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ルーター再起動しても回線速度が戻らない原因と対処法【2026年最新版】

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ルーターを再起動したのに回線速度が戻らない…その原因と対処法

「インターネットが遅いからルーターを再起動したのに、速度が戻らない」「一時的には速くなるがすぐまた遅くなる」「再起動しても変化がまったくない」――こういったケースは、ルーター自体の再起動だけでは解決できない原因が潜んでいることがほとんどです。

この記事では、ルーター再起動後も速度が戻らない原因を分類し、それぞれの対処法を解説します。

この記事でわかること

  • ルーター再起動でも速度が戻らない根本原因
  • ONU・ルーターの正しい再起動手順
  • プロバイダ・回線側の問題か自宅側の問題かを切り分ける方法
  • Wi-Fiチャンネル干渉・電波混雑への対処法
  • 根本解決が必要なケース(機器交換・IPoE切り替え・ISP変更)

ルーター再起動後も速度が戻らない主な原因

原因1:ONUがリセットされていない

ルーターだけを再起動してもONU(光回線終端装置)はリセットされません。ONUは回線事業者(NTTなど)の設備とPPPoEやIPoEのセッションを管理しており、ルーターとONUを両方再起動することで接続をフレッシュな状態に戻せます。

正しい再起動手順:

  1. ONU(モデム)の電源コードを抜く
  2. ルーターの電源コードを抜く
  3. 30秒〜1分待つ(セッション情報がクリアされる)
  4. ONUの電源を先に入れる
  5. ONUのランプが安定するまで待つ(1〜2分)
  6. ルーターの電源を入れる
  7. 速度を計測する(Speedtest.net など)

原因2:夜間・ピーク時間帯のプロバイダ網混雑(PPPoE問題)

フレッツ光のPPPoE接続では、夜間(20時〜24時)にISPの混雑ポイント(NTE:ネットワーク終端装置)が混雑します。この場合、ルーターを何度再起動しても速度は戻りません。混雑が原因の場合は時間をおくか、IPoE(IPv6)接続に切り替えるのが根本解決です。

原因3:Wi-Fi電波の混雑・チャンネル干渉

近隣の無線LANと同じチャンネルを使っていると干渉が起き、速度が低下します。集合住宅では特に顕著で、ルーターを再起動しても自動でチャンネルを変えない限り干渉は継続します。

原因4:ルーターの熱暴走・経年劣化

長時間稼働したルーターは内部が高温になり処理速度が落ちます。また4〜5年以上使ったルーターは経年劣化で性能が低下します。再起動で一時的に冷えても、熱を持ちやすい状態は変わりません。

原因5:接続しているデバイスの増加・帯域の使い果たし

家庭内の複数デバイスが大量にデータを使っている場合(動画配信・クラウドバックアップ・ゲームのアップデートなど)、ルーターを再起動しても帯域が再び使われてしまいます。

原因6:回線そのもの・光ケーブルの劣化

屋外の光ファイバーの断線・半断線や、ONU〜ルーター間のLANケーブルの劣化が原因のことがあります。ケーブルの劣化は再起動では解決しません。

原因別の対処法

対処1:ONU+ルーターを正しい順序で再起動する

前述の手順でONUから先に再起動します。これだけで速度が回復するケースは多いです。

対処2:IPoE(IPv6)接続に切り替える

PPPoE混雑が原因の場合は、IPoE(v6プラス、transix、IPv6オプションなど)に切り替えることで、夜間でも安定した速度を確保できます。多くのISPで無料または月額数百円で提供されています。まず現在のISPに問い合わせてください。

対処3:Wi-Fiチャンネルを手動で変更する

  1. ルーターの管理画面にアクセス(192.168.1.1や192.168.0.1)
  2. 「無線LAN設定」または「Wi-Fi設定」を開く
  3. 2.4GHzの場合:チャンネルを1、6、11のいずれかに手動設定(自動から変更)
  4. 5GHzは干渉が少ないため、5GHzに接続先を変えるのも効果的

対処4:ルーターの設置場所と冷却を改善する

  • 棚や箱の中から出して通気性の良い場所に移動
  • 縦置きにして側面に熱がこもらないようにする
  • 5年以上使っている場合は買い替えを検討

対処5:帯域を占有しているデバイスを特定する

  1. ルーター管理画面の「接続デバイス一覧」を確認
  2. PCやNAS、スマートTVなどのバックグラウンド通信を停止する
  3. 速度計測ツールでPCのみ接続した状態の速度と、全デバイス接続時の速度を比較

対処6:LANケーブルを交換する

ONU〜ルーター間のLANケーブルが古い(カテゴリ5以下)または破損している場合、高速な回線でも速度が出ません。カテゴリ6以上のケーブルに交換してください。

対処7:ISPまたは回線事業者に問い合わせる

上記を試してもまったく改善しない場合、ISP側の設備障害・設備増強の遅れ・光ケーブルの劣化などが原因の可能性があります。ISPのサポートに連絡して「速度が出ない」と報告してください。

速度が「遅い」のか「不安定」なのかで原因を切り分ける

症状 主な原因 対処法
常に遅い 回線品質低下、ISP帯域不足、ルーター劣化 ISPに問い合わせ、機器交換
夜だけ遅い PPPoE網混雑 IPoE切り替え
Wi-Fiだけ遅い(有線は速い) 電波干渉、チャンネル問題 チャンネル変更、5GHz利用
一時的に速くなるがすぐ遅くなる ルーター過熱、帯域占有 冷却改善、デバイス確認
特定のサービスだけ遅い そのサービス側の問題 時間をおいて再試行

よくある質問(FAQ)

Q1:再起動するとなぜ一時的に速くなるのですか?

A:再起動することでルーターのメモリがクリアされ、古い接続情報(PPPoEセッション等)がリフレッシュされます。しかし根本原因(混雑、干渉、劣化)が残っていると、すぐにまた遅くなります。

Q2:速度測定はどこで行えばいいですか?

A:Speedtest.net(https://www.speedtest.net/)や、nttの速度計測サービスが代表的です。PCを有線接続して測定すると、Wi-Fiの問題かどうかを切り分けられます。

Q3:IPoEに切り替えると料金は変わりますか?

A:多くのISPではIPoE(v6プラス等)は無料またはオプション料金(月数百円)で提供されています。現在のISPのサービス内容を確認してください。

Q4:ルーターを新しくすれば速くなりますか?

A:ルーターが原因の場合(経年劣化・性能不足)は速くなります。ただしISP混雑やONUの問題が原因の場合、ルーターを変えても改善しません。まず有線で速度を測り、原因を切り分けてからルーター交換を検討してください。

Q5:最大1Gbpsの契約なのに100Mbpsも出ません。なぜですか?

A:最大1Gbpsは理論値であり、実際には混雑・距離・ルーター性能などで変わります。夜間は100Mbpsを下回るケースも珍しくありません。IPoEへの切り替えとWi-Fi6対応ルーターの導入で大幅に改善することが多いです。

まとめ

ルーター再起動で回線速度が戻らない場合は、以下の順番で対処しましょう:

  1. ONU+ルーターを正しい順番で再起動する
  2. 夜間に遅い場合はIPoE(IPv6)接続に切り替える
  3. Wi-Fiが遅い場合はチャンネル変更または5GHz帯を利用する
  4. ルーターが古い・熱い場合は冷却改善または買い替え
  5. 改善しない場合はISPに問い合わせる

根本的な解決のためには、速度が遅くなるパターン(常時・夜だけ・Wi-Fiのみなど)を把握して原因を特定することが重要です。

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