※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
Windows 11のパソコンで、ドライバーの更新が失敗する・インストールできない・エラーが表示されるといったトラブルに困っていませんか?
ドライバーはパソコンのハードウェア(グラフィックカード、サウンド、ネットワークアダプターなど)を正しく動作させるための重要なソフトウェアです。ドライバー更新が失敗すると、デバイスが正常に動作しなくなったり、ブルースクリーン(BSoD)が発生したりする可能性があります。
本記事では、Windows 11でドライバー更新が失敗する原因を詳しく解説し、初心者でも安全に試せる具体的な対処法をステップバイステップでご紹介します。
この記事でわかること
- Windows 11でドライバー更新が失敗する主な原因と判別方法
- Windows Updateからのドライバー更新が失敗する場合の対処法
- デバイスマネージャーでドライバーがインストールできない時の解決策
- ドライバーの手動インストール方法(メーカー公式サイトから)
- トラブルシューティングツールの活用方法
- ドライバーのロールバック(前のバージョンに戻す)手順

Windows 11でドライバー更新が失敗する主な原因
ドライバー更新の失敗にはさまざまな原因があります。以下の表でよくある原因と症状を確認し、自分のケースに当てはまるものを特定しましょう。
| 原因 | 症状の特徴 | 対処法 |
|---|---|---|
| Windows Updateキャッシュの破損 | エラーコード0x80070002、0x80073712 | 対処法1 |
| ドライバーの互換性問題 | 「このデバイスと互換性がありません」と表示 | 対処法2・5 |
| 既存ドライバーとの競合 | インストール途中でエラー、デバイスに黄色い「!」マーク | 対処法3 |
| システムファイルの破損 | 複数のドライバーが同時に失敗 | 対処法4 |
| ストレージ容量不足 | 「ディスク容量が不足」エラー | 対処法6 |
| セキュリティソフトによるブロック | ダウンロードは成功するがインストールが中断 | 対処法7 |
| ドライバー署名の問題 | 「デジタル署名されていません」警告 | 対処法8 |
エラーコードの見方
Windows Updateやデバイスマネージャーに表示されるエラーコードは、原因の特定に役立ちます。以下は頻出するエラーコードと意味の一覧です。
| エラーコード | 意味 |
|---|---|
| 0x80070002 | 更新ファイルが見つからない(キャッシュ破損の可能性) |
| 0x80073712 | コンポーネントストアの破損 |
| 0x800f0922 | システム予約パーティションの容量不足 |
| 0x80240034 | ドライバーのダウンロードに失敗 |
| 0x800705b4 | 更新のタイムアウト |
| コード28 | ドライバーがインストールされていない |
| コード39 | ドライバーが破損しているか見つからない |
| コード52 | ドライバーのデジタル署名を検証できない |
対処法1:Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
Windows 11には、Windows Update関連の問題を自動的に診断・修復するトラブルシューティングツールが内蔵されています。最も手軽に試せる方法なので、まずはこれから始めましょう。
手順
- 設定を開く:キーボードの Windowsキー + I を同時に押して「設定」を開きます
- システムを選択:左側メニューから「システム」をクリックします
- トラブルシューティングを開く:「トラブルシューティング」>「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします
- Windows Updateを実行:「Windows Update」の横にある「実行する」ボタンをクリックします
- 診断を待つ:自動診断が始まります。問題が見つかった場合は「この修正を適用する」をクリックして修復します
- パソコンを再起動:修復完了後、パソコンを再起動してドライバー更新を再試行します
対処法2:Windows Updateキャッシュをクリアする
Windows Updateのキャッシュ(一時ファイル)が破損していると、ドライバー更新が正しくダウンロード・インストールされません。キャッシュを手動でクリアして問題を解消しましょう。
手順
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く:スタートメニューで「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選びます
- Windows Updateサービスを停止:以下のコマンドを1行ずつ入力してEnterキーを押します:
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver - キャッシュフォルダをリネーム:以下のコマンドで一時ファイルをリネームします:
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old - サービスを再開:以下のコマンドでサービスを再開します:
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver - パソコンを再起動してドライバー更新を再試行します

対処法3:デバイスマネージャーからドライバーを再インストールする
デバイスマネージャーで問題のあるデバイスのドライバーを一度アンインストールしてから再インストールすることで、ドライバーの競合を解消できます。
手順
- デバイスマネージャーを開く:スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します
- 問題のあるデバイスを探す:黄色い「!」マークが付いているデバイスを見つけます。カテゴリを展開して確認してください
- ドライバーのアンインストール:問題のデバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します
- 確認ダイアログ:「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」にチェックを入れて「アンインストール」をクリックします
- パソコンを再起動:再起動すると、Windowsが自動的に適切なドライバーを検索してインストールします
- 自動インストールされない場合:デバイスマネージャーのメニューバーから「操作」>「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします
注意:グラフィックドライバーをアンインストールすると画面解像度が変わることがありますが、再インストール後に元に戻ります。ネットワークドライバーの場合は、有線LANケーブルを使えるようにしておくと安心です。
対処法4:システムファイルチェッカー(SFC)とDISMを実行する
Windowsのシステムファイルが破損していると、ドライバーのインストールプロセスが正常に動作しません。SFCとDISMコマンドでシステムファイルを修復しましょう。
手順
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く:スタートメニューで「cmd」と検索し、「管理者として実行」を選択します
- DISMコマンドを実行(先にこちらを実行します):
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
※ 完了まで10〜30分かかることがあります。「操作が正常に完了しました」と表示されるまで待ってください
- SFCコマンドを実行:
sfc /scannow
※ 完了まで5〜15分かかります。「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、正常に修復されました」と表示されれば成功です
- パソコンを再起動してドライバー更新を再試行します
対処法5:メーカー公式サイトからドライバーを手動インストールする
Windows Updateやデバイスマネージャーでの自動更新が失敗する場合、デバイスメーカーの公式サイトから最新ドライバーを直接ダウンロードして手動インストールする方法が確実です。
手順
- デバイスの型番を確認する:デバイスマネージャーで対象デバイスを右クリック >「プロパティ」>「詳細」タブ >「ハードウェアID」でデバイスの型番を確認します
- メーカーの公式サイトにアクセス:
- NVIDIA:
nvidia.co.jp/drivers - AMD:
amd.com/ja/support - Intel:
intel.co.jp/content/www/jp/ja/support.html - Realtek:
realtek.com/downloads
- NVIDIA:
- 製品を選択してドライバーをダウンロード:OSを「Windows 11」に指定して最新ドライバーをダウンロードします
- ダウンロードしたファイルを実行:.exeファイルをダブルクリックしてインストーラーの指示に従います
- パソコンを再起動して正常に動作するか確認します
パソコンメーカー別のドライバーダウンロードページ
| メーカー | ドライバーダウンロードURL |
|---|---|
| Dell | dell.com/support |
| HP | support.hp.com |
| Lenovo | pcsupport.lenovo.com |
| ASUS | asus.com/jp/support |
| NEC | support.nec-lavie.jp |
| 富士通 | azby.fmworld.net/support |
| dynabook(東芝) | dynabook.com/assistpc/download |
対処法6:ストレージの空き容量を確保する
ドライバーのインストールには一時ファイルの展開スペースが必要です。Cドライブの空き容量が10GB未満の場合、容量不足が原因でインストールに失敗することがあります。
手順:ディスクのクリーンアップ
- 設定を開く:Windowsキー + I
- システム > ストレージを選択します
- 一時ファイルをクリックして、削除可能なファイルを確認します
- ファイルの削除:「一時ファイル」「Windows Update のクリーンアップ」「配信の最適化ファイル」にチェックを入れて「ファイルの削除」をクリックします
目安:ドライバー更新に必要な空き容量は通常5〜10GB程度です。Cドライブに20GB以上の空きがあれば安心です。
対処法7:セキュリティソフトを一時的に無効化する
サードパーティ製のセキュリティソフト(ウイルスバスター、ノートン、マカフィーなど)がドライバーのインストールをブロックしている場合があります。
手順
- タスクバー右下の通知領域にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリックします
- 「一時的に保護を無効にする」「リアルタイムスキャンを一時停止」などのオプションを選択します
- ドライバーの更新を再試行します
- 更新完了後、必ずセキュリティソフトを再度有効にしてください
重要:セキュリティソフトを無効にしている間は、不審なWebサイトへのアクセスやメールの添付ファイルの開封は避けてください。ドライバー更新後は速やかに有効に戻しましょう。

対処法8:ドライバー署名の強制を一時的に無効にする
Windows 11はセキュリティのため、デジタル署名されていないドライバーのインストールをブロックします。メーカー公式ドライバーでも署名が古い場合にブロックされることがあります。
手順
- 設定を開く:Windowsキー + I
- システム > 回復を選択します
- 「今すぐ再起動」をクリック:「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」ボタンをクリックします
- トラブルシューティングを選択:再起動後、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>「再起動」をクリックします
- ドライバー署名の強制を無効にする:再起動後のメニューで 7キー(またはF7)を押して「ドライバー署名の強制を無効にする」を選択します
- ドライバーをインストール:Windows起動後、ドライバーのインストールを試みます
注意:この設定は次回再起動時に自動的に元に戻ります。署名のないドライバーをインストールする際はセキュリティリスクがあるため、信頼できるメーカーのドライバーのみ使用してください。
対処法9:ドライバーをロールバック(前のバージョンに戻す)する
最新ドライバーに更新した後にデバイスが正常に動作しなくなった場合、以前のバージョンに戻すことで問題が解決します。
手順
- デバイスマネージャーを開く:スタートボタンを右クリック >「デバイスマネージャー」
- 対象デバイスのプロパティを開く:デバイスを右クリック >「プロパティ」
- ドライバータブを選択:「ドライバー」タブをクリックします
- 「ドライバーを元に戻す」をクリック:ボタンがグレーアウトしている場合は、以前のドライバーが保存されていないため使用できません
- 理由を選択:ロールバックの理由を聞かれたら該当するものを選択して「はい」をクリックします
- パソコンを再起動して動作を確認します
対処法10:クリーンブートでドライバーをインストールする
他のプログラムやサービスがドライバーインストールに干渉している可能性がある場合、クリーンブート(最小構成起動)でインストールを試みましょう。
手順
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、
msconfigと入力してEnterキーを押します - 「サービス」タブをクリックし、「Microsoft のサービスをすべて隠す」にチェックを入れます
- 「すべて無効」をクリック:サードパーティのサービスがすべて無効になります
- 「スタートアップ」タブをクリックし、「タスク マネージャーを開く」をクリックします
- スタートアップ項目をすべて無効:各項目を右クリックして「無効にする」を選択します
- パソコンを再起動してドライバーのインストールを試みます
- 完了後、元に戻す:msconfig で「サービス」タブの「すべて有効」をクリックし、スタートアップ項目も有効に戻して再起動します
対処法11:Windows 11を最新バージョンにアップデートする
Windows 11自体のバージョンが古い場合、新しいドライバーとの互換性に問題が生じることがあります。Windows Updateで最新の累積更新プログラムを適用しましょう。
手順
- 「設定」>「Windows Update」を開きます
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします
- 利用可能な更新プログラムをすべてインストールします
- パソコンを再起動してからドライバー更新を再試行します
よくあるドライバートラブルと個別の解決策
グラフィックドライバー(GPU)の更新が失敗する場合
グラフィックドライバーは最も更新頻度が高く、トラブルも多いドライバーです。以下の手順で完全にクリーンインストールしましょう。
- メーカー公式サイト(NVIDIA、AMD、Intel)から最新ドライバーをダウンロードします
- インストーラーを起動し、「カスタムインストール」>「クリーンインストールを実行する」にチェックを入れます
- インストール完了後に再起動します
ネットワークドライバーの更新が失敗する場合
ネットワークドライバーの更新に失敗すると、インターネットに接続できなくなることがあります。事前にUSBメモリやスマートフォンのテザリングなど、別の接続手段を用意しておきましょう。
サウンドドライバーの更新が失敗する場合
Realtekのサウンドドライバーが失敗するケースが多く報告されています。パソコンメーカーの公式サイトから提供されているサウンドドライバーを使うのが最も確実です。
この記事に関連するおすすめ商品
バッファロー USB LANアダプター(有線LAN変換)
約1,580円
ネットワークドライバー更新失敗時の緊急用。USB接続で即ネット接続可能
サンワサプライ USB外付サウンドカード
約1,980円
内蔵サウンドドライバーのトラブル時に。USB接続で安定した音声出力
SanDisk USBメモリ 64GB
約890円
ドライバーのバックアップやオフラインインストールに便利
※ 価格は変動します。最新価格はリンク先でご確認ください
よくある質問(FAQ)
まとめ
Windows 11でドライバー更新が失敗する場合の対処法を優先度順にまとめます。
| ステップ | 対処法 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| Step 1 | トラブルシューティングツールを実行 | 5分 |
| Step 2 | Windows Updateキャッシュクリア | 10分 |
| Step 3 | デバイスマネージャーから再インストール | 10分 |
| Step 4 | SFC/DISMでシステムファイル修復 | 30分 |
| Step 5 | メーカー公式サイトから手動インストール | 15分 |
| Step 6 | クリーンブートでインストール | 20分 |
多くの場合、Step 1〜3までの基本的な対処法で解決します。エラーコードが表示されている場合は、本記事のエラーコード一覧を参照して原因を特定し、対応する対処法を優先的に試してみてください。
ドライバーはパソコンの安定動作に欠かせない重要なソフトウェアです。更新に失敗しても焦らず、本記事の手順を一つずつ試して確実に解決しましょう。
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!