検索することで対応機種を確認できます。
方法2:Mopria Print Service(Android向け)
MopriaはAndroidの標準印刷フレームワークで、Android 8.0以降には初期状態でインストールされています。Mopria対応プリンターと同一Wi-Fiネットワークに接続するだけで印刷できます。
Mopria Print Serviceの設定手順
- Androidスマートフォンの「設定」を開く
- 「接続済みのデバイス」→「接続の設定」→「印刷」を選択
- 「Mopria Print Service」がオンになっているか確認(オフの場合はオンにする)
- 印刷したいコンテンツを開き、メニューから「印刷」を選択
- 検出されたプリンターを選択して印刷
Mopria Print Serviceが見つからない場合
Google PlayストアでMopria Print Serviceを検索してインストールします。
方法3:ChromeOS標準印刷(Chromebook向け)
ChromeOSはGoogle Cloud Print廃止に合わせて、独自の印刷システムを組み込みました。
ChromeOSでのプリンター設定手順
- Chromebook右下のシステムメニューを開く
- 「設定」(歯車アイコン)をクリック
- 左メニューから「詳細設定」→「印刷とスキャン」→「プリンター」を選択
- 「プリンターを追加」をクリック
- ネットワーク上のプリンターが自動検出される場合は「保存」、手動の場合はIPアドレスを入力
方法4:各メーカーのクラウド印刷サービス
主要プリンターメーカーはそれぞれ独自のクラウド印刷サービスを提供しています。
Canon:PIXMA Cloud Link / Canon Print
- Canon Printアプリ(iOS・Android)をインストール
- プリンターのWi-Fiセットアップウィザードに従って接続
- Canon IDでログインするとどこからでも印刷可能
Epson:Epson Connect
- Epson Connect(epsonconnect.com)でアカウント作成
- プリンターのメールアドレスを取得(例:xxx@print.epsonconnect.com)
- そのアドレスにメールを送るだけで印刷可能
HP:HP Smart・HP ePrint
- HP Smartアプリ(iOS・Android・Windows・Mac)をインストール
- HP IDでサインインしてプリンターを登録
- Google Workspace連携も可能
Brother:iPrint&Scan / Brother Online
- Brother iPrint&Scanアプリをインストール
- 同一Wi-Fi内での印刷に加え、クラウド経由印刷も対応
方法5:Wi-Fi Direct(ルーター不要の直接印刷)
Wi-Fi Directはルーターなしでデバイスとプリンターを直接接続する技術です。ネットワーク環境がない場所でも印刷できます。
Wi-Fi Direct接続手順
- プリンターのWi-Fi Directを有効化(プリンターの設定メニューから)
- スマートフォンのWi-Fi設定で、プリンターのSSIDを選択
- パスワードを入力(プリンターの液晶パネルに表示される)
- 接続後、通常通り印刷操作を行う
方法6:古いプリンター向けサードパーティ解決策
USB接続のみの古いプリンターでも、以下の方法でクラウド印刷を実現できます。
PrintNode / FingerPrint / CUPS
- PCにソフトウェアをインストールし、PCを介してクラウドから印刷
- LinuxサーバーにCUPS(Common Unix Printing System)を設定する方法もある

代替方法の比較
| 方法 | 対応OS | ネット不要 | 設定難易度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AirPrint | iOS / macOS | △(同一LAN必要) | ★☆☆ 簡単 | Apple製品のみ。対応プリンター必要 |
| Mopria | Android | △(同一LAN必要) | ★☆☆ 簡単 | Android 8.0以降は標準搭載 |
| ChromeOS印刷 | ChromeOS | △(同一LAN必要) | ★★☆ 普通 | Google Cloud Printの正統後継 |
| メーカークラウド | 全OS | ✕(インターネット必要) | ★★☆ 普通 | リモート印刷が可能 |
| Wi-Fi Direct | 全OS | ◎ 不要 | ★★☆ 普通 | ルーター不要・速度が速い |
| PrintNode等 | 全OS | ✕(インターネット必要) | ★★★ 難しい | 古いプリンターを延命できる |
よくあるトラブルと対処法
ChromebookでプリンターがIPP対応かどうか確認する方法
ChromeOSはIPP(Internet Printing Protocol)を使って印刷します。プリンターのIPPサポートを確認するには、ブラウザで「http://プリンターのIPアドレス:631/printers/」にアクセスします。ページが表示されればIPP対応です。
AndroidでMopriaが機能しない場合
- 設定→アプリ→Mopria Print Serviceを開く
- 「強制停止」→「キャッシュを削除」を実行
- アプリを再起動して印刷を試みる
- 改善しない場合はGoogle PlayストアでアプリをアップデートASCIIする
プリンターが検出されない(ファイアウォール問題)
Windows Defenderファイアウォールまたはサードパーティのセキュリティソフトが印刷トラフィックをブロックしている場合があります。以下のポートを許可してください。
- ポート 631(IPP)
- ポート 9100(Raw印刷)
- ポート 5353(mDNS/Bonjour)
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よくある質問(FAQ)
Q1. Google Cloud Printは完全に復活しないのですか?
A. Googleは公式にサービスを終了しており、2026年現在も復活の予定は発表されていません。現在はAirPrintやMopriaといった業界標準プロトコルへの移行が推奨されています。
Q2. ChromebookでUSBプリンターは使えますか?
A. 一部のChromebookはUSB印刷に対応していますが、すべての機種で動作するわけではありません。ChromeOS 126以降では設定→印刷とスキャン→プリンターからUSBプリンターを追加できます。ただし、メーカー固有のドライバーが必要な場合は動作しないことがあります。
Q3. Googleドキュメントから直接印刷できますか?
A. はい。GoogleドキュメントはChrome印刷ダイアログ経由でシステムプリンターへ送信できます。Chromebook以外のWindowsやMacでも、ブラウザのCTRL+P(またはCommand+P)から通常通り印刷できます。
Q4. EPSONのEpson ConnectとGoogle Cloud Printの違いは?
A. Epson ConnectはEpson独自のクラウド印刷サービスで、プリンターに割り当てられたメールアドレスに添付ファイルを送ることで印刷できます。Google Cloud Printと異なり、Epsonのアカウントが必要で、Epsonプリンター専用のサービスです。
Q5. 海外から日本にあるプリンターに印刷できますか?
A. 各メーカーのクラウド印刷サービス(Canon Print / HP Smart / Epson Connect等)を使えば、インターネット経由でどこからでも印刷できます。ただし、プリンターがインターネット接続されている必要があります。
Q6. 古いUSBプリンターを捨てずに活用する方法はありますか?
A. PrintNodeやCUPS(Linux)を使えば、PCに接続した古いUSBプリンターをクラウドプリンターとして利用できます。また、プリンターサーバー機器(例:TP-LinkのTL-WPS510U等)を使ってWi-Fi化する方法もあります。
まとめ
Google Cloud Printは2020年12月31日に終了しましたが、2026年現在はより優れた代替手段が揃っています。
- iPhone・iPad・Mac:AirPrintが最も簡単。対応プリンターならアプリ不要
- Android:Mopria Print Serviceが標準搭載。設定→印刷から有効化するだけ
- Chromebook:ChromeOSの標準印刷機能(IPP対応プリンター推奨)
- リモート印刷が必要:各メーカーのクラウドサービス(Canon Print / HP Smart / Epson Connect)
- 古いプリンターを活用:PrintNode・プリンターサーバー機器でWi-Fi化
自分の環境に合った方法を選んで、快適な印刷環境を整えましょう。プリンターの買い替えを検討する場合は、AirPrint・Mopria・Wi-Fi Direct対応モデルを選ぶと将来的な互換性も安心です。
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