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Android 16のRAM Plus仮想メモリが無効化される原因と対処法
Android 16に更新してから、RAM Plus(仮想メモリ/Swap)がいつの間にかオフになっていて、アプリの動作が重くなったり、バックグラウンドで開いていたアプリが頻繁に再起動したりしていませんか。RAM Plusは、ストレージの一部をRAMとして使用する機能で、特にRAMが少ない端末でパフォーマンスを補う重要な役割を果たしています。このガイドでは、Android 16でRAM Plusが無効化される原因と確実な対処法を解説します。

この記事でわかること
- RAM PlusおよびSwap(仮想メモリ)の仕組みとAndroid 16での変更点
- Android 16アップデート後にRAM Plusが無効化される具体的な原因
- RAM Plusを再有効化する手順(メーカー別)
- RAM Plusが再度無効化されないようにするための設定
- RAM Plus以外のパフォーマンス改善方法
RAM Plus(仮想メモリ)の基礎知識
RAM Plusとは何か
RAM Plus(またはRAM Expansion、仮想RAM)は、スマートフォンの内部ストレージ(UFS/eMMC)の一部を一時的にRAMとして割り当てる機能です。Samsungが「RAM Plus」として普及させ、現在は多くのAndroidメーカーが独自名称で採用しています。
物理RAMよりも読み書き速度は遅いものの、ストレージ速度の向上により実用的なパフォーマンスが得られます。特にRAM 4〜8GBの端末では、マルチタスク時のアプリ再起動を大幅に減らせます。
Swap(スワップ)との違い
Swapは本来Linuxカーネルの機能で、RAMが不足した際にメモリの内容をストレージに書き出す仕組みです。Android 16では、zRAMというRAM内で圧縮するスワップに加え、ストレージへの物理スワップ(RAM Plus相当)も管理されています。
メーカー別の呼称
| メーカー | 機能名 | 最大拡張容量 |
|---|---|---|
| Samsung | RAM Plus | 最大12GB |
| OPPO / OnePlus | RAM Expansion | 最大12GB |
| Xiaomi / Redmi | メモリ拡張 | 最大8GB |
| Vivo | Extended RAM | 最大8GB |
| Realme | Dynamic RAM Expansion | 最大12GB |
Android 16でRAM Plusが無効化される原因
原因1: Android 16のメモリ管理ポリシー変更
Android 16では、メモリ管理アーキテクチャが刷新されました。新しい「Adaptive Memory Management」が導入され、端末の使用状況やバッテリー残量に応じてSwap容量を動的に変更するようになっています。この動的管理の一環として、バッテリーセーバーモード時や充電が少ない場合にRAM Plusが自動的に縮小・無効化されるケースがあります。
原因2: OTAアップデート後の設定リセット
Android 16へのOTAアップデート時に、メモリ管理関連の設定がデフォルト値にリセットされることがあります。これはAndroid 16のメモリ管理システムが旧バージョンとは設定構造が異なるため、移行処理で設定が失われるものです。特にSamsungのAndroid 16(One UI 8)アップデートでこの現象が多く報告されています。
原因3: ストレージ空き容量不足
RAM Plusはストレージの空き容量を使用します。Android 16では、仮想メモリ領域として確保できる空き容量が以前より多く要求されます。ストレージの空き容量が10GB未満になると、システムが自動的にRAM Plusを無効化することがあります。
原因4: セキュリティパッチとの競合
2026年3月以降のAndroid セキュリティパッチには、メモリ領域への不正アクセスを防ぐ新しい保護機構が含まれています。一部の端末では、この保護機構がRAM Plus用のスワップ領域と競合し、仮想メモリが無効化される事例が確認されています。
原因5: 開発者オプションの誤設定
開発者オプションでメモリ関連の設定を変更していた場合、Android 16アップデート後に設定が予期しない状態になることがあります。特に「バックグラウンドプロセスの上限」や「アクティビティを保持しない」などの設定が影響します。
RAM Plusを再有効化する対処法
対処法1: Samsung端末でのRAM Plus再有効化
Samsung Galaxy端末での手順です。
- 「設定」を開きます
- 「デバイスケア」をタップします
- 「メモリ」を選択します
- 画面右上の「RAM Plus」または「メモリ拡張」をタップします
- 有効にしたい容量(4GB/6GB/8GB/12GBなど)を選択します
- 端末の再起動を求められた場合は再起動します
One UI 8(Android 16)では、設定メニューの場所が変更されている場合があります。「設定」の検索バーで「RAM Plus」と入力すると直接アクセスできます。
対処法2: Xiaomi/Redmi端末でのメモリ拡張再有効化
- 「設定」を開きます
- 「追加設定」をタップします
- 「メモリ拡張」を選択します
- スイッチをオンにして容量を選択します
- 再起動して設定を反映させます
対処法3: ストレージを整理してRAM Plus用の領域を確保する
ストレージ不足が原因の場合は、空き容量を増やします。
- 「設定」→「ストレージ」で現在の使用状況を確認します
- 不要なアプリをアンインストールします
- 「設定」→「デバイスケア」→「ストレージ」で「今すぐクリーン」を実行します
- ダウンロードフォルダの不要ファイルを削除します
- ストレージの空き容量を15GB以上確保してから、RAM Plusを有効化します
対処法4: バッテリーセーバーの設定を確認する
バッテリーセーバーがRAM Plusを無効化している場合の対処です。
- 「設定」→「バッテリー」を開きます
- 「バッテリーセーバー」または「省電力モード」の設定を確認します
- 「バックグラウンドアクティビティを制限」や「メモリ使用を制限」などの項目がオンになっている場合はオフにします
- RAM Plusを再度有効化します
対処法5: 開発者オプションの設定を確認する
- 「設定」→「開発者向けオプション」を開きます
- 「バックグラウンドプロセスの上限」が「標準の上限」になっているか確認します
- 「アクティビティを保持しない」がオフになっているか確認します
- 設定を修正後、端末を再起動します
対処法6: キャッシュパーティションをクリアする(Samsung)
システムキャッシュの破損が原因の場合は、リカバリーモードからキャッシュをクリアします。
- 電源をオフにします
- 音量アップ+電源ボタンを同時長押しします(機種により異なる)
- リカバリーメニューで「Wipe cache partition」を選択します
- 「Yes」で実行し、再起動します
- RAM Plusを再度有効化します

RAM Plus有無のパフォーマンス比較
| 項目 | RAM Plus無効 | RAM Plus有効(+4GB) | RAM Plus有効(+8GB) |
|---|---|---|---|
| マルチタスク保持 | 5〜8アプリ | 8〜12アプリ | 12〜18アプリ |
| アプリ再起動頻度 | 高い | 中程度 | 低い |
| ストレージ消費 | なし | 4GB消費 | 8GB消費 |
| バッテリー消費 | 基準 | やや増加 | 増加 |
| 読み書き速度 | N/A | 物理RAMより遅い | 物理RAMより遅い |
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よくある質問(FAQ)
Q. RAM Plusを有効にするとバッテリーは減りますか?
A. 若干消費は増えますが、体感できるほどの差はほとんどありません。ストレージへの書き込みが増えるため、理論上は消費増となりますが、日常使用では気になるレベルではないことがほとんどです。それよりもアプリが頻繁に再起動しなくなる分、総合的なバッテリー消費が安定することもあります。
Q. RAM Plusを有効にするとストレージの寿命が縮まりますか?
A. 理論上は書き込み回数が増えるため、UFS 3.1/4.0ストレージの長期的な寿命に影響する可能性があります。ただし、現代のストレージは数十TB規模の書き込みに耐えられるため、通常の使用期間(3〜5年)では実質的な問題は生じないとされています。
Q. Android 16では何GBのRAM Plusを設定するのが最適ですか?
A. 物理RAMが8GBの端末であれば4GB、6GBの端末であれば6〜8GBの追加が効果的です。ただし、ストレージの空き容量が十分にある場合に限ります。空き容量の50%以下には設定しないことをおすすめします。
Q. 設定してもすぐに無効化されます。どうすれば良いですか?
A. バッテリーセーバーとの連動が疑われます。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーセーバー」の詳細設定で「仮想メモリを制限」や「バックグラウンドを制限」などの項目を個別に確認してください。それでも解決しない場合は、メーカーのサポートに問い合わせることをおすすめします。
Q. RAM Plusがグレーアウトして選択できません
A. ストレージの空き容量が不足しているか、端末がRAM Plusに対応していない可能性があります。まずストレージの空き容量を確認し、15GB以上の空きを確保してから再試行してください。それでも解決しない場合は、端末がRAM Plusに対応していない機種かもしれません。
Q. RAM PlusとzRAMは同じものですか?
A. 異なる仕組みです。zRAMはRAM内でデータを圧縮する技術で、Android全端末に標準搭載されています。RAM Plusはストレージを使う追加の仮想メモリで、メーカーが独自に実装する機能です。Android 16では両方が組み合わさって使われています。

まとめ
Android 16でRAM Plusが無効化される主な原因は、OSのメモリ管理ポリシーの変更、OTAアップデート時の設定リセット、ストレージ容量不足、セキュリティパッチとの競合の4点です。
対処の流れとしては、まず設定メニューからRAM Plusを手動で再有効化し、ストレージの空き容量を15GB以上確保することが最優先です。バッテリーセーバーとの連動が疑われる場合は、省電力モードの詳細設定を見直してください。
RAM Plus自体の効果はメモリ不足端末での体感改善に有効ですが、根本的な解決には物理RAMの多い端末への移行が最も確実です。Android 16の今後のアップデートでメモリ管理の安定性が向上することが期待されているため、システムを常に最新の状態に保つことも重要です。
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