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MacでPDFを無料で編集できる!プレビューアプリで解決する方法
「Macに届いたPDFに文字を書き込みたい」「複数のPDFを1つにまとめたい」「PDFのファイルサイズが大きすぎてメールに添付できない」——こんな悩みを抱えていませんか?
実は、Macに標準搭載されている「プレビュー」アプリだけで、PDFの編集・結合・圧縮・分割・注釈追加・フォーム記入のほぼすべてが無料でできます。 Adobe Acrobatなどの有料ソフトを購入する必要はありません。
この記事では、プレビューアプリを使ったPDF操作の全手順をゼロから丁寧に解説します。初めての方でも迷わず操作できるよう、スクリーンショット代わりのわかりやすい説明を交えながら紹介します。

- プレビューアプリでPDFにテキスト・署名・図形を追加する方法
- 複数のPDFを1つのファイルに結合する手順
- PDFを特定ページだけ分割・削除する方法
- PDFファイルを圧縮してサイズを小さくする手順
- PDFのフォームに入力・保存する方法
- Automatorで複数PDFを一括処理する応用テクニック
- プレビューでできないことと代替ツールの選び方
1. プレビューアプリとは?PDF操作の基本を知ろう
プレビューはMacの標準PDFビューア兼エディタ
「プレビュー(Preview)」はmacOSに標準搭載されているアプリで、画像の表示・変換だけでなく、PDFの閲覧・編集・変換まで幅広くこなせる多機能ツールです。
macOS 10.14 Mojave以降では機能がさらに強化され、2026年現在のmacOS Sequoiaでも基本的な操作は同じ手順で行えます。
プレビューでできること・できないこと
| 機能 | プレビュー | Adobe Acrobat Pro |
|---|---|---|
| テキスト注釈・コメント追加 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| フォームへの入力 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| デジタル署名の追加 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| 複数PDFの結合 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| ページの分割・削除 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| ファイル圧縮 | ✅ 可能(制限あり) | ✅ 可能 |
| 既存テキストの直接編集 | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
| フォントの変更 | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
| OCR(文字認識) | △ macOS 15以降で部分対応 | ✅ 可能 |
| パスワード保護の設定 | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
プレビューでは「既存テキストを直接書き換える」ことはできませんが、テキストボックスを上から重ねて注釈として追加したり、元のテキストを塗りつぶして新しい文字を追加したりする形で代用できます。
2. プレビューでPDFに注釈・テキストを追加する方法
マークアップツールバーを表示する
プレビューでPDFを開いたあと、以下の手順でマークアップツールバーを表示します。
- Finderから編集したいPDFファイルをダブルクリックして開く
- メニューバーの「表示」→「マークアップツールバーを表示」をクリック(またはショートカット Shift + Command + A)
- 画面上部にペン・テキスト・図形などのアイコンが並んだツールバーが表示される
テキストボックスを追加する
- マークアップツールバーから「テキスト」アイコン(Tのマーク)をクリック
- PDFの追加したい場所をクリックすると、テキストボックスが挿入される
- テキストを入力後、ツールバーのフォントサイズ・色を変更して見やすく調整する
- テキストボックスはドラッグで移動できる
テキストボックスの枠線や背景色は「なし(透明)」にすることで、元の書類と自然に馴染みます。テキストボックスを選択した状態でツールバーの「枠線の色」を「なし」に設定してください。
ハイライト・下線・取り消し線を引く
PDFのテキストに直接マーキングする場合は以下の手順です。
- ハイライトしたいテキストをドラッグして選択する
- 選択したテキストを右クリック(またはControl+クリック)する
- コンテキストメニューから「ハイライト」「下線」「取り消し線」を選択する
- または、マークアップツールバーの「ハイライト」ドロップダウンからスタイルを選択して適用
手書きメモ・フリーハンド描画を追加する
- マークアップツールバーの「スケッチ」アイコン(鉛筆マーク)をクリック
- トラックパッドまたはマウスでPDF上に手書きで描画する
- 描き終わったら別のツールに切り替えると描画が確定する
図形・矢印を追加する
- マークアップツールバーの「図形」アイコン(四角形マーク)をクリック
- ドロップダウンから四角形・円・矢印・吹き出しなどを選択する
- PDF上でドラッグして図形を描画する
- 枠線の色・塗りつぶし色・線の太さはツールバーで変更できる
個人情報を黒塗り(リダクション)する
プレビューには専用の「リダクション(黒塗り)」機能はありませんが、以下の方法で代用できます。
- マークアップツールバーで「図形」→「四角形」を選択する
- 塗りつぶし色を黒に設定し、枠線も黒にする
- 隠したいテキストや情報の上に四角形を重ねて配置する
- 「ファイル」→「書き出す」でPDFとして保存する(元ファイルは別途保管)
この方法はPDFを画像として書き出す場合に有効ですが、PDFとして保存した場合、レイヤー構造が残り、テキスト選択で元の情報が読める場合があります。確実な黒塗りが必要な場合は、Adobe Acrobatの「リダクション」機能または専用ツールを使用してください。
3. プレビューでデジタル署名を追加する方法
契約書や申込書にデジタル署名を追加する機能は、プレビューアプリの中でも特に便利な機能です。

署名を作成する(初回のみ)
- プレビューでPDFを開き、マークアップツールバーを表示する
- ツールバーの「署名」アイコン(サインのマーク)をクリック
- 「署名を作成」を選択し、以下の3つの方法から選ぶ:
- トラックパッド:トラックパッド上に指で署名を書く
- カメラ:白い紙にサインして、カメラで撮影して読み込む
- iPhone/iPad:Apple Pencilまたは指でデバイス上にサインする
- 「完了」をクリックすると署名が登録され、次回からすぐ使える
PDFに署名を配置する
- ツールバーの「署名」アイコンをクリック
- 登録済みの署名一覧から使用するものを選択する
- PDFの署名欄にドラッグして配置し、サイズを調整する
- Command + S で保存する
macOS 13 Ventura以降では、作成した署名がiCloudを通じてiPhone・iPadのプレビューや「ファイル」アプリと同期されます。一度作成すれば複数のAppleデバイスで共有して使えます。
4. プレビューで複数のPDFを結合する方法
複数の書類を1つのPDFにまとめる「結合」は、プレビューアプリでサイドバー(サムネイル)を使って行います。
基本的なPDF結合手順
- 1つ目のPDFをプレビューで開く(ダブルクリックで開く)
- メニューバーの「表示」→「サムネイル」をクリックして左側にページ一覧を表示する
- 2つ目以降のPDFをFinderで選択し、プレビューのサムネイル欄にドラッグ&ドロップする
- 挿入したい位置(ページの前後)を指定して配置する
- Command + S で上書き保存、または「ファイル」→「別名で書き出す」で新規ファイルとして保存する
PDFファイルをプレビューのウィンドウ内ではなく、左側のサムネイルペイン(ページ一覧)にドロップするのがポイントです。メインの表示エリアにドロップしても結合されません。
特定のページのみを抽出・結合する
- サムネイル欄で結合したいページをCommand+クリック(複数選択)する
- 選択した状態でメニューバーの「ファイル」→「書き出す」をクリック
- 「PDF」形式を選択して保存すると、選択ページだけの新しいPDFが作成される
ページの順序を並び替える
- サムネイル欄でページを表示する(「表示」→「サムネイル」)
- 移動したいページのサムネイルをクリックして選択する
- ドラッグして希望の位置に移動する
- Command + S で保存する
5. プレビューでPDFを分割・ページ削除する方法
特定のページを削除する
- サムネイル欄で削除したいページをクリックして選択する(複数ページはShift+クリックまたはCommand+クリック)
- Deleteキーを押すか、右クリック→「削除」を選択する
- Command + S で保存する
1つのPDFを複数ファイルに分割する
プレビューには「分割」という専用ボタンはありませんが、以下の方法で分割できます。
- 元のPDFをプレビューで開き、サムネイルを表示する
- 1ファイル目にしたいページをCommand+クリックで複数選択する
- 選択したページをFinderのデスクトップにドラッグする
- 選択したページだけの新しいPDFファイルが作成される
- 残りのページも同様に操作して分割完了
たとえば100ページのPDFから「10〜20ページだけ」を抜き出したい場合、サムネイルで10〜20ページをShift+クリックで選択してFinderにドラッグするだけで、11ページ分の新しいPDFが作成されます。元のPDFは変更されません。
6. プレビューでPDFを圧縮してサイズを小さくする方法
メールに添付できる容量を超えた大きなPDFは、プレビューの「書き出し」機能でサイズを圧縮できます。
書き出し(Quartzフィルター)で圧縮する
- プレビューで圧縮したいPDFを開く
- メニューバーの「ファイル」→「書き出す」をクリック(「プリント」ではなく「書き出す」)
- ダイアログが開いたら「フォーマット」が「PDF」になっていることを確認する
- 「Quartzフィルター」というプルダウンをクリックして「Reduce File Size(ファイルサイズを縮小)」を選択する
- ファイル名と保存先を指定して「保存」をクリックする
「Reduce File Size」フィルターはファイルサイズを大幅に削減できますが、画像の解像度が低下し、画質が著しく落ちる場合があります。写真や図版を多く含むPDFでは特に劣化が目立つため、品質を確認してから使用してください。
より細かく圧縮設定を調整する方法(ColorSyncユーティリティ)
標準の「Reduce File Size」よりも細かい設定で圧縮したい場合は、ColorSyncユーティリティでカスタムフィルターを作成できます。
- Spotlight検索(Command + Space)で「ColorSync ユーティリティ」を検索して開く
- メニューの「フィルタ」タブを開く
- 「+」ボタンをクリックして新しいフィルターを作成する
- 「画像サンプリング」コンポーネントを追加し、解像度(DPI)と画質を設定する
- Web表示向け:解像度 72〜96 DPI、画質 50〜70%
- 印刷向け:解像度 150〜200 DPI、画質 80〜90%
- フィルター名を付けて保存すると、プレビューの「Quartzフィルター」リストに追加される
圧縮率の目安
| 方法 | 圧縮率の目安 | 画質 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Quartzフィルター (Reduce File Size) |
最大90%削減 | 低〜中 | テキスト中心のPDF メール添付用 |
| ColorSyncカスタムフィルター | 30〜70%削減 | 設定次第 | 画像を含むPDF 品質を保ちながら圧縮 |
| Automator一括処理 | Quartzフィルターと同等 | 低〜中 | 複数ファイルをまとめて圧縮 |
| オンラインツール (ilovepdf等) |
40〜80%削減 | 中〜高 | 画像多め 品質重視の圧縮 |
7. プレビューでPDFフォームに記入する方法
確定申告書・申込書・アンケートなど、入力欄付きのPDF(インタラクティブPDF)は、プレビューで直接フォームに入力して保存できます。
フォームへの入力手順
- 入力欄付きのPDFをプレビューで開く
- テキスト入力欄をクリックすると、カーソルが入って文字が入力できる
- チェックボックスはクリックするとチェックが入る
- ラジオボタンは該当の選択肢をクリックして選択する
- 全て入力後、Command + S で保存する
PDFにフォームフィールドが設定されていない「フラット」なPDFの場合、プレビューのフォーム入力機能は使えません。その場合は「マークアップ」→「テキスト」でテキストボックスを入力欄に重ねる方法で対応してください。
入力済みフォームを印刷可能な状態でフラット化する
フォーム入力後のPDFを、編集不可の「フラットなPDF」として保存したい場合は以下の手順を使います。
- 「ファイル」→「プリント」を開く(Command + P)
- ダイアログ左下の「PDF」ボタンをクリックする
- 「PDFとして保存」を選択して保存する
この方法で保存すると、フォームフィールドが画像として焼き込まれた編集不可のPDFが作成されます。
8. プレビューでPDFを画像に変換・書き出す方法
PDFを画像(PNG/JPEG)として書き出す
- プレビューでPDFを開く
- 「ファイル」→「書き出す」をクリック
- 「フォーマット」のプルダウンから「PNG」「JPEG」「TIFF」などを選択する
- 解像度(DPI)を設定する(画面表示なら72DPI、印刷用なら300DPI推奨)
- 「保存」をクリック
なお、複数ページのPDFを変換すると、ページ数分の画像ファイルが自動的に作成されます(例:「文書-1.png」「文書-2.png」など)。
PDFにパスワードを設定する
- 「ファイル」→「書き出す」を開く
- フォーマットが「PDF」の状態で「アクセス権限を許可」または「パスワードを設定」の項目にチェックを入れる
- 設定したいパスワードを入力して「保存」する
9. AutomatorでPDFを一括処理する方法
Automatorは、macOSに標準搭載されている自動化ツールです。プレビューの操作をAutomatorのワークフローとして登録しておけば、複数のPDFを一括処理することができます。

Automatorで複数PDFを一括圧縮する
- Spotlight検索(Command + Space)で「Automator」を検索して起動する
- 「新規書類」→「ワークフロー」を選択して「選択」をクリック
- 左側の「アクション」ライブラリで「ファイルとフォルダ」カテゴリを開く
- 「Finder項目を取得」アクションをドラッグしてワークフロー欄に追加する
- 「PDF」カテゴリから「PDFを圧縮」アクションを追加する
- 「PDFを圧縮」の設定で圧縮フィルター(「Reduce File Size」など)を選択する
- 「Finder項目を取得」で圧縮したいPDFファイルを追加する
- 「実行」ボタンをクリックして処理を実行する
AutomatorをQuick Actionとして登録する
頻繁に使う処理は「Quick Action(クイックアクション)」として登録すると、Finderの右クリックメニューから直接実行できるようになります。
- Automatorで「新規書類」→「クイックアクション」を選択
- 「ワークフローが受け取るもの」を「ファイルまたはフォルダ」「Finder」に設定
- 目的のアクション(PDF圧縮・結合など)を組み合わせてワークフローを作成する
- 「ファイル」→「保存」で名前を付けて保存する(例:「PDFを圧縮」)
- 以降はFinderでPDFを右クリック→「クイックアクション」→作成したアクション名でワンクリック実行できる
AutomatorでPDFを結合する一括ワークフロー
- Automatorで「ワークフロー」を新規作成する
- 「Finder項目を取得」アクションを追加し、結合したいPDFを複数追加する
- 「PDFページを組み合わせる」アクションを追加する(「PDF」カテゴリから)
- 出力ファイルの保存先を指定する
- 「実行」で処理完了、指定したフォルダに結合済みPDFが保存される
| Automatorで実現できるPDF一括処理 | 使用するアクション |
|---|---|
| 複数PDFをまとめて圧縮 | PDFを圧縮 |
| 複数PDFを1つに結合 | PDFページを組み合わせる |
| PDFを画像(PNG/JPEG)に一括変換 | PDFページを画像へレンダリング |
| 各ページを個別PDFに分割 | PDF書類からページを抽出 |
| PDFのウォーターマーク追加 | PDFにウォーターマークを追加 |
10. プレビュー以外のMac向けPDF編集ツール
プレビューでできないこと(既存テキストの直接編集・OCRなど)が必要な場合は、以下のツールが選択肢になります。
無料・低価格ツール
| ツール名 | 価格 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| PDF Expert | 無料(Pro版:年額7,750円) | テキスト直接編集・注釈・フォーム記入・結合。Mac向けに最適化 |
| PDFpen | 年額9,800円〜 | OCR機能・テキスト編集・署名・フォーム。日本語OCR対応 |
| ilovepdf.com | 無料(容量制限あり) | ブラウザで使えるオンラインツール。圧縮・変換・結合・分割に対応 |
| Smallpdf | 無料(1日2件まで) | 直感的なUI。圧縮・変換・編集・署名に対応 |
Adobe Acrobat Pro DC
テキストの直接編集・高品質OCR・高度な圧縮・フォーム作成など、あらゆるPDF作業を行うならAdobe Acrobat Pro DCが最強の選択肢です。月額1,980円(年間プランの場合)から利用でき、7日間の無料トライアルも用意されています。
- 注釈追加・署名・簡単な結合・フォーム記入:プレビューで十分
- 既存テキストを書き換えたい・OCRが必要:PDF ExpertまたはAcrobat
- 大量ファイルの自動処理:Automator(無料)またはAcrobat Pro
11. よくある質問(FAQ)
Q1. プレビューで保存したのに変更が反映されていない
A. プレビューは「自動保存」が有効です。ウィンドウを閉じると変更が自動保存されることが多いですが、明示的に保存するには Command + S を押してください。また、「別名で保存」したい場合は Shift + Command + S(または「ファイル」メニューを Optionキーを押しながらクリック)で「別名で保存」が表示されます。
Q2. PDFを結合したらファイルサイズが大きくなった
A. 結合後のファイルサイズは各ファイルの合計よりも大きくなる場合があります。結合後に「書き出す」→「Reduce File Size」フィルターを適用して圧縮するか、オンラインツール(ilovepdf等)で圧縮すると解決できます。
Q3. 署名を追加したPDFを他の人が編集できないようにしたい
A. 「ファイル」→「書き出す」→フォーマット「PDF」で「アクセス権限」の設定を開き、「印刷」「コピー」「変更」などの許可を制限し、パスワードを設定して書き出してください。ただし、プレビューで設定したパスワードは比較的簡単に解除できるため、厳格な保護が必要な場合はAcrobat等を使用してください。
Q4. スキャンしたPDF(画像PDF)にテキスト検索をかけたい
A. macOS 15 Sequoiaのプレビューには「ライブテキスト」機能が強化されており、スキャンした文書の文字が認識できる場合があります。ただし、精度の高いOCRが必要な場合はPDFpenやAdobe Acrobat Proのほうが確実です。
Q5. プレビューで追加したテキストや注釈を削除したい
A. プレビューで追加した注釈はマークアップオブジェクトとして選択・削除できます。注釈をクリックして選択状態にし、Deleteキーを押してください。ただし、上書き保存済みの場合は Undo(Command + Z)で戻せる回数に限りがあります。
Q6. PDFのページ回転はできますか?
A. できます。プレビューでPDFを開き、サムネイル欄で回転させたいページを選択し、メニューの「ツール」→「左へ回転」または「右へ回転」を選択してください。ショートカットは左へ回転が Command + L、右へ回転が Command + R です。
Q7. プレビューの「書き出す」で圧縮しても大きいまま
A. テキストのみのPDFや既に圧縮済みのPDFは、Quartzフィルターでも大幅な圧縮が見込めない場合があります。その場合はオンラインツール(Smallpdf、ilovepdf)または専用圧縮ソフトをお試しください。
Q8. 複数のPDFをまとめて圧縮する方法は?
A. 本記事の「9. Automatorで一括処理」セクションで紹介した手順をご覧ください。Automatorのクイックアクションに登録しておけば、Finderで複数PDFを選択→右クリック→「クイックアクション」で一発処理が可能です。
Q9. プレビューで開いたPDFが文字化けする
A. フォントが埋め込まれていないPDFは、Mac上で文字化けして表示される場合があります。対処法として、Adobe Acrobat Reader DC(無料)でPDFを開くとフォント代替が適切に行われることがあります。また、PDFを作成した側にフォント埋め込み済みのファイルを再送してもらうのが根本的な解決策です。
Q10. スマホからMacに送ったPDFが編集できない(ロックされている)
A. PDFに「変更禁止」のパスワードが設定されている場合、プレビューでは注釈や編集ができません。パスワードが設定されているPDFを開く際にパスワードの入力を求められます。パスワードがわからない場合はPDFの作成元に確認してください。
まとめ
MacのプレビューアプリはPDF作業において非常に強力なツールです。改めて主要な操作をまとめておきます。
| やりたいこと | 操作方法 |
|---|---|
| テキスト・図形を追加 | マークアップツールバー → テキスト または 図形 |
| デジタル署名を追加 | マークアップツールバー → 署名 → 署名を作成 |
| 複数PDFを結合 | サムネイル欄を表示 → 他のPDFをドラッグ&ドロップ |
| ページを分割・削除 | サムネイルでページ選択 → Deleteキー または Finderにドラッグ |
| PDFを圧縮 | ファイル → 書き出す → Quartzフィルター「Reduce File Size」 |
| フォームに記入 | PDFを開いて直接入力欄をクリック |
| パスワード設定 | ファイル → 書き出す → アクセス権限の設定 |
| 一括処理(複数ファイル) | Automator → クイックアクション登録 |
有料ソフトが必要になるのは「既存テキストを直接書き換えたい」「高精度OCRが必要」「大量のPDFをプロレベルで管理したい」といった特殊なケースだけです。日常的なPDF操作の大半はプレビューとAutomatorで完結できます。
まずはプレビューのマークアップツールバーを開いて、注釈追加や署名作成から試してみてください。一度使い方を覚えれば、毎日のビジネス文書作業が大幅に効率化されるはずです。
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