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「Hey Siri」と呼びかけても反応しない、サイドボタンを長押ししてもSiriが起動しない——そんな問題に突然遭遇したことはありませんか?iPhoneを使う上でSiriは非常に便利な機能ですが、iOSアップデートや設定の変更をきっかけに突然動かなくなることがあります。
本記事では、Siriが反応しない原因をパターン別に整理し、基本的な設定確認から再トレーニング、スクリーンタイム制限の解除、すべての設定をリセットする方法まで、順番に解説します。
この記事でわかること
- SiriがiPhoneで反応しない全ての主要原因
- iOS 17・iOS 18それぞれのSiri設定の場所と確認方法
- Hey Siriの音声再トレーニング手順
- スクリーンタイムがSiriをブロックしている場合の解除方法
- 低電力モードとSiriの関係
- 言語・地域設定のズレによる問題の修正方法
- 最終手段:すべての設定をリセットする方法
Siriが反応しない主な原因
原因1:Siri自体がオフになっている(最も多い原因)
iOSアップデート後に設定がリセットされてSiriがオフになっていることがあります。特にiOS 17からiOS 18へのアップデートでSiriの設定場所と仕組みが変わったため、アップデート後に設定を再確認する必要があります。
原因2:Hey Siriのショートカットが無効化されている
「Hey Siri」の呼びかけで反応しない場合、設定でHey Siriが無効になっているか、音声認識のトレーニングが未完了の状態になっていることがあります。また、低電力モードが有効な場合もHey Siriのバックグラウンドリスニングが自動停止されます。
原因3:スクリーンタイムの制限によってSiriがブロックされている
「コンテンツとプライバシーの制限」でSiriと音声入力が禁止されていると、Siriは一切起動しません。自分で設定した覚えがなくても、過去に誰かが設定した可能性があります。
原因4:Siriの言語設定が日本語以外になっている
デバイスの言語が「日本語」でも、Siri専用の言語設定が「English (US)」などになっていると、日本語で話しかけても認識されません。
原因5:マイクに物理的な問題がある
iPhoneのマイク穴が汚れ・詰まりで塞がれていたり、ケースがマイクを覆っていたりすると、音声が正しく認識されません。
原因6:ネットワーク接続の問題
SiriはWi-Fiまたはモバイルデータ通信を使ってAppleのサーバーと通信します。オフライン状態や機内モードではほとんどの機能が使えません(iOS 17以降、一部機能はオフライン対応)。
【iOS 18版】Siriの設定場所と有効化手順
iOS 18以降では、SiriはApple Intelligenceと統合され、設定場所が変更されました。
- 「設定」アプリを開く
- 「Apple IntelligenceとSiri」をタップ
- 「Siriと話す」の設定を確認する
- 以下から選択できる:
| 設定値 | 動作 |
|---|---|
| 常にオン | 「Hey Siri」または「Siri」の呼びかけで反応する |
| サイドボタン | サイドボタン長押しのみで起動する |
| オフ | Siriが完全に無効化される |
「オフ」になっている場合は「常にオン」または「サイドボタン」に変更してください。
【iOS 17版】Siriの設定場所と有効化手順
iOS 17以前は、設定場所がやや異なります。
- 「設定」アプリを開く
- 「Siriと検索」をタップ
- 以下をすべてONにする:
- 「Hey Siriを聞き取る」
- 「サイドボタンを押してSiriを使用」(Face ID機種)または「ホームボタンを押してSiriを使用」(Touch ID機種)
- 「ロック中にSiriを許可」(任意、ロック画面からも使いたい場合)
「Hey Siriを聞き取る」をONにした際に音声トレーニング画面が表示された場合は、最後まで完了させてください。
Hey Siriの音声を再トレーニングする手順
Siriが「声を認識してくれない」「自分の声に反応しない」という場合は、音声トレーニングをやり直すことで改善できます。
iOS 18の場合
- 設定 → 「Apple IntelligenceとSiri」
- 「Siriと話す」を一度「オフ」に変更
- 数秒待って「常にオン」に戻す
- 音声認識トレーニング画面が表示されたら「続ける」をタップ
- 指示された「Hey Siri」などのフレーズを読み上げて完了させる
iOS 17の場合
- 設定 → 「Siriと検索」
- 「Hey Siriを聞き取る」を一度OFFにする
- 数秒待って再度ONにする
- 「Hey Siriを設定」という画面が表示されたら「続ける」をタップ
- 表示される複数のフレーズを読み上げて認識させる(全ステップ完了まで進める)
トレーニング時のポイント:静かな場所で、普段Siriを呼び出すときと同じ声の大きさ・トーンで読み上げてください。環境ノイズが多い場所でのトレーニングは認識精度が下がります。
スクリーンタイムでSiriがブロックされていないか確認する
スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」でSiriが禁止されていると、設定でSiriをONにしても全く起動しません。
確認・解除手順
- 「設定」→「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「許可されたアプリ」をタップ
- 「Siriと音声入力」のトグルがオフになっていないか確認する
- オフの場合はオンに切り替える
この設定はスクリーンタイムのパスコードが設定されている場合に変更できないことがあります。パスコードを覚えていない場合はAppleのサポートページ(「スクリーンタイムパスコードを忘れた場合」)を参照してください。
低電力モードとSiriの関係
iPhoneの低電力モードが有効になっているとき、Hey Siriのバックグラウンドリスニング機能が自動的に停止されます。これはiPhoneが消費電力を抑えるための仕様です。
低電力モード中は「Hey Siri」の呼びかけには反応しませんが、サイドボタン(またはホームボタン)の長押しでは引き続きSiriを起動できます。
低電力モードの確認と無効化
- 設定 → 「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」がONになっていればオフに切り替える
- またはコントロールセンターのバッテリーアイコン(黄色く表示中)をタップして解除する
Siriの言語・地域設定を確認する
Siriには、デバイス全体の言語設定とは別の「Siri専用の言語設定」があります。ここが「English (US)」などになっていると、日本語で話しかけても認識されません。
iOS 18の場合
- 設定 → 「Apple IntelligenceとSiri」
- 「言語」をタップ
- 「日本語(日本)」が選択されているか確認する
- 違う言語が選択されていれば「日本語(日本)」に変更する
iOS 17の場合
- 設定 → 「Siriと検索」
- 「言語」をタップ
- 「日本語(日本)」を選択する
言語を変更すると、Hey Siriの再トレーニングが必要になります。画面の指示に従って完了させてください。
また、デバイス全体の地域設定も確認しておきましょう。
- 設定 → 「一般」→「言語と地域」
- 「地域」が「日本」になっているか確認する
マイクの確認方法
設定を確認しても解決しない場合、マイクの物理的な問題を疑いましょう。
マイク動作テスト
- 「ボイスメモ」アプリを開く(標準アプリ)
- 録音ボタン(赤い丸)をタップして10秒ほど話しかける
- 停止して再生し、自分の声が録音されているか確認する
録音できない場合はマイクに問題があります。以下を確認してください。
- ケースを外してテストする(マイク穴を塞いでいるケースの可能性)
- マイク穴の汚れ・ほこりを柔らかいブラシで取り除く(強く吹いたり液体を使うのはNG)
- それでも録音できない場合はApple Store/正規サービスプロバイダでの診断を検討する
マイクの場所(iPhone機種別)
| マイクの場所 | 用途 |
|---|---|
| 本体底部(Lightningまたは USB-C端子付近) | 通話・音声録音・Siri(メイン) |
| 本体上部または前面上部 | 通話(受話器側)・FaceTime |
| 背面カメラ付近 | 動画録音・ビデオ通話 |
すべての設定をリセットする(最終手段)
上記の手順を全て試しても解決しない場合、Siriに関連する設定が複雑に壊れている可能性があります。「すべての設定をリセット」は写真・アプリ・データは消えず、設定のみを初期化します。
注意:Wi-Fiパスワード・Bluetoothのペアリング・壁紙・キーボード設定・アクセシビリティ設定などがリセットされます。
- 設定 → 「一般」をタップ
- 一番下の「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「すべての設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力して確認する
リセット後、Siriの設定を再度行い、Hey Siriのトレーニングも完了させてください。
iOSを最新バージョンに更新する
特定のiOSバージョンにSiriのバグがある場合、アップデートで修正されることがあります。
- 設定 → 「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開く
- アップデートが利用可能な場合は「今すぐアップデート」をタップ
- アップデート完了後にSiriの設定を再確認する
症状別チェックリスト
| 症状 | 疑われる原因 | まず試すべき対処法 |
|---|---|---|
| 「Hey Siri」に全く反応しない | Siriオフ・低電力モード・未トレーニング | 設定でSiriをONに・低電力モードをオフ・再トレーニング |
| サイドボタン長押しでも起動しない | Siriオフ・スクリーンタイム制限 | 設定でSiriをONに・スクリーンタイムを確認 |
| 起動するが日本語が認識されない | 言語設定が英語になっている | 設定でSiri言語を日本語に変更 |
| 自分の声だけ反応しない | 音声トレーニング未完了・マイク問題 | 再トレーニング・ボイスメモでマイク確認 |
| アップデート後から動かなくなった | 設定のリセット・バグ | 再起動→Siri設定確認→iOSアップデート |
| 一部のコマンドだけ効かない | ネットワーク接続・サービス障害 | Wi-Fi/モバイル接続を確認 |
よくある質問(FAQ)
Q1. SiriはWi-Fiなしでも使えますか?
iOS 17以降では、一部の基本的な機能(タイマー設定、アラーム、電話発信など)はオフラインでも利用できるようになりました。ただし、ウェブ検索・翻訳・地図案内など多くの機能はインターネット接続が必要です。
Q2. Siriの声が急に英語になりました。
Siriの言語設定が変更されている可能性があります。設定→「Apple IntelligenceとSiri」(iOS 18)または「Siriと検索」(iOS 17)→「言語」で「日本語(日本)」を選択してください。
Q3. Hey Siriが反応する時としない時があります。
以下の状況ではHey Siriが反応しないことがあります:(1) iPhoneが充電中でない状態で画面が下向きになっている(古い機種)、(2) 低電力モードが有効、(3) 周囲の騒音が大きい、(4) マイクの向きと異なる方向から話しかけている。また、Apple Intelligenceが有効な場合、使用状況に応じてSiriの感度が調整されることがあります。
Q4. iPhoneを再起動したらSiriが直りました。また壊れることはありますか?
再起動で解決する場合、一時的なソフトウェアのクラッシュが原因です。繰り返し発生する場合はiOSのバグの可能性があります。最新のiOSにアップデートすることで改善することが多いです。
Q5. Apple WatchのSiriも一緒に動かなくなりました。
iPhoneとApple WatchのSiriは連動している部分があります。iPhoneのSiriを再設定した後、Apple Watch側の設定(Watch アプリ→Siri)も確認してください。Apple WatchをiPhoneの近くに置いて再起動すると改善することがあります。
Q6. Siriの音声応答がなく、テキストのみ表示されます。
Siriの応答設定が変更されている可能性があります。設定→Apple IntelligenceとSiri(またはSiriと検索)→「Siriの応答」→「常にオン」または「自動」に変更してください。また、着信音ボリュームやメディアボリュームが0になっていないか確認してください。
まとめ:Siri不具合の解決フロー
SiriがiPhoneで反応しない場合は、以下の順番で試してください。
- iPhoneを再起動する(一時的な不具合はこれで解決)
- Siri設定を確認する(iOS 18:Apple IntelligenceとSiri / iOS 17:Siriと検索)
- 低電力モードを無効化する(Hey Siriが効かない場合)
- スクリーンタイムの制限を確認する(「Siriと音声入力」がONか)
- Siri言語設定を確認する(日本語(日本)になっているか)
- Hey Siriを再トレーニングする(声が認識されない場合)
- マイクを確認する(ボイスメモで録音テスト)
- iOSを最新版にアップデートする
- すべての設定をリセットする(データは消えない)
ほとんどのケースでは手順1〜5で解決します。本記事の手順を参考に、ぜひSiriを復活させてください。
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