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【2026年最新版】Windows 11 diskpartでパーティション操作が失敗する原因と対処法【完全ガイド】

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Windows 11でdiskpartを使ってパーティションを縮小しようとしたら「The operation is not supported」と表示されて失敗した、拡張しようとしたら「There is no space available on this disk」と出てうまくいかない――そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。diskpartのパーティション操作は、Windowsの内部状態によって「ロック」がかかり、思い通りに実行できないことがあります。本記事では、操作がロックされる原因を詳しく解説し、安全で確実な解決策を順番に紹介します。

ディスクロック原因確認

この記事でわかること

  • diskpartのパーティション縮小・拡張が失敗する主な原因
  • 「ロック」の種類と意味の違い
  • ファイルシステムレベルのロック解除方法
  • 空き領域が確保できない場合の対処法
  • GUIツール(ディスクの管理)との使い分け
  • 安全にパーティション操作を行うための前提条件

diskpartとは・パーティション操作の基礎

diskpartはWindowsに標準搭載されているコマンドラインのディスク管理ツールです。パーティションの作成・削除・フォーマット・サイズ変更などを行うことができます。GUIの「ディスクの管理」ツールよりも高度な操作が可能で、特に回復パーティションや隠しパーティションの操作が必要な場面で使われます。

縮小(shrink)と拡張(extend)の違い

diskpartの`shrink`コマンドはパーティションのサイズを小さくし、その分の空き領域を未割り当て領域として確保します。`extend`コマンドは既存パーティションに隣接する未割り当て領域を取り込んでパーティションを大きくします。この2つの操作は条件が異なり、それぞれで失敗する理由も異なります。

「ロック」とは何か

diskpartでパーティション操作が「ロック」される状態とは、技術的には以下の2種類があります。

  • ファイルシステムレベルのロック: Windowsが当該ボリュームのファイルシステムを使用中で、オフラインにできない状態
  • 物理的な配置によるロック: 移動できないファイル(ページファイル、休止状態ファイル、MFTなど)が縮小したい領域に存在し、縮小量が制限される状態

前者はシステムドライブ(C:ドライブ)に多く、後者はドライブの種類に関わらず発生します。

パーティション操作が失敗する主な原因

原因1: ページファイルが縮小対象領域に存在する

Windowsの仮想メモリとして使われるページファイル(pagefile.sys)は、ファイルシステム上でまとまった連続領域を占有します。diskpartがshrinkを実行する際、ページファイルが縮小しようとしている後方領域に配置されていると、そのファイルを移動できないためshrinkが失敗するか、指定量より少ない縮小しか行えません。

原因2: 休止状態ファイル(hiberfil.sys)の存在

休止状態(ハイバネーション)が有効な場合、hiberfil.sysがCドライブのルートに配置されます。このファイルはRAMの容量に近いサイズを持ち、ファイルシステムの末尾近くに配置されることがあるため、shrinkの障害になります。

原因3: システムで保護されたファイル・MFTの配置

NTFSのマスターファイルテーブル(MFT)やWindowsの保護ファイルは、ファイルシステム上の固定位置に配置される場合があります。これらは移動できないため、縮小量の上限が制限されます。

原因4: 拡張時に隣接する未割り当て領域がない

extendコマンドは、拡張対象パーティションのすぐ右隣(後ろ側)に未割り当て領域がなければ実行できません。間に別のパーティションが存在する場合は、そのパーティションを先に削除するか移動しない限り拡張は不可能です。

原因5: Cドライブ(システムドライブ)のロック

Windows が起動しているドライブはOSが使用中のため、diskpartから完全にオフラインにすることができません。このため、Cドライブのパーティション操作は通常の起動状態では制限がかかります。縮小は一部可能ですが、縮小量や縮小後の位置に制限が生じます。

原因6: BitLockerが有効な場合

BitLockerドライブ暗号化が有効なボリュームは、diskpartからの一部操作がブロックされます。サイズ変更を行う場合はBitLockerを一時的に無効化する必要があります。

原因7: ボリュームシャドウコピー(VSS)のロック

ボリュームシャドウコピー(システム保護・復元ポイント)が有効な場合、VSSがボリュームをロックしてdiskpartの操作を妨げることがあります。特にshrink操作でこの問題が発生しやすいです。

管理者権限とBitLocker解除

対処法:ステップごとの解決手順

手順1: diskpartを管理者として実行しているか確認する

  1. Windowsキーを押し、「diskpart」と入力する
  2. 検索結果の「diskpart」を右クリックして「管理者として実行」を選択する
  3. UACの確認ダイアログで「はい」をクリックする
  4. 管理者権限で実行していない場合、多くの操作がアクセス拒否で失敗する

手順2: shrinkで空き領域が不足している場合 — クリーンアップを先に行う

  1. Windowsキー + Rで「cleanmgr」を実行する
  2. ドライブを選択して「ディスクのクリーンアップ」を実行する
  3. 「システムファイルのクリーンアップ」も合わせて実行する
  4. 一時ファイル・Windowsアップデートのキャッシュなどを削除する
  5. クリーンアップ後にdiskpartでshrinkを再試行する

手順3: ページファイルを一時的に無効化する

コントロールパネルから設定する場合:

  1. 「システム」→「詳細システム設定」→「パフォーマンス」→「設定」→「詳細設定」をクリック
  2. 「仮想メモリ」の「変更」をクリック
  3. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
  4. Cドライブを選択して「ページングファイルなし」を選択し「設定」をクリック
  5. PCを再起動する
  6. 再起動後にdiskpartでshrinkを実行する
  7. 操作完了後はページファイルを元に戻す(「システム管理サイズ」に設定)

手順4: 休止状態を無効化する

管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行します。

powercfg /hibernate off

これによりhiberfil.sysが削除されます。操作完了後に休止状態を再度有効化する場合は以下を実行します。

powercfg /hibernate on

手順5: BitLockerを一時停止する

  1. コントロールパネル → 「BitLockerドライブ暗号化」を開く
  2. 対象ドライブの「BitLockerを一時停止する」をクリック
  3. パーティション操作を完了させる
  4. 操作後に「BitLockerを再開する」をクリックして再有効化する

手順6: ボリュームシャドウコピーを削除してshrinkを実行する

管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行します。

vssadmin delete shadows /all /quiet

この操作でシステムの復元ポイントが削除されますので、事前にバックアップを取得することを強く推奨します。削除後にdiskpartのshrinkを再試行してください。

手順7: Windows回復環境(WinRE)からdiskpartを実行する

Cドライブのパーティションをシステム起動中に操作できない場合、WinREから操作します。

  1. 設定 → 「システム」→「回復」→「今すぐ再起動」をクリックする
  2. 再起動後の画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択
  3. コマンドプロンプトでdiskpartを実行する
  4. この状態ではCドライブがOSに使用されていないため、より広い範囲の操作が可能になる

手順8: Windowsの「ディスクの管理」または他のツールを試す

diskpartでどうしても操作できない場合、以下のツールが有効な場合があります。

  • ディスクの管理(diskmgmt.msc): GUIで縮小・拡張が可能。diskpartと同じ制限はあるが直感的に操作できる
  • GParted Live(起動USBから使用): Linuxベースの無料ツール。Windowsが起動していない状態でパーティション操作が可能で制限が少ない
  • MiniTool Partition Wizard(無料版あり): 移動できないファイルを処理しながらパーティション縮小が可能

diskpartコマンド操作の確認と比較

エラーメッセージ 原因 対処法
The operation is not supported ボリュームタイプが非対応(FAT32等)またはダイナミックディスク NTFSフォーマット確認 / ベーシックディスクへ変換
There is not enough space available 隣接する未割り当て領域がない 間のパーティションを削除してから拡張
The shrink amount specified is too large 移動できないファイルが縮小領域に存在 ページファイル無効化・休止状態無効化
Access is denied 管理者権限なし またはBitLocker有効 管理者として実行 / BitLocker一時停止
The volume is locked by another process VSS またはバックアップソフトがロック中 VSS削除 / バックアップソフトを停止
ツール 操作方法 起動ドライブ操作 ファイル移動能力
diskpart(コマンドライン) コマンド入力 制限あり(WinREで拡張) なし
ディスクの管理(GUI) 右クリックメニュー 制限あり なし
GParted Live(USB起動) GUI ほぼ制限なし あり(パーティション移動可)
MiniTool Partition Wizard GUI 再起動後に処理 あり(無料版でも一部可)
サードパーティツール利用

パーティション操作前の安全確認チェックリスト

パーティションの縮小・拡張操作はデータ損失のリスクを伴います。以下を事前に確認してください。

  • バックアップを取る: 重要なファイルは外付けHDD・クラウドストレージに保存しておく
  • 電源確保: ノートPCの場合はACアダプターを接続した状態で行う
  • ウイルス対策ソフトを一時停止: ファイル操作の妨げになることがある
  • 他のアプリを閉じる: ファイルを開いていると操作がロックされる場合がある
  • CrystalDiskInfo等でディスクの健康状態を確認: 不良セクタがあるディスクでのパーティション操作は危険
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よくある質問(FAQ)

Q1. diskpartでshrinkを実行しても指定した量より少ししか縮小できません。なぜですか?

ページファイル(pagefile.sys)、休止状態ファイル(hiberfil.sys)、またはNTFSのMFT(マスターファイルテーブル)がパーティション末尾近くに配置されているため、それ以上縮小できない状態です。ページファイルと休止状態を一時的に無効化した後で再試行するか、GPartedなどのサードパーティツールを使用してください。

Q2. Cドライブを縮小したいのですが「The operation is not supported」と表示されます。

Cドライブはシステムがアクティブに使用しているため、通常の起動状態では操作に制限がかかります。Windows回復環境(WinRE)のコマンドプロンプトからdiskpartを実行するか、GParted LiveのUSBブートを使って操作することで制限を回避できます。

Q3. extendを実行すると「There is not enough space available」と表示されます。

拡張しようとしているパーティションの直後(右隣)に未割り当て領域がない状態です。別のパーティションが間に存在する場合、その領域を削除するかサードパーティツールで移動しない限り拡張はできません。間に回復パーティションがある場合、それを移動するには特殊な手順が必要です。

Q4. BitLockerが有効なドライブを縮小することはできますか?

BitLockerが有効な状態でのパーティション操作は多くの場合ブロックされます。BitLockerを一時停止(suspend)してからdiskpartを実行してください。コントロールパネル → BitLockerドライブ暗号化 → 「BitLockerを一時停止する」から操作できます。

Q5. パーティション操作中にPCの電源が切れてしまいました。データは大丈夫ですか?

大変危険な状況です。すぐにPCを起動せずに、まず専門家またはデータ復旧サービスへの相談を検討してください。diskpartの操作中に電源が切れると、パーティションテーブルやファイルシステムの一部が破損する可能性があります。起動試行前にディスクのイメージバックアップを取ることが推奨されます。

Q6. 「ダイナミックディスク」と表示されていてshrinkが使えません。どうすればいいですか?

diskpartのshrinkコマンドはダイナミックディスクには対応していません。ベーシックディスクに変換する必要がありますが、変換時にデータが失われる可能性があります。事前にデータをバックアップしてから変換作業を行ってください。変換は「ディスクの管理」から可能ですが、パーティション構成によっては一度データをすべて削除する必要があります。

Q7. 回復パーティションが邪魔で拡張できません。削除しても大丈夫ですか?

回復パーティションはWindowsの回復環境(WinRE)に必要です。削除すると「設定 → 回復」からの「PCをリセット」や「詳細スタートアップ」機能が使えなくなります。回復ドライブを別のUSBメモリに作成してバックアップした上であれば、削除自体は技術的には可能ですが、リスクを十分に理解した上で判断してください。

まとめ

Windows 11でdiskpartのパーティション縮小・拡張がロックされて失敗する主な原因は、「ページファイルや休止状態ファイルの存在」「隣接する未割り当て領域の不在」「Cドライブ(システムドライブ)の使用中ロック」「BitLockerまたはVSSによるロック」の4つです。

最初に試すべき対処法は、管理者権限でdiskpartを実行しているか確認すること、そしてページファイルと休止状態を一時的に無効化してからshrinkを再実行することです。それでも解決しない場合は、Windows回復環境からの操作またはGParted LiveのUSBブートが最も確実な方法です。

パーティション操作はデータ損失のリスクを伴う作業です。必ず事前に重要データのバックアップを取り、ディスクの健康状態を確認してから作業を進めてください。

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